とある設計事務所のスタッフダイアリー

兵庫の輸入住宅建築設計事務所・セルビーハウジングのスタッフがふと感じたこと、つぶやきを日記にしてみました。

介護保険住宅改修研修会

2009-02-24 09:32:17 | 住宅事情・商品情報
おはようございます、山口です。今日も雨 すっきりしませんね。

さて、昨日の事ですが姫路市主催の〔介護保険住宅改修・福祉用具事業研修会〕に参加してきました。

「介護保険住宅改修」というのは、要介護認定の「要支援1」以上の認定を受けた方のお住まいを、
介護や自立しやすいように改装する場合、工事費用の9割を介護保険で支給しますよ、という制度です。

支払われる工事費用の上限は20万円ですので、そのうちの9割、最大18万円が介護保険から支払われるのです。

例えばトイレを和式から洋式に替え、手摺も付けて工事費の総額が25万円になった場合、
20万円を超えてますので介護保険から最大の18万円が支給され、自己負担は7万円となります。

また、階段に手摺を取り付けて5万円掛かったとすると、自己負担は1割の5千円です。

これらの工事をするには、専門の資格を持った人にこの人にはこういった工事が必要ですといった内容の「理由書」という書類を書いてもらい、事前に市に申請しないといけません。

その必要な資格は「介護支援専門員(ケアマネ)」 「理学療法士」 「作業療法士」
「福祉住環境コーディネーター2級以上」などです。

私はそのうちの「福祉住環境コーディネーター2級」の資格を持っていますので、「理由書」の作成と「市への申請書類」の作成と提出まで行い、何度もこの「介護保険住宅改修」を行ってきました。

今回の研修はその有資格者だけの研修で、申請手続きの変更点や
「住宅改修、福祉用具の基礎知識」といった内容の研修でした。

内容は普通でしたが、変更点の確認などが出来たのはよかったかなと・・・

「要支援」「要介護」の認定を受けるためには「医師の意見書」をもらったり市からの「訪問調査」など各種手続きがいりますが、もし認定を受けられたら「住宅改修」だけでなく「福祉用具の購入補助や貸与」などいろんなサービスが受けられます。

それを知らずに苦労してらっしゃるお年寄りの方もたくさんおられると思うので、研修も大事ですが、そういったサービスをお知らせする活動を姫路市さんに頑張っていただきたいなと思いました。

以上、昨日の出来事でした。


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