待望久しき「毛利元就着用色々威胴丸鎧写」が資料室にやって参りました。三本剣の前立も凛々しく、威の色も鮮やかでわくわくいたしますが、腹巻鎧の特徴として、脇で合わせるのではなく、後ろ合わせなので隙間があきます。
その隙間を覆うのが世にいう「臆病板」であります。
こればかりは現物を見ないとわからない、ということで、ぜひ手元におきたいと思っておりましたが、ゆくりなくも入手することができ、望外の喜びであります。ただし、まさに「腹巻」で、サイズが決まってしまっているため、やや細身の人しか着用できません、残念(泣)