「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

「おごれる、維新」

2012年02月24日 | 日記



読売新聞 2月24日(金)8時2分配信

 「常識がない。担当でない場合でも、議員の力を借りて詰問してくる。特に若い議員の社会人としてのマナーを再教育すべきだ」。

 「大阪維新の会」代表の橋下徹・大阪市長に23日、市職員から送り付けられたメールには、維新市議団についての苦言が事細かにつづられていた。橋下市長はすぐに謝罪のメールを返し、維新も24日に全所属議員を緊急招集、注意喚起する方針を決めた。

 橋下市長は就任後、自らのメールアドレスを全職員に公開。内部告発や職務上の課題などを受け付け、独自に情報収集している。

 問題のメールは、橋下市長就任で与党となった維新市議団の振る舞いについて「一番程度が悪く、(要求などが)露骨になっている。無理強いが多くなった」と指摘。「内容を言わず呼びつけ、支持者を連れてきて我々を詰問するなど、民間では、ありえるんでしょうか?」と疑問を投げかけた。

 さらに「与党だから、むげに断れない」と苦しい心境を吐露し、「市長のお考えを理解されているのか、甚だ疑問を感じることが多いです。この実態を国民が知ったら、あきれるでしょう。与党の議員から改めてもらわないと、昔ながらの議会のままで何も変わらない」と訴えている。

 これに対し、橋下市長は「議員の態度振る舞いについては申し訳ない。代表として維新の会に伝えます」と返信。関係部局にも早速、改善策を指示したという。

● 大阪維新の会に限らず、議員のマナーの低さはどの自治体でも同じだという、今まで1市民であった者が当選した翌日には先生と呼ばれる。登庁すれば職員は市民でいた時と扱い方は雲泥の差だ。いつの間にか自分は偉いんだと思うようになる。昔は先輩議員が議員のあるべき姿を指導したきたが、現代の風潮か先輩・後輩のケジメがつかなくなっているようだ。議員の役割、議員の責務も勉強せずに、天狗になっている議員が多いという、市民の代表だと勘違いし、大柄な態度で職員を呼びつける、また俺は聞いて聞いていないなどと行政の専任事項まで口を出す議員、支持者を連れてきて議員風を吹かせる議員、議員である前にひとりの人間としての勉強すべきだ。職員も遠慮せずにNOはNOとはっきり言うべきだと思うし、市幹部も毅然とした態度で接すべきだ。2元代表性とは行政と議会とがそれぞれの役割を果たしながら市民の福祉の向上の為に協力することではないのか・・・職員が公務員バッシングのやり過ぎに萎縮し、議員がそれを選挙の手段にする、そんなことがあってはならないと思う。