大一のオマケチャッカー付きデジパチ「マジックセブン」(7D、7I、7C)
★1990年(平成2年)登場
ルーレット型のドットデジタルをウリにした、旧要件末期の名機。
左、右、下のドットデジタルは、ルーレットの要領で、それぞれ矢印の方向に回転する。停止順は左⇒右⇒下。3つのデジタルが互い違いの方向に動くので、あまりじっと見ていると「デジタル酔い」をする。
左右の赤いデジタルがゾロ目でリーチとなり、下デジタルがゆっくりスクロールする。5コマでピタッと止まったり20コマ以上進んだりと、移行コマ数はランダム。
大一の先行機種「ニュービッグロータリーP2」のドラムルーレットをドットで再現したような、インパクト十分のデジタル。絵柄やサウンドにも「大一らしさ」が漂っており、リーチ時の「ビヨビヨ」音や大当り時の「ピリリリ…」という金属的な効果音が特徴。
★「マジック7」シリーズには、スペック違いの3兄弟が存在した。いずれも、意図的な連チャン性を持たないノーマル機である。
(1)マジック7D(マジックセブンD)
当時、私が向ヶ丘遊園「ニューギンザ」で打っていたのがコチラ。90年の12月頃に入ったと記憶する。裏には「フィーバーレクサスIVD」のシマがあった。
・賞球:6&12、大当り確率:1/211
・大当り絵柄…13種類(1~9、大一、$、¥、V)
・左右のデジタルにハズレ絵柄「0」、下デジタルにハズレ絵柄「F」がある。左に「0」が出た時点で、ハズレが確定。左右に「00」が停止しても、リーチにはならない。
・表面上の確率(13/14×14×14)と内部確率は同じ(1/211)。
・「ジャイアント7」や「グレートクイーン」でも使われた、大一伝統のスライド式アタッカーを搭載。
・アタッカー開放時間…23秒
(2)マジック7I(マジックセブンI)
・賞球:7&13、大当り確率:1/211
・大当り絵柄…13種類(1~9、大一、$、¥、V)
・左&下デジタルにハズレ絵柄「F」、右デジタルにハズレ絵柄「0」がある。左に「F」が出た時点でハズレが確定。「7D」とは、微妙に配列が異なる。
・表面上の確率と内部確率が同じ(1/211)。
・スライド式ではなく、前開き式アタッカーを搭載。「7D」に比べ、オマケチャッカーに流れやすい構造だが、オマケをマイナス調整にして絞る店も少なくなかった。
・アタッカー開放時間…約22秒(「7D」よりも短く、出玉的にはマイナス要素)
(3)マジック7C(マジックセブンC)
(盤面は「7I」と同じ)
・賞球:7&13、大当り確率:1/225(他の2機種より確率が悪い)
・大当り絵柄…15種類(0~9、大一、$、¥、V、F)
・「7D」と「7I」ではハズレ絵柄だった「0」と「F」も、「7C」では大当り絵柄に格上げされている。0やFで当った経験のある人は、「7C」を打っていたという事だ。
・表面上の確率(15/15×15×15)と内部確率は同じ(1/225)。
・アタッカーは、「7I」と同じ前開き式アタッカーを搭載。やはりオマケチャッカーには流れ易いが、釘調整次第で1700個ほどしか出ない店(無制限の店など)もあった。
・アタッカー開放時間…約22秒(「7I」と同じで、出玉的にマイナス要素)
90年12月‥何を打って居たのだろう‥名前は忘れましたが6だか7のリーチは絶対当たるって台がありましたよね?この頃でしょうか??