月刊オダサガ増刊号

2024年創刊予定の「月刊オダサガ」の増刊号です。
「月刊オダサガ」編集長が好き勝手に書いているブログです。

せきねりゅうしの日記「ぱコのいネ」

2014-02-03 18:53:10 | 日記
 よくもまあ、毎日こんなくだらないことを延々と書いているなと呆れている諸兄も多いことだろうが、こんなものは序の口である。せきねりゅうしのブログという、インターネットという架空世界にはこれの何倍もの駄文が延々と書き連ねられている。あのブログを読んでいる人間の気がしれないが、そういう汚いもの見たさの、心の広い寛大な方々によって支えられているのが私であり、この店である。

インターネットは架空世界にも関わらず、実世界にも大きな影響を及ぼすようになってきた。エジプトなどはそれで政権交代してしまったくらいだ。日本でもそのうちインターネット投票などというものができて政権が交代するかもしれない。架空などといって侮っている場合ではない。悔やむべき事態だ。

侮ると悔やむはそっくりだ。これはパーソナルコンピュータの漢字変換機能によって気づいた。パーソナルコンピュータはインターネット架空世界に大きく貢献しているが、いかんせん、名前が長い。といって略語は使わないなどと余計な宣言をしてしまったばかりだ。ナルコンなどとは意地でも呼べない。ここは平仮名片仮名連立表記方式によってぱコと呼ぶことにする。

ぱコの発達によっていネの架空世界が拡大している。パチンコ屋の流行によってパチンコ屋が増え続けていくのに似ているともいえるし関係ないかもしれない。

パチンコ屋というのはなぜ、あんなに人が多いのだろう。私などは飽きっぽい性格なため、同じ姿勢で手を固定する遊びの楽しみ方がわからない。人に尋ねたところ、誰も楽しんでいる人などいないらしい。楽しくないけれど通う場所であるらしい。学校のようなものなのだろう。

学校というのは不思議なシステムがあって、勉強が好きだという奇特な人から順に卒業させられるらしい。勉強がキライで行きたくないという人から順に卒業できるようにしたら、勉強好きな人にも勉強嫌いな人にも喜ばれると思うのだが、学校というものは人を喜ばせる場所ではないらしい。いったい何のためにあるのか、尋ねてみたいが、誰に尋ねたら答えてくれるのかが分からない。永遠の謎となりつつある。

いネにはヤッホー知恵袋というコーナーがあるが、答えている人間がホラ吹きであるかもしれないからアテにはならない。かくいう私もホラフキンと呼ばれている。正確には自分でそう呼んでいるだけで、私をホラフキンなどという無礼者には未だ出会っていない、相変わらず悪運だけは強い。

運というのは面白いもので、流れというものに左右されるらしい。いわゆるツキという代物だ。ツイテいるなどとよく言うが、狐ツキともまた違うらしい。

今年の正月麻雀では珍しく3連勝もしたが、得はなかった。麻雀に勝っただけである。非合法なギャンブルではない、健康麻雀と呼ばれるものだった。その後、合法ギャンブル競馬の金杯というレースの勝ち馬投票券を買ったが勝てなかった。勝てないのに勝ち馬投票券という名称はおかしい。勝ったり負けたり投票券とでも呼ばれていえば間違って買うこともなかった。来年からは気をつけよう、と去年も思ったことを思い出した。人は変わらないということなのか。

せきねりゅうし

今日もママはいない 7

2014-02-03 12:48:20 | 小説「今日もママはいない」
今日もママはいない 7

「ごめん、これから門限破らないように気をつけるからさ」ウータンは何度も何度もパスモに頭を下げた。

 パスモは黙って食事をしている。

 パーマが見かねて声をあげた。「パスモ、ウータンを許してあげて」

 ドロンジョが食事を持ってきた。「ほら、ウータン、食べな」

 パスモがドロンジョを睨みつけた。「勝手なこと、するんじゃねえ」

 それからしばらく、沈黙が続いた。パスモが不機嫌な時には、大低、この家では沈黙が続く。

 パスモは夕食を終えた。「ドロンジョ、ごちそうさま。食器、下げてくれ」ドロンジョは言われた通りに食器を台所に持って行き、そのまま洗い始めた。

「さて、ウータン、どうして欲しい?」
「許して欲しい」
「許すって、何を?」
「門限を破ったこと」
「門限破ったんだ?」
「うん、破った」
「寝ていて気付かなかったんだろ?」
「それでも破ったことには違いない」

 パスモは天井を仰いだ。「よし、よく言えた。ドロンジョ、ウータンに食事を与えてくれ」
「今日は随分と早く許してやるんだな」カラーマンが微笑んだ。「いつもはもっと、ネチネチといじめるくせに」
「おい、俺がいつ、いじめなんかしたっていうんだよ」
「ごめん、いじめじゃなかった。説教だったな」
「そうだ、説教といじめは全然違う。ウータンは自分のどこがいけないのか、ちゃんと分かっていた。だからそれで終わりにした」
「いかなる理由があろうと約束は破ってはいけない、ってことね」

 それはパスモがいつも繰り返す言葉だった。

 いかなる理由があろうと約束は破ってはいけない。

 約束さえ守れれば、この家に平和が訪れるかの如く、パスモはその言葉に固執していた。仲間もまた、そう思うようになってきた。ここに住み始めて半年、徐々にその言葉はこの家の住人に定着してきた。

「でさあ、ウータン、次からはどうしたらいいと思う?」カラーマンが尋ねた。
「うーん、むずかしい。わからない」ウータンは約束を破った罪を認めてはいるが改善策についてはアイディアがなさそうであった。
「時計、目覚まし時計を持っていけよ」カラーマンはウータンに優しくアドバイスをした。カラーマンのアドバイスはいつも実に的確である。
「わかった、そうする」
「じゃあ、これをウータンにあげる」
「え?いいの?カラーマンが困るんじゃない?」
「俺、全然使ってないんだ。時間は身体が教えてくれる」
 かっこつけて言った台詞のようにも聞こえるが、実際、カラーマンは時計なしでも時間には正確であった。

 ウータンの件が思ったより早く片付いて、この家の住人達はホッとしたのか、やっといつものようにてんでんに遊び始めた。遊びに夢中になりながらも、順番に風呂に入ることだけは抜け目なくやっていた。

 子供というのは不思議なもので、大人から強制されているうちはなかなか自主的に動けないものだが、大人がいなくなればあっさりと自立する。大人がいなくなって子供が大人になる。これは年齢の問題ではない。相対的な関係によって、人は大人にも子供にもなる。

 保護者がいないから、彼らは大人にならざるを得なかった。成り切ってはいないものの、近づいてはいる。

 手本を示しているのはパスモであり、次にはカラーマンであった。パスモとカラーマンはこの家に住み始める前から大人にならざるを得ない環境にいた。

 それはよい環境ではないということに他ならなかった。ひどい環境で生きてきたがゆえにパスモもカラーマンもさっさと大人になってしまった。

 やがて午後9時になった。消灯の時刻である。これもまた、守らなければならない、ひとつの掟であった。寝る寝ないはともかく、家の灯りは消えた。

 一日が終わった。

032 「学校大奥」長池小学校裏物語 3-2 ゆっこ喫煙疑惑

2014-02-03 11:27:49 | 脚本「ママは名探偵」~「学校大奥」
「学校大奥」長池小学校裏物語 3-2

華子「じゃあさ、せっかくだから、きっこちゃん、ここに呼んじゃおうか?」
弓菜「え?いきなり?」
華子「善は急げっていうでしょ?ねえ、四郎くん」
四郎「はい、なんでしょう?」

四郎くんと呼ばれた居酒屋の店員さんがこちらにやってきました。

華子「きっこちゃんに電話して、ここに呼び出してよ」
四郎「毎度毎度無茶言わないでください」
華子「それも接客サービスよ、お願い」
四郎「華子さんが自分でかければいいじゃないですか?」
華子「それがさ、携帯電話、忘れてきちゃったのよ」
四郎「仕方ないなあ、今回だけですよ」

四郎くんは奥に行ってしまいました。

弓菜「仲、いいのね。彼氏?」
華子「違う違う。私、ここの常連だから」

学校近くの居酒屋の常連ねえ。やっぱり変だわ、ここの学校。

季来子「お待たせしました、先輩方」
華子「ごめんね、もしかして家に帰ってた?」
季来子「まだ学校にいましたから、大丈夫です」
弓菜「新垣さん、私、由井弓菜です、よろしく」
季来子「はい、存じております。1年3組の担任になられたんですよね」

新垣季来子さんは、私、由井弓菜の大学の後輩だそうです。

弓菜「単刀直入に言うわ。なんで朝倉さんとはライバルなの?」
季来子「それは大学時代の話です。これからは同学年の担任同士、仲良くするつもりです」
弓菜「じゃあ、まず、あの烏田さんだっけ?あの子をなんとかしてあげなさいよ」
季来子「ごもっともです。鋭意努力いたします」
華子「由井ちゃんも教芸大出身なんだって」
季来子「そうなんですか?よろしくお願いします、先輩」

なんだ、新垣さんって、すごくまともな人じゃない。話してみてよかった。

優季子「じゃじゃーん、私を置いてくなんて狡いわよ」

あ、この人、新垣さんとそっくりの事務員、校舎の裏にいたあの女だわ。

季来子「ゆっこ、あなた、なんでここに来るわけ?」
優季子「たまたま、携帯電話の会話が聞こえちゃってね」
季来子「ノンアルコールだからね」
優季子「わかってるって。あ、これはこれは由井先生、その節はどうも」

季来子「その節?」
優季子「なんでもないわ、こっちの話」

弓菜「もしかして、姉妹なの?」

季来子「そうなんです、すみません」
弓菜「別に謝らなくてもいいじゃない」

季来子「いえ、これから確実にご迷惑をおかけすることになりますので」
優季子「きっこちゃん、失礼ね。ゆっこ、ヤケ酒しちゃおっかな」
季来子「優季子!」
優季子「冗談だって。そんなにイチイチ怒ってばかりいると、身体に悪いわよ」
弓菜「まあまあ、楽しくやりましょう」
華子「大丈夫よ、これがいつもの事なんだから」

やっぱり変だわ、長池小学校。

弓菜「ねえ、あなた、新垣さん、って、妹さんのほうの新垣さん」
優季子「もう新垣じゃないって。今は西野です」

え?この若さで既婚者?

弓菜「西野さん、お姉さんに心配かけちゃ、ダメよ」
優季子「勝手に心配されてるだけなんだけどな」
弓菜「あなた、未成年なんでしょ?もしかして煙草、吸ってる?」

季来子「煙草?」
優季子「まさかあ、吸いませんよ、来年までは」
弓菜「だよね、ごめんなさい。疑ったりして」

2月2日(日)のつぶやき

2014-02-03 07:04:19 | ツイートのまとめ

【二日続けて午前3時さま】明日から文筆活動を押さえて来週の映画撮影に備えます。ブログは放置気味になるかも、すみません。まずはストレッチからかな。絵コンテを描いて、歌とギターもやります。カメラテストもやるでお。ビッチーズ集結が楽しみだわ。


【廃品回収の街宣車】バカヤロー、朝っぱらからうるせえ、夢の中まで聞こえてきて起こされたじゃないか


【なんか足りない】と思って見つけた、能年玲奈の歌うNe-netのCM、これはすごい、誰が作ったんだ?カルピスウォーターは能年玲奈におんぶにだっこレベルで悪くないってくらいだけど


【能年玲奈の使い道】お菓子のCMもイマイチだな、能年玲奈に頼っちゃダメなんだよ。表情と声が抜群にいいってだけではもったいない。誰もついていけないような、能年玲奈すらついていけないような企画をやるべきで、それでも追い越してくるのが能年玲奈なんだよ。

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【自分だったら】ミスタースポックやヨーダみたいな特殊メイクをして街中で釣り銭の出ない自動販売機を怒って蹴りまくって、蹴った拍子に自動販売機から出てくるカルピスウォーターを顔にぶっかけてゲラゲラ笑う能年玲奈を撮るけどな。


【そろそろ】朝寝坊の店員だらけの文房具屋も開いた頃だな、スケッチブック買ってきて絵コンテ作りでもするか。


いよいよ弓菜が動き出す! 「学校大奥」長池小学校裏物語 3-1 弓菜諜報作戦開始 blog.goo.ne.jp/sekineryusi/e/…


【危険なブーメラン】つまらない客が集まる店って、結局店主がつまらなくしてるんだよな


【狭いニッポン】あーあ、文房具屋の一角に絵や文章をかくスペースがあればいいのに


【財政改革?】1年で増えた財政赤字を人数で割って公務員の給料から減らすっていうのはどうかな?


【絵コンテ】こんなに下手くそで伝わるのだろうか? pic.twitter.com/cChgaVcENR


【絵コンテ】最初のシーンだけで疲れ果てた pic.twitter.com/IZyHnWNdOk


【最強の食材?】長芋!日持ちするし、そのまま食べられるし、お腹ふくらむし、申し分ない!


リーダーパスモ、捜査にでかける! 「今日もママはいない 6 」 goo.gl/P8DYF8


【小田急相模原で映画に参加しませんか?】ゲキダンオダサガの映画ビッチーズではスタッフおよび出演者を募集しています。お気軽に連絡ください。最初の撮影は2月9日日曜日10時から15時までです。 pic.twitter.com/P9j16B5PIQ

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【SOR】今晩は山本慎太郎ショー&高雄文ロックンロールショーです、司会ふたりゲストふたりの大混戦です。写真は常連さんの6年前です。blog.goo.ne.jp/ryusisekine pic.twitter.com/rUSW3jKbbs


【見たことのない風景】真っ白に霞んだ小田急相模原駅、火事かと思ったが違うようだ。 pic.twitter.com/IHV2np3vrh

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