麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

PlayOnMac / MikuInstaller の文字化け

2012年09月05日 | プログラミング
 PlayOnMac でどうしてもフォントの文字化けが直せない、フォントを変更出来ないという問題がやっとクリア出来ました。事の発端は~とかいつもならだらだらと書くのですが、面倒なのと、本題だけでもそこそこ長いので割愛。基本的に自分用のログとして対策を書いておきますが、PlayOnMac や MikuInstaller をご使用の方で同様にお困りの方の参考になりましたら幸いです。

 (参考までに環境:Snow Leopard 10.6.8 XQuartz 2.7.3 PlayOnMac 4.1.7)


 MikuInstaller の中身を新しめの Wine に入れ替えたら、システムフォントが文字化けするようになってしまった。
 直し方を検索していたら、PlayOnMac というソフトの存在を知ったので MikuInstaller に別れを告げてこちらを試す事にした。しかしこちらでも同様の症状が出て直せない。

 ネットで調べ回って該当の場所に日本語フォントを突っ込んでみたり、設定ファイル(infファイル)を弄ったりしてみるも効果無し。フォントリンクの設定の仕方はなんだかよくわからず、レジストリエディタを使いたくてもそのエディタの表示が化けているため使いようがないという始末。



 で、化けた文字をよう~く見てみると、どうも梵字っぽく見える。
 更に、「Wine はシステムフォントを読み込む」「変なフォントを入れているとそのせいで文字化けする」(箕口建築制作設計所Blog さん)という情報をゲット! そういえばつい最近梵字のフォントを入れたっけ。これだ、これですよ原因は。

 しかし、処方箋はわからず。Wine(関係)のアプリはデフォの設定だとシステムからフォントを読み込んで表示するというのはなんとなく検討がついたが、その設定ファイルをどこから弄ってよいやらわからない。フォントブック(Font Book.app)で梵字フォント(とか、どせいさんフォントとか怪しそうな奴)を「使用停止」に設定するが効き目無し。
 それでもなんとかこちらの情報(Wine 日本語フォントの設定 / Bloody Rose ~ Red456 の openSUSE 導入メモ ~ さん)に辿り着き、レジストリエディタを使わずに Wine の設定画面からフォントを変更する方法を知る。あぁありがたや。



 おおぉ、やっぱりビンゴだった…! 思いっきり梵字フォントに設定されとるがな。


 ところが、ここから設定しても上段のメニューと下段のステータス情報(?)だけしか直らない。うにゅにゅ、何故じゃあ~~~。



 とりあえずレジストリエディタの下段を見る事で自分が今どこを開いているのかだけはわかるようになったので、フォントのところへ行ってみる(画像↓)。でもって梵字の部分を片っ端から消してみる…が、レジストリエディタを再起動すると元に戻ってる(涙)。アクセス権の修復もシステムキャッシュクリアも効き目無し。ここでもう完全に煮詰まり状態。



 と、ここで「結局何をどうやっても梵字フォントを読み込んじゃうんだったら、もうフォント捨てるよりしょうがなくね?」という、何故もっと早くそれに気がつかなかったんだお前というまさにコロンブスの卵な解決法を思いつく。フォントブックから梵字フォントを全て削除(三種類くらい入れてた)。

 というわけでやっと直りました。まともな表示になったのでついでに VL Pゴシックもインストールし、こちらの情報(Wine のシステム フォントを変更する / mattintosh note さん)の通りにレジストリエディタで設定することでようやくシステムフォントも変わりました(アンチエイリアスを効かすと素晴らしい見栄え!)。




 結論その1:Wine系アプリはMac本体のシステムフォントを勝手にシステムに使ってる(~drive_c/windows/Fonts とか ~contents/resources/SharedSupport/とか、 Wine 関係のディレクトリに入れたものを読み込む訳ではないみたい)

 結論その2:フォントブックの「~ファミリーを使用停止」は信用するな。 停止してても使う奴は使う。