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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

夜桜坂

2006-04-07 00:41:37 | 千里山花物語り
もう今日はいよいよ千里山の桜も満開といえる状態です。ここは通称「桜のトンネル」と言われている千里山団地の名所なのですが、初めて夜桜が本当に美しいと感じました。僕は桜は花の時期より、どちらかと言えば新緑の葉桜の方が好きです。気候的に爽やかなこともあると思いますが、基本的に緑が好きなのかも知れません。
しかし今夜見上げた桜は、ちようど街灯や雪洞のカクテル光に陰影が浮き上がって、とても立体的で枝々に遠近感があって、すごく迫力がありました。日中は花びらが透けて、けぶるように平板に見え、曖昧な感じがあるのですが、今夜の桜には思わず見入ってしまいました。
実はその見上げたアングルでも撮影したのですが、普通のデジカメでは難しかったようで、どなたか一眼レフでそういう写真を撮られた方は、ぜひ見せて頂きたいと思います。

白木蓮の春でもあります!!

2006-04-06 00:34:05 | 千里山花物語り
今、千里山団地は桜の満開まぎわの一番美しい季節の中にいます。日本で一番古い団地の一つで、山の自然な起伏を利用して、建物と桜や楠などが調和して、落ち着いた佇まいを感じさせています。今日は又しっとりと雨に濡れて特別に春の愁いを感じさせてくれました。何年後かに公団の建て替え計画のために、取り壊される運命ということを想えば、より歴史の営みの重さが増してきます。
誰かが提案していたように、千里山の一ページが刻まれた建物を、その一部でも残して記念館として活用できないものでしょうか? 最近ではレトロな町屋が若者ショップとして生まれ変わっているという例もたくさんあります。
さて、写真の方は桜の花群れの中ですっかり忘れられたように佇む白木蓮です。僕は実は「千里山の春は木蓮が好き!」という一人かも知れません。この季節、千里山にはたくさんの木蓮、白木蓮の花木が咲きそろいます。欄の花に似ていて、木の欄で木欄から木蓮になったと聞きました。

千里山団地の素敵なサイトを紹介します

花の芽咲き

2006-04-04 00:17:23 | 千里山花物語り
4月3日の午前の桜開花は5分咲き程度でした。ゴツゴツと凹凸のある幹に点々と芽吹くように咲いているこの木は、ピーコック千里山店前の三角地に一本立っている熟木です。このように幹に咲きあがるようなものは珍しく、千里山でも余り見られないと思います。花の咲き方が、枝全体にふわっと覆う咲き方と、幹を飾る咲き方が合わさって、面白みがあって実に愛らしい姿になっています。
ところで、千里山には地形的に三角地が多いという特徴があります。このように細い角地の活かし方はなかなか難しいのですが、この一本の桜木によって春夏秋冬((花見・青葉・紅葉・落葉)、どれだけ住民の心を癒してくれているか、それは素晴らしいものがあります。
そして又、この桜の下には商店街ガイドマップ“夢・宙・遊・泳(ゆめそら)”の掲示板も立てられていて、僕にとっては二重に嬉しい三角地の活用スポットでもあるのです。

早咲き桜

2006-04-02 00:34:50 | 千里山花物語り
このところ花冷えのような陽気が、桜も十分に咲いていないというのに続いています。お陰でカフェ・ド・ゴーシュの企画による、大阪中之島水上バスでの津軽じょんがら&帝国ホテル花見弁当の開催当日(4月9日)は花が咲いている確率が高まりました。桜は咲くのを今かいまかと待っている間の方が結構楽しいのではないかと思います。
千里山もまだ二・三分咲きくらいなのですが、ここの桜だけはもう満開の状態です。月ヶ丘の急斜面に立つ関大女子寮の周りに植えられた早咲きの桜です。ソメイヨシノよりやや濃い花色の小さい花びらで、密度高く花が付いています。何となく女子寮に相応しいのではないかと想うのは、僕だけではないでしょう。
以前、千里山の商店街ガイドマップ“夢・宙・遊・泳(ゆめそら)”をデザインした時に、合わせてまちづくりプランのようなものを提出したことがありますが、その中で「桜の名所はいくらでも在ります。千里山の桜をオンリーワンにするために、早咲き桜(千葉房総の河津桜のような)から、遅咲き桜までを全てカバーして、千里山は一ヶ月間桜のまちづくり」を提案しました。その時の早咲き桜はもちろんここの桜をイメージしたものです。
それにしても、この桜の色とラベンダーの女子寮、そして真っ白な柵囲い、浅緑の芝草‥‥。

「影とサクラ花びら散る」

2006-03-27 00:44:51 | 千里山花物語り
千里山の春といえばやはり桜ですが、風物詩になっている公団千里山団地の雪洞の取り付けが行われているのを、先日駅へ向かう道すがら拝見しました。夜桜見物が近くで味わえていたのは、このような作業が営々と受け継がれてきたからなのだと、改めて自治会の方達に感謝をしながら通りすぎました。
千里山.NETでも「街並み案内」メニューで桜景のページを作る予定ですが、自分で撮り溜めた写真ばかりではなく、色んな千里山の桜写真を募集したいと思っています。今年の桜撮影は特に素晴らしいものを期待しております。
さて参考の写真ですが、ヨドバシカメラのカタログ冊子で春の写真の撮り方特集があり、そこで紹介されている杉本恭子さんという女性写真家の作品です。同時に掲載されている自然写真はそれぞれ確かな技術で撮影されて綺麗な写真ですが、この作品だけはまるで日本画のような芸術的な表現になっていると思います。桜といえばやはり仰ぎ見てというのが普通ですが、影に散った花びらが再び咲いて見えるという発見の感動が伝わってきます。儚く散ってしまう桜を愛おしむ日本人の心情にやさしく響く作品だと思います。
一眼レフカメラ基本撮影テクニック―絞り優先でこんなにやさしい

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