麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

初めての経験(きゃっ)

2006年02月07日 | Macintoshことはじめ/OS8.6
 一昨日(4日)の夜のこと。さぁもう寝ようかなというところでふとデスクトップを見ると、MacOS8.6がインストールしてある「ベロニカ」というボリュームがマウントされていないことに気づく。「あれ?もしかしていつの間にか操作ミスでアンマウントしちゃったかな?」と思い(ACARDのAEC-6280MでHDDを接続している場合SCSI接続扱いになるためファインダからクリック一発でアンマウントできてしまうので)、とりあえずアクティビティモニタを起動してみる…ものの、やはりマウントされていないため画面にそもそもベロニカが出てこない。

 「あれ? ディスクのアクセス権を検証したりだのなんだのをするアプリってなんだっけ…」眠さ爆発の身には頭が上手く回らない。眠い目をこすりながらも「あ、ディスクユーティリティだ!」と思い出して起動してみると、一応ベロニカは薄い字で表示されている。いかにも「とある事情によりマウントできません」状態。とりあえずお約束どおりディスクを検証・修復してみると…



 ↑こんな文字が。流石にちょっとシャレにならなくなってきた予感。ディスクユーティリティで直らないとなるとトラブル経験の少ないワタシにはさっぱりお手上げというものである(なんせディスクユーティリティにすら「これで直らない場合は他の修復プログラム使うかボリューム消去しか無いからね♪」と御丁寧に書かれているのだし←言うまでもないですが多少脚色済み)。

 ただでさえ眠くて頭がよく働かないながらも「おちつけ、まぁおちつけ。いいからおちつけ」と気を鎮める。なぁに、このボリュームが消えようとどうせ実害は無いに等しいのである。このベロニカにはOS8.6を快適に使用するために10Gの容量(パーティション切った時にクラシック環境用に何か必要書類入れさせられたので正確には8.5Gくらい)を用意してあったのだがなんせさっぱり8.6を使うことが無いのでそのうちおよそ8Gくらいはファイル倉庫と化しており、しかもそれらのファイルは「まぁ無くなってしまっても別にいいけど捨てるにはちょっと惜しいんだよな」という程度のものばかり。最悪データが復旧出来なくても8.6を入れ直して8.6用のアプリを色々落とし直したり入れ直したりするのが面倒と言うだけの話だ。

 微妙に焦りつつもどことなく冷めた状態で状況を調べてみる。「キー長が正しくありません」で検索してみると色々と見つかった。なんとなく分かったことは、

・この手のデータ破損はそこそこある出来事。
・市販のユーティリティソフトですぐ直る(ことが多い)。
・この手のトラブルには「ディスクウォーリア」というソフトが一番向いている(みたい)。

 「それほど複雑じゃないトラブルならOSのディスクユーティリティで直せるようにしといてくれんかなぁ」とも思うがそうなるとこのディスクウォーリア等のソフトがさっぱり売れなくなってしまうからこれはまぁ仕方なかろう。「ディスクウォーリア」に関しては初めて買ったMac雑誌(MacFan Beginners)にも載っていたので名前は知っている。値段を調べてみると大体7000~8000円程度のソフト。7000円弱のお金と引き換えに救い出したいデータかどうかと自問するとこれがまた非常に微妙。しかし何でも取っときたがりの性格なので金銭的に余裕のある時に買うことにしてとりあえずこの状態のままでいることに決定。どうしても8.6を使いたくなったら10.3.5を入れてある6GのデフォルトHDDを消去して使えばいいや。

 それにしてもシマンテック社の某ソフトは(最近のMacユーザーには特に)評判がよろしくありませんねぇ。そりゃ開発も終了するわけだよなぁ…。Windowsではセキュリティソフトにお世話になったメーカーさんゆえこの評判にはちょっと悲しい。

 因みに、こうなった原因はほぼはっきりしている。「ベロニカ」ボリュームの他にもう一つ倉庫として使っている約10G(8.5G)のボリュームがあるのだがそっちの容量がいっぱいになってきたので8.6の方に大量に移し替えたのだ。その際一応アクティビティモニタで残り容量も確認したが数百Mしか残っていなかったので、まぁ詰め込みすぎたのがいけなかったか、はたまた移したファイルの中に変なファイル名のものが混じっていたとか、多分そんなところだと思う。


 いやぁそれにしても、HDDが飛んだとかデータが消えたという話はあちこちで実によく聞くお話ですがワタシは運良くこれまでそういう経験が全く無くMAXTOR製HDDに全幅の信頼を置きまくっているので、やらなきゃやらなきゃと思いつつろくなバックアップもしてないわけで。やはりいざという時のためにユーティリティソフトとか外付けHDDとか持ってないと怖いもんですね。とかなんとか言いつつ喉元過ぎれば忘れてしまうのがバックアップって奴なんですが(苦笑)、これを機にある程度大事なものはCD-Rにでも焼くことにしようかな…(せっかくA07-J買ったんだし)。

新年と言えば…

2006年01月05日 | Macintoshことはじめ/OS8.6
 このネタを忘れていました(笑)。というかブログに書くことも忘れてましたが実際この画面のことも正月二日までころっと忘れており(爆)、三日になって慌ててOS8.6を立ち上げモニターを写真に収めました(起動画面ゆえキャプチャーできず)。

 去年はまだデフォルトの6GのHDDしか持っておらず、Panther買ってインストールしてしまったせいで正月にこの画面を見ること叶わずだったのですよ。しかもOSXでもこーいう画面出て来ると思ってカメラを持って身構えていたという…。いやぁやっと見れた。誕生日画面も既に見たし、もうこれで8.6を使う意味はほとんどないなぁ…ってか正月画面と誕生日画面をそこまで重視するほどそもそも私には8.6をインストールしてる意味がまるで無いってところが悲しすぎるというか既に何か間違ってる気がしなくもないんですが。

やはり右利き仕様だった…?

2005年03月28日 | Macintoshことはじめ/OS8.6
 以前このカテゴリで「デスクトップアイコン」についての考えを述べたのだが、同じようなことを書いていた方がいたので紹介&トラバをば。この他にもどこかで「Macのデスクトップは机を模しているため、右利きの人が使いやすいように右にアイコンがある」という文章をたまたま発見した。しかし、右利きであっても使いにくいという人もいるし、師匠(笑)のように左利きであってもアイコンは右がいいという人もいるから、やはり慣れの問題が大きいんだろうな。

 あ、それともう一つ。この前ふと思ったのが「文章を縦書きで右から読む習慣のある日本人にはアイコン右揃えの方がしっくりくる」のではないかということ。でもまぁこれも、アイコンは左がいいって言う人がいる以上意味のない説ではあるのだけれども。

デスクトップアイコン

2004年12月01日 | Macintoshことはじめ/OS8.6
Macのデスクトップは右側にアイコンが並ぶ。
Winのデスクトップは左側。
思いっきり真逆。

これ、Winに慣れた人がMacへスイッチする時かなりのハードルになるのではないかと思っていた。
だがしかし。

はっきりいってまるで違和感なし。

独断と偏見で言えば、これは私が右利きだからではないだろうか。
右手で、右側にあるマウスを操作することを考えた時、右側にアイコンが並んでいるとものすごく操作しやすいのである。
ドラッグ&ドロップもやりやすいように感じる。
その代わり、MacOSXではクローズボックスなどがWinと逆の左側についているため、あれはちょいと操作しにくそうである。

また、右側にものが固まっている方が邪魔な気がしないというか、画面が広々と感じるのは私だけだろうか。
好みの問題も大きいと思うが、「なぜアイコンはこちら側にあるのか」という問いに対してMacは人間工学的・生理的な考えでもって右側に決めたのではないだろうか、などと思ったりした。

少数派の左利きの人には極めて納得のいかない話だろうけど…。

MacOSの使いやすさ

2004年12月01日 | Macintoshことはじめ/OS8.6
まだまだほんの数分程度しか弄っていないMacOS。
しかし、やっぱりMacは凄かった。

「なんとなく使い方が分かる」とか「ここはこうすればいいのかな?」とピンとくる理由が、「そりゃーMacだからだよ」と一概には言えないことは分かっている。
MacOSに似せて作られたWindowsをかれこれ2年近く使ってきたのだ。WinというPC(OS)をベースにして、比較しながら操作しているからこそこれだけ短時間にマスターできているのである。
そこで、なるべくWinに初めて触れた時のことを思い出しつつMacと比較する、という冷静な視点でもってMacOS(8.6)を考えてみる。

それでも、やはりMacは分かりやすく出来ていると思う。
WinMeやXPの「システムの復元」のようなことがユーザーサイドに簡単にできてしまいそうだ。
バックアップも比較的分かりやすそう。
UNIXベースのOSXになるとまた話が別(Winのようにあちこちに不可視ファイルが作られるのでシステムフォルダだけコピーしとけばいい、みたいな考え方ではダメらしい)なのだが、OSX10.3の「復元」に至っても、アホでもバックアップ&リカバリが出来そうなくらい簡単そうである。

他、気がついたこととしては…
はじめて使った時、とにかくあっという間に電源が落ちる事に感動。
今使っているCOMPAQ、電源が落ちるまでが長いんだこれが。
しかも「98やMeをADSL接続にするとちゃんと終了できないバグ」がありやがるせいで頻繁に固まりやがるし(しかも“PCを切る”という状況下でのフリーズなので余計にむかつく)。
アプリを全く入れていないせいもあろうが、この「バシャッ」と一瞬で落ちる電源、これはかなり嬉しい。

(長いのでこの辺で一度切ろう)

ちょこちょこと弄る日々

2004年11月16日 | Macintoshことはじめ/OS8.6
11/13(かな?)、師匠より譲られたキーボード&マウス(Mac家計簿参照のこと)を装着し、買ってから実はまだ二回しか火を入れていないマリンちゃんを再び起動させる。
既にリカバリ用8.5OSを入手しているものの、とりあえず現状の8.6のまま弄ることに。

キータッチも非常に良好。
現在使っているものに比べてやや「カチャカチャ音」が大きめかな?という感じだがその分重みがあって打ち応えが心地いい。
最初の数分だけ、やや小さめのキーボードに戸惑いタイプミスをしていたがすぐに慣れてしまった。

マウスもまるで光学式のようだ。
はじめて起動したときは市販バルクのUSB光学マウスを使ったのだがスピードが(最大に設定しても)重く、「もしOSXでも最大速度がこの程度だとしたら、これはMacを使う上でかなりマイナスポイントかも…」と心配していたら、なんのことはない。単にそのマウスとの相性差であると思われる。
頂いたマウスは今Winで使用している設定スピードよりも操作感が早い。
このスピードなら全く問題ない。

「シンプルテキスト」にて少し文章を打ってみた。
「ことえり」はお馬鹿さん・使えないと散々聞いていた割には全く変換に問題は無いように思えた。
IMEの方がよっぽどダメな気が…。
以前の所有者が辞書を追加しまくっていたのだろうか?
また今度機能拡張を確認してみよう。

<05年1月22日 誤字訂正 マイマス→マイナス>

命名

2004年11月04日 | Macintoshことはじめ/OS8.6
実はとっくに命名していた我がG3。
しかし、その他にもこのカテゴリに山ほど書くことがあり、しかも面倒で後回しにしていたために発表が遅くなってしまった。
いい加減記しておかないと今後もいちいち「G3」とか「BW」とか書かなければならず気分的に落ち着かないためこれだけは先に書いておくことにする。

綺麗なブルーのカラーリングが美しい筐体なので青にちなんだ名前にしようと考えたのだがそこからちょっと悩んだ。
ロジックボードの名前「ヨセミテ」からヒントは無いかとヨセミテ国立公園のサイトを覗いたり、iMacのボンダイブルーと同じ色だからボンダイブルーのボンダイのように海などの自然景観からアプローチしようか…などなど。

で、結局「青色の宝石」の名前にしようと決め、無知ゆえに青色の宝石には何があるかいちいち調べる(無知すぎ)。

・サファイア
・エメラルド
・アクアマリン

このうちWebで見た写真で一番G3BWに近い色合いをしていたという理由でアクアマリンを選択。
よって我がG3は

マリンちゃんと命名。

当然OSXのインターフェイスである「アクア」にも掛けてあり、これはなかなかいい名前なんじゃないかと。


本日到着!

2004年10月23日 | Macintoshことはじめ/OS8.6
ついに、本日めでたくG3青白とご対面。
PCショップで中古のG4を見ていたからある程度覚悟はしていたがやはりでかい。
現在メイン使用のCOMPAQが子供に見える威圧感と存在感。
しかしかわゆい。それにしてもかわゆい。
まず中身を確認。やはりオンボードATAコントローラーは悪名高きKag1。
まぁ、初期型300mHzはもしかしたら貴重かもしんまい。
ジャンパピンのシールもそのまま付いていた。
う~む、剥がしてクロックアップするのが惜しいような。
外見は…まぁこんなもんだろう。
いわゆる「年相応の使用感」って奴だ。
でも綺麗な方とも言えそう。

早速モニターにつなぎ動作確認。
いかんせんキーボードもマウスも電源ケーブルも純正品が無いという状況の中、とりあえずCOMPAQの電源をつなぎ、PS/2ジャックを外したUSBマウスをつなぎ、そしてモニターをつないでスイッチオン!
OS8.5でフォーマットしてあるということだったが、確認用のOSは何も入っていないのだろうか?
OSのCDを持っていないと真っ黒な画面が出て「こまんど?」とか言われるだけなんだろうか?
そもそもモニターとの互換性は?
などなど、どきどきしながら画面を見守る。
ま、真っ黒なままだ…と不安を覚えた瞬間…ついた!

おお、なんともまばゆいOS8.6の文字がぁ!

き、起動した、きどうしたよぉ~。
うぅ、涙出そう。
…おい、OS8.5リストアCDを落札しちゃったじゃんかよ…まぁいいけど。

とにかく8.6の画面を前に、マウスをいじいじ。
とりあえず起動を終了させてみる。
はー。
もう一回ぽちっとな。
起動。
Macのにっこりマークはやはりかわゆい。

キーボードが無いからテキストファイルを打ち込むことすら出来ない。
仕方なくシステムフォルダの中身を見たりヘルプを開いたり。
うおー、ヘルプわかりやす~。
…とりあえず何もやることが無いからスイッチを切ってモロモロをCOMPAQにつなぎなおす。
は~、興奮。

中身を全てパワーアップしてOSX10.3を入れてネットにつないでメイン機になるまでまだまだかかるんだろうな…(時間も金も)。
とりあえずOS8の使い方から地道に覚えていくことにするか。


移動ログ

2004年10月23日 | Macintoshことはじめ/OS8.6
04年10月はじめ、なんだか急にMacが欲しくなってしまった。
色々調べているうちに、PowerMacG3(BW)という機種に惚れてしまい、ネットオークションにて購入することを決意。
更にそのついでに「どうせならこの可愛い子チャンとのお付き合いの日々をBlogなんぞに残してみても面白かろう」と思い立ち、勢いでBlogを始めてみた。
基本的にB3に関することしか書いていかないつもりなので、始めの数日間だけで後の更新は滞りがちになるであろうことをここに予言しておく。

とりあえず、現在の状況をば。

・オークションにてG3/300mHzを購入(付属品無し)。
・付属品と改造指南本、CPUカード等をオークションで物色中。

(2004/10/20 に他のBlogへ書いたものを移動)