ようやくわかってきた

　先日来の「SMTP-AUTH」問題。やれサンダーバアドではどうなんだろうとか色々調べたり試したりしていてわかったこと。よーするに「SMTP-AUTH」とは単なるパスワード認証のことらしく、Thunderbirdの「ツールーアカウント設定」では「ユーザ名とパスワードを使用する」にチェックが入れてある＝「SMTP-AUTH」を使用している、ということらしい。「SMTP-AUTH」という名称が書かれていないのと、そもそもメールにパスワードが要るのは当たり前だと思っていたので、これに「SMTP Authentication」などというご大層な正式名がついているということを全く知らなんだ（大恥）。で、その下の「保護された接続を使用する」という項目にしか目が行っていなかった（「SMTP-AUTH」ってのはSSLやTLSと並んでチェック項目に置かれていると思った）のだ。

　つまり、「変わったメールアドレスを使ってみよう！」の最後で私が触れていた「送信時のパスワード設定」がそもそもこれに当たるわけだ。名前を知らなかっただけで最初から「SMTP Authentication」を使用していたという馬鹿さ加減。

　…ん？じゃあMD5ってなんじゃらほい。

　これは、どうやら「SMTP Authentication」の上位版みたいなもんなんじゃないかと推測している。「SMTP-AUTH」に対応しているメールサーバーやメールソフトはあるが、「MD5」だの「kerberos」だのに対応しているものはまだ少ない、ということなんじゃなかろうか。

　そしてここで “最初からパスワード設定が可能だった「mail.ru」が何でまたわざわざ「SMTP-AUTH」の設定方法なんぞを今頃になって知らせてきたのか？” という疑問が生じるわけだが、これはおそらく「MD5に対応した」っていうお知らせだったんじゃないかと考えてみた…のだが、やはりMD5では送信できない。おっかしーなー？と思ってもう一度メール本文をチェックしてみたら…

　あ、「４月７日から」って最初に書いてあるやん…

　うーむ。我ながら間抜けだ。

　ということで４月７日以降メールを送信する際に「MD5認証」が使えるようになっていれば目出たく私の疑問は全て氷解ということになるのだが、しかし、やはりメール本文を見渡してみてもどこにもそのような記述がなく、単に「SMTP-AUTHが使えるから設定してちょ」ということしか書かれていないようだ。う～ん謎。そもそも翻訳サイトで訳した「С 7 апреля 2005」という部分が本当に「4月7日から」という意味なのかも考えたら怪しいし…。色々と勉強になって楽しいことは楽しいのだが、疑問が完全に解決しないというのはなんだかむずむずした感じですっきりしないなぁ。

＜上記の内容に間違いや補足がございましたら識者の方々、どうかびしばしコメントしてやって下さい。よろしくお願いします＞