月刊オダサガ増刊号

2024年創刊予定の「月刊オダサガ」の増刊号です。
「月刊オダサガ」編集長が好き勝手に書いているブログです。

子育ての近況

2020-01-31 10:40:58 | イクメン日記
【タイムリーなネタではあるけれど】昨日は3歳男児と添い寝した。寝しなにつまらない話題でもすれば早く寝るかと、パパの3歳時代の昔話をしたが、予想外に喜ばれてしまった。

広島に住んでいたこと、ブルマークのウルトラ怪獣やトミーのプラレールなどから始まって、彼が一番、興味を持ったのは家の話だ。「二階建てってなーに?」と尋ねられたので、「階段がおうちの中にある家」と即席で答えたがそれでいいのだろうか。平屋、二階建て、マンションの見分け方は、階段がない、階段が中、階段が外というのが雑だが分かりやすいとは思う。

てっきり、テレビとおもちゃと絵本なんかが好きなんだと思いこんでいたが、世間話が新鮮らしい。半年前なら早かったかもしれないし、3か月後には興味ないかもしれない。会話から引きだして言葉を繋げる、というのはライブな感覚なんだ。

そこで「男性育休、1年取得を奨励 働く妻のキャリア支援にも 金融庁」みたいなニュースを見るとシラケル。官僚の提案はゲッティングワースな思考回路で、アテにならない、というより、もはや害悪かと思う。実際、子育て世代の中には「キャリアが途切れる」とか「収入が減る」とか、そんなことばかり気にする人も多く、だからそれがすでに「政府に刷り込まれていることなんだ」という自覚がなく、政府案を批判しているわけで、そういうのを目くそ鼻くそと呼ぶわけです。

意味のよくわからないカタカナ英語や、目先の金銭に振り回されず、まずは「自分と子供」がどういう立ち位置なのかを感覚的に捉える。それで休暇が必要ならとればいいでしょ、ということなんだと思うけどね。言われた通りにしか思考・行動ができない親が、自立した子供を育てようというのが令和の空気ですね。今はそれでかろうじて成立しているのでしょう?が、20年、30年後が心配で、だってそれは「僕はもうその場にいないかもしれない」から、その時に子供がひとりで困らないように、僕は今晩も彼との世間話に興じたいのです。