おおよそ、店の看板にクドクドとクダラナイ文言を貼ってある店になど、入りたくないものである。そんなことを重々承知していて、なおかつ貼ってしまうのは別に人に入ってほしくないからではない。大して痛くもないのに貼っているサロンパスのようなものだと思っていただきたい。
サロンパスの正面が真っ白なのは、やはり、そこに文字を書き込むためであろう。慌てて家を出てメモが取れない時にはサロンパスに書いておくといい、山田さんの旦那さんが女性と歩いていた2月1日15時などという要領だ。
女性と歩きたいというのは男の願望なのであろうか。連れて歩きたい女性ナンバーワンなどというバレーボール漫画みたいな言葉もあるくらいだから、願望なのかもしれない連れまわされたくない女性ナンバーワンについても是非アンケートを実施してほしい。
犬も歩けば棒に当たる、などという言葉もある。犬を連れて歩くと棒に当たるかもしれない。棒に当たるのがいいかどうかは個人の趣向であるから何ともいえない。当たりたい棒もあれば当たりたくない棒もある。私などはアイスキャンディについてはいつも当たりたいのだが滅多に当たらない。というより、買っていないのだから当たるはずもない。ちなみにアイスキャンディの中にあるのは、棒でなくバーと呼ばれていたりする。
バーといえば、ここもまたバーである。3代目三遊亭金馬師匠の居酒屋という落語で、居酒屋がバーになったという噺があった。昭和30年頃の噺であろうか。居酒屋というと古くさいのでバーに替えた店が多かったらしい。元々は居酒屋もバーも同類だったということか。ウナギ屋がイタリアンバルになるようなものなのであろう。
今は物事の移り変わりが早いらしく、3か月ごとにメニューを更新するのが当たり前らしい。この店、バースクールオブロックのメニューは6年前から更新されていない。どうりで人が訪ねてこないわけだ。メニューを更新しない代わりに個人ブログは日に何度も更新しているが個人ブログを見て店に来たという人は未だにいない。
移り変わりが早いといえば、オーディオビデオ、いわゆるAVの移り変わりも早い。AVというと別の言葉、アダルとイブと勘違いされるが、オーディオビデオだ。DVDもよくDVと勘違いされる。CDもEDもそうだ。
アルファベットなど26文字しかないのだから、勘違いが増えても仕方ない。五十音ならその倍近くある。平仮名と片仮名を合わせれば100はある。これを活用しない手はない。オーディオビデオはおビ、ドメスティックバイオレンスはどバ、エレクトリックダイヤモンドはえダにすれば、かなり勘違いは減るであろう。
日本人のアルファベット好きには困ったもので、店の名前までアルファベットにしている店すらある。お客の立場にもなってほしい。特に単語が複数あるなどというのは論外で、大抵、そんな店はいつもガラガラ、閑古鳥、青い鳥である。
そんなわけで店の名前を変えたいのだが、看板代が高くて変えられない。変えられないから人が来ない。人が来ないから金がない。金がないから看板が変えられない。負のスパーランドである。
せきねりゅうし
サロンパスの正面が真っ白なのは、やはり、そこに文字を書き込むためであろう。慌てて家を出てメモが取れない時にはサロンパスに書いておくといい、山田さんの旦那さんが女性と歩いていた2月1日15時などという要領だ。
女性と歩きたいというのは男の願望なのであろうか。連れて歩きたい女性ナンバーワンなどというバレーボール漫画みたいな言葉もあるくらいだから、願望なのかもしれない連れまわされたくない女性ナンバーワンについても是非アンケートを実施してほしい。
犬も歩けば棒に当たる、などという言葉もある。犬を連れて歩くと棒に当たるかもしれない。棒に当たるのがいいかどうかは個人の趣向であるから何ともいえない。当たりたい棒もあれば当たりたくない棒もある。私などはアイスキャンディについてはいつも当たりたいのだが滅多に当たらない。というより、買っていないのだから当たるはずもない。ちなみにアイスキャンディの中にあるのは、棒でなくバーと呼ばれていたりする。
バーといえば、ここもまたバーである。3代目三遊亭金馬師匠の居酒屋という落語で、居酒屋がバーになったという噺があった。昭和30年頃の噺であろうか。居酒屋というと古くさいのでバーに替えた店が多かったらしい。元々は居酒屋もバーも同類だったということか。ウナギ屋がイタリアンバルになるようなものなのであろう。
今は物事の移り変わりが早いらしく、3か月ごとにメニューを更新するのが当たり前らしい。この店、バースクールオブロックのメニューは6年前から更新されていない。どうりで人が訪ねてこないわけだ。メニューを更新しない代わりに個人ブログは日に何度も更新しているが個人ブログを見て店に来たという人は未だにいない。
移り変わりが早いといえば、オーディオビデオ、いわゆるAVの移り変わりも早い。AVというと別の言葉、アダルとイブと勘違いされるが、オーディオビデオだ。DVDもよくDVと勘違いされる。CDもEDもそうだ。
アルファベットなど26文字しかないのだから、勘違いが増えても仕方ない。五十音ならその倍近くある。平仮名と片仮名を合わせれば100はある。これを活用しない手はない。オーディオビデオはおビ、ドメスティックバイオレンスはどバ、エレクトリックダイヤモンドはえダにすれば、かなり勘違いは減るであろう。
日本人のアルファベット好きには困ったもので、店の名前までアルファベットにしている店すらある。お客の立場にもなってほしい。特に単語が複数あるなどというのは論外で、大抵、そんな店はいつもガラガラ、閑古鳥、青い鳥である。
そんなわけで店の名前を変えたいのだが、看板代が高くて変えられない。変えられないから人が来ない。人が来ないから金がない。金がないから看板が変えられない。負のスパーランドである。
せきねりゅうし