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麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

80Gのパーティション切り

2005年02月01日 | ATAカード・HDD増設記録
先の記事でおしまいにしようと思っていたが、一応HDD関連記事として最後にパーティションについて。因みに「パーティション」というタイトルで既に記事を書いていたのでもう少し詳しくタイトルをつけてみた(笑)。

まず、パーティションの切り方について情報収集をしてみた。OSXは(というか多分どんなものでも)1パーティションが理想であるとか、クラシック環境はOS9を別のパーティションに入れてあっても使えるとか、更にMarineたんにはOS8.5~10.3まで全てのOSを単独インストール&起動可能ということもあり、「理想的なボリュームの分け方」とか「パーティション切りの王道」みたいなものは無いかと思ったのだ。まぁそこまでの情報は無くとも、他の人は一体どのように分けるのか気になってもいたので色々な意見を参考にしたいということもあった。
「外周にSWAPファイルをどうこう」とか技術的な情報もあったが、調べているうちに「パーティションに王道無し。そんなもん各人どういう風にそのパソコンを使用するかで違ってくるものだ」という台詞に出くわし目から鱗。そりゃそうだよな…。

そこでとにかくあれこれと目一杯悩んだあげく、80Gを「60/10/10」と分けることにした(実際にはもっと少なくなってしまうのだが)。
一般に(Winの世界では?)、「システムに少々・データ用にどかんと」割り振るようであるが、使い勝手やPantherの機能・構造などを考えると可能な限り1パーティションにしたいと思い、まずPantherに60G。残りを5/15にするか10/10にするか、もしくは更に増やして4パーティションにするか、など色々と考えたが結局10/10に落ち着いた。
構成はこう。

60…OSX10.3.5
10…OS8.6
10…倉庫
初期HDD6G…バックアップその他様々な用途に

データはなるべくPanther内のホームに入れないとせっかくのFileValut機能が無駄になるのでデータのバックアップボリュームは少なくてよし。
真ん中のOS8.6にはいずれOS9.2.2を入れて、クラシック環境用兼「たまに起動して古き良きMacOSを楽しむ」用(Marineたんの性格上、出来れば9.1のままに留めておきたいところだが9.2.2じゃないとクラシック環境用としてはダメな部分が多いのでツライところ)。
三つ目は基本的にバックアップ用。現在は主にDLしたフリーソフトを片っ端から保管することに使用している。
更に緊急避難用兼緊急起動用ディスクとして、初めの6GにはPantherがそのまま入れっぱなしにしてある。電源節約&発熱対策としてケーブル類は外してあるがポリタンクタイプのPower Macはパカっと開けばあっちゅーまに内部にアクセスできてしまうので実質外付けHDDみたいなもんである。将来このディスクには再びOS8.6を入れ直して3OSのDualブート(三つじゃDualとは言わないかな)環境を構築したいとも思っている。

そんなこんなで3+1パーティション。悩んだおかげで今のところ実に使い勝手がいい。真ん中の8.6もこれはこれでたびたび起動させて楽しんでいる。お正月に起動してみたかったなぁ。



解決

2005年02月01日 | ATAカード・HDD増設記録
実は翌日あっさりと解決してしまったのであった。わはは。

それまでひたすらOSのインストールCD内にあるディスクユーティリティで「復元」(正確には「複製」だよなぁ)をしていたのだが、何を隠そう起動ディスクからもディスクユーティリティが実行できると知らなかったのであった。
「え?ディスクユーティリティってCDなくてもアプリケーションとして使えるの?」ということでダメもとでやってみたら実に素直にあっさりとコピー成功。今までの苦労は何ぃ~~~?って感じ。
むぅ、CDドライブを動かすとそれだけCPUに負担かけるのかな、やっぱ。ヒートシンク触ってみたら(CDでやってた時は)かなり熱かったし。

因みに後日談。少々おごって高品質のラウンドケーブルを買ってきた。
色々迷ったが、DNAというところのATA133用40ピンラウンドケーブル一台用(TA-09)を購入。
フラットケーブルだと排熱効果が悪すぎて不安、ということの方が転送速度云々よりはるかに重要だったので思い切って買ってきたのだが、これがまた変に角度が付いていてちょいと加工してやらないと接続できない始末。
おかげでせっかくの銅板コーティングが剥がれ根元のコードはむき出し。とほほ。

まぁそんなこんなで取り付けから早一週間近く経過。
やはりATA133カード&133HDD&133用ラウンドケーブルの三位一体スリープラトン攻撃の効果は甚大で、「CPUクロック300Mhでも充分実用じゃ~ん、Pantherってやっぱすご~い」な感じ。正直ネットとメールとチャットくらいにしかMacを使わないのであればもうパワーアップなんぞいらないかも。

おかげさまで現在かなり快適なネットライフを満喫中。
とは言え、やはりアプリをいっぱい使ったり重いアプリを動かすとツライものがある。
次のパワーアップはメモリ増設かな。ジャンパピンを設定するCPUのクロックアップはまだちょっと抵抗あるんだよね…。

それにしても、現在の流行はSATAだと言うのにどうして私は微妙に時代遅れのATA133でキメてみたんだろうか…という疑問が沸かないでもないが、まぁ最先端を行くより情報やトラブルが出尽くすまで一歩引いてた方が何かと都合がいいとも言えるからまぁいいや。それになんてったって最先端より安いしな(これ重要)。


不発に終わった対策一覧

2005年01月23日 | ATAカード・HDD増設記録
<ディスクユーティリティからの操作>
・コピー先のパーティションの中身をもう一度削除。
・アクセス権の確認。
・ディスクファーストエイドでディスクの破損が無いかチェック。

<コピー時のマスター側HDD、つまりPantherが入れてある起動用初期搭載HDDの設定を変更>
・FileVaultが有効になっているので暗号化したファイルがネックになっていると考えチェックを外す。
・ファイヤーウォール設定を無効にする。
・使わない言語を言語設定で外していたので、元通りチェックしなおす。

<ハード側の設定変更>
・増設HDDのケーブルを、ATAカードのIDE1スロットからIDE2に差し替え。
(これはそこそこ有効だった。バーの伸び新記録樹立)

既に7~8回くらいトライして、そのたびに強制終了(涙)。
Winで強制終了した経験は相当数(100回はやってるはず)なので神経質になるほどでもないかもしれないが、HDDの回転が止まっていないとするとやはりHDDの寿命を著しく縮めているはず…うぅ。
オンボード上のATAコントローラは悪名高きKag1だし搭載HDDもATA33のものなのでやはり転送速度がネックなのかしらん、と言う事でこちらもATAカードに刺して動作させてやりたいところなのだがいかんせんケーブルが足りない(ボードに付いてる奴は短すぎてカードまで届かへん)。
どっちみちカードに付属していたフラットケーブルはでかすぎ&長すぎなので短いラウンドケーブルを買って来る予定。それで付け替えてみればいけるかなぁ。

因みに、今日朝一で真ん中のパーティションにMacOS8.5.1を入れてみた。
こちらはほぼ問題なく入った…まぁ最初に起動した時いきなり爆弾出たけど(爆)(←まさに)、再起動した後は特に何事も無かったので一応HDDそのものに問題は無いみたい。

うーむ、たった3Gのデータを移行するだけでどうして…。
因みに「コピーじゃなく新規インストールして、必要なデータだけ元のHDDから持ってくれば?(HDDも痛めないし)」と言われればそれまでなのだが、このままではせっかく便利な復元機能が原因不明で使えないことになってしまうし、やはり「出来ない」ということが悔しいのでこれは最終手段にしよう。


むぐぅ~~~~~

2005年01月23日 | ATAカード・HDD増設記録
起動しても何も問題はなし。ちゃんと認識しているようである。
(因みに、起動時間や文字変換における動作緩慢現象といった諸問題はSCSIボードを外したことによりあっさり解決してしまったのであった…。こいつがボトルネックだったんかぁ~~~! というわけで現在では「(主観的には)G3/300MhzでもPantherは相当実用的な速度で使用可能」なことが判明。Safariも表示激速)

で、お次はOSXインストールCDから起動し、付属のディスクユーティリティでフォーマット&パーティション切り&データの丸ごとコピー。
因みにパーティションは数日間悩みに悩んだ(ネットで色々調べたりもした)あげく、「60/10/10」に分けることにした。
この頭の60G分に、ディスクユーティリティの「復元」でもって、初期搭載HDDのデータ(3G程度)を丸ごとコピーしようというわけであった。

しかし…。
半分ほどコピーが進んだ時点でフリーズしてしまう。
具体的には

・HDDから「ガリガリ・ゴロゴロ」などの音(動いてるな~、何か書き込んでるな~的な音)がしなくなる。
・マウスポインタが消える。
・右下のバー(一般的なメーター。プログレスバーとか言うのかな)の動きが止まる。

CPUのヒートシンクの熱が下がらなかったり、ファンの回転は止まらなかったりするのでCPUは踏ん張っているのかもしれないし、音が小さいだけで微妙にHDDも回転&書き込みを続けているのかもしれないのだが何時間も待ち続けるわけにもいかず。一応CPU動作中につき、電源ボタンからの電源ダウンやCDの取り出しも一切できないため、Winですらやったことのない「強制コンセント外し終了」を決行(涙)。

以下解決のためにやったことの覚書。


セッティング

2005年01月23日 | ATAカード・HDD増設記録
昨日(22日)にHDD到着。以下増設記録(自分用覚書メモ)。

まず金属やお掃除用静電気除去ブラシを事前に触りまくり、静電気をこれでもかといわんばかりに放電しておく。そしてケーブルコネクタを外す…ハメコミがきつくて電源ケーブルが抜けんっ!
仕方ないので他のケーブルを外し、電源のみ残したままとりあえずドライブキャリアを本体より外す。
キャリアを固定している金属パーツ(ネジひとつで固定されている奴)を外し、キャリア全体を本体後部へずらし、そっと外す(このあたりの工程はマニュアルが無いと戸惑うところ。買っといてよかったとしみじみ)。
これで電源ケーブルを外しやすくなったのでなんとか引っこ抜く。
あぁ指先が痛ひ。思わず周囲四辺をヤスリがけしたくなった自分がそこに(爆)。

でもってATAカード付属のネジで増設HDDをキャリアにセット。本体に戻す。


今度はATAカード増設。…っとその前に、購入時より刺さっていたSCSIボードを取り外す。
使わない機器に余分な電源くれてやる余裕なんぞまだ無い(200WしかないだもんMarineたん)。
PCIスロットにカードをぶち込んで…っと。そいでケーブル類を全てはめ込む。全て付属のマニュアルどおりで特に問題は無かった。
そう、ここまでは…。

(以下続く)