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麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

ちょっと拍子抜け…

2006年07月06日 | NEWS!
 アップル、教育市場向けの17インチiMac(価格116,000円)を発表

 だそうです。うーん、結局新筐体(新生eMac)じゃなくて単に教育機関用に安くiMacを売るっていうだけだったんですね。あんまし今のiMacってデザインが好きじゃないので早く新しいデザインの筐体を見たいんですけど(つくづく電気スタンド型(またの名を大福型)のiMac G4は愛らしくてグッとくるデザインだったなぁ…と感じ入ります)。はっ、いやまてよっ。これはもしかして現行のiMacのデザインが変更される→今までのは教育機関へ、ということなのかっ? Mac Proの発表と同時にiMacも新デザインに??? …だといいんだけどなぁ。

 

Boot Camp 発表による不安と淋しさ

2006年04月06日 | NEWS!
 Infoseekニュースみておったまげました。

 マックでもXP作動、アップルが試作ソフト公開 (読売新聞)

 タイトルで「あ、あの話かぁ」と思ったらなんとどっこい、Mac上でXPを動作させる「ブート・キャンプ」なるソフトをAppleが開発したそうです。

 News Release アップル、Boot Campを発表

 最近IntelMacにXPを入れて云々って話で各所盛り上がってましたが、もういい加減Appleがこの世間の流れを無視できなくなって自ら動いた、というよりはまず間違いなく「最初からその気でこれまでの動向をせせら笑って見ていた」んでしょうね。うぅーむ。まさかApple自らがソフトを出すとは、恐るべしジョブズ。


さて、とりあえず↑こんだけ書いて寝ようと思ったんですがこりゃ眠れませんわ。もう徹夜覚悟で追記します。色々とこの情報について書いているブログを拝見しているうちに思ったこと。

 それは、「ちょっとした淋しさ」と「わくわくの終焉」。元々私はMacとWindowsのデュアルブートってそれほど興味が無くって、Macを起動した状態でWindowsを使えるVertual PC とかMac上でWindowsのアプリケーションを使えるDarwineとかの方がよっぽどそそられる話だったわけです。だってめんどくさいじゃないですかいちいちブートしなおすのなんて。

 で、私も思わずこのニュースには興奮してしまいましたが落ち着いてよく考えてみるとですね、この報に狂喜乱舞して「うわーんIntel Mac買わなきゃー」とか「XPのパッケージ版買わなきゃー」って思ってしまう人がたくさんいるというのはやっぱり、それだけ「Windows XP が必要とされている」世の中の状態を示すわけですよ。MacユーザーであってもXPを使いたいっていう人、もしくは使わざるを得ない人がまだまだゴマンといるわけですよ。

 このブログで度々書いていますが、私はWindowsのシェアを減らしたくて仕方ない人なんです(苦笑)。というのはどういうことかというと、少なくとも「パソコンを買おうという人が、まずWindows搭載のパソコンを買うのかどうか選択してから購入する、という世の中になって欲しい」っちゅーことなんです。

 元々私は「使えりゃーいいじゃんがたがたうるさいな」というタイプですので、自分の意思でWindowsを選んで使用している人にとやかく言う気は全くないんですが、世の中の大部分の人ってWindowsを「選んで」買ったわけでは無いと思うんですね。今はWindows搭載マシンを買う事=「ぱそこん」を買う事になっていて、選ぶのはせいぜいSONYのにするかパナソニックのにするかそれとも自作するのか、みたいなことだけです。お店にいって初めてパソコンを買おうっていう人はそもそも「Windowsじゃない別のOSが入っているパソコン」なんてものがあることさえ知らないんじゃないでしょうか。私はこれが怖いなーと思うわけなんです。このマイクロソフト一色の世の中が怖い(同様にiPod一色の世の中もちょっと怖いんですが、少なくともiPodに関しては「携帯型音楽プレーヤー」のいくつかある選択肢のうち本人の自由意志でiPodを選んでいるのが大半であって「iPod以外のものがあるなんて知らなんだ」って人はほとんどいないと思うのでWindows的な怖さはありませんね)。

 仕事でWindowsが必要な人、会社でWindowsを使う必要のある人は会社で使うとして、家に帰ったら家のコンピュータは仕事用とは違う奴がいいんじゃないかなぁというのが私の感覚です。だからイラストやデザイン関係の仕事でMacを使っている人が家(自分の趣味用)ではWindowsを使いたがるというのも分かります。しかし一般的に言ってやはり、事務・業務用コンピュータ=Windows搭載機 家庭用パーソナルコンピュータ=Macというのが、インターフェイス的な面でも個人的には最もしっくりくるスタイルだと思うんですよ。ドックアイコンがぐわんとでかくなったりウィンドウがうにょ~んとドックから出てきたり、ウィジェット使って波紋がぼよんぼよんするなんてのはやはり「業務用」より「家庭用」って気がするじゃないですか(笑)。傍から見れば遊んでるようにしか見えませんよMacOSXは(爆)。

 で、まぁそういうわけで「少なくとも家庭用のコンピュータとしてMacがもっと普及してくんないかな」と思う事は思うんですが、先ほど言った「なんだって普通に使えればそれでいい」という気持ちもあるので家庭用コンピュータとしてWindowsマシンを積極的に自由意志で選んだ人には何も言うつもりはありません。ただ「盲目的にWindowsを選ぶことしか許されない・ありえない」という世界の状況はもう少しなんとかしたいなと思うんです。前述のように(見た目とかセキュリティ面とか考えると)、私は家庭用・お遊び用のパーソナルなコンピュータとしてはMacは最高のものだと思うんですが、現実はそうじゃないわけです。どーいうことかっちゅーと、家庭用・趣味用のコンピュータが何を求められるかというとそれはやっぱりインターネット上のサービスなんですね。金融機関が対応しているかどうかとか、オンラインゲームが対応しているかだとか、ストリーミング配信されている映像が見れるかどうかとか、どんなOS(とブラウザ)で見てもレイアウト崩れないようにWebページ作ってくれてあるかどうかとか、家庭用コンピュータには結局そーいうことが重要な要素なわけです。ここが弱いというのは「趣味用パソコン」としては致命的で、もし私がPCショップの店員だったら私はお客さんにMacを強く薦める事ができません。「アンタがいいって言うからMac買ったけどネットのサービスやゲームほとんど使えねぇじゃねーかこの野郎」って言われたら返す言葉が無いからです(まぁ現実にはもちろんMacを薦める前にどういうことをしたいか一応確認するとは思いますけど)。

 でもって、この状況を打破するにはどうしたらいいかっていうとやっぱりこれはWindowsのシェアを減らすしかないわけですよ。PCショップに行って、バイオかプリウスかを決める前にまずそれはWindows搭載マシンなのか別のOSが載ったマシンなのかを判断して決める世の中にならないと、ネット上のサービスでWindows以外のOSにも対応させようなんていうことはなかなか「当たり前」にはならないと思うんですよ。また、これも何度も過去に述べていますが私はWindowsの牙城を崩せるのであればそれはMacじゃなくてもいいと思ってます。そもそも「Windows以外のOSが入ったコンピュータ」をお店で買おうと思ったら、ハードOS全て込みのMacintoshを選ぶ以外選択肢が(まず)無いという現在の状況もまた異常と言えば異常です。Linux等のWindowsでもMacでもないOSがシェアの30%くらいでMacは20%、Windowsは50%(でも家庭普及率はMacがトップ)みたいな世界が個人的に最も理想です。Macは孤高のマイノリティである方が嬉しいっちゃー嬉しいんで(笑)。そういう世の中であれば、Web上のサービスはMacやWindows以外のOSを無視することもなくなり、少なくとも家庭用マシンとしてはMacはトップにすら立てるんじゃないかと(むしろそーいう世の中なら私は色んなOSを使えることを礼賛して抵抗無くWindowsも使うと思います)。

 で、ですね。そういう世の中にするためにはこれはもう「意図的にWindowsを使わないに限る」と、これは私の極めて個人的な判断ですが、思ったわけです。例えばここにWindowsマシンとMacがある。自分は両方を所有している。ストリーミング配信がMacでは見れない、Windowsを使えばすぐ見れる。と、ここで「じゃあWindowsをつかおっと」というのはなんだか「負け」のような気がするのです。両方を所有してどちらかができないことはもう片方にやらせる、というのはおそらく最も好ましい機械の使い方だと思うんですが、そこで簡単にWindowsを使ってしまうといつまでたっても「Windowsを使わなくてもいい」とか「Windows以外のものにもネット上のサービスが対応してくれている」という世の中はやってこないぞ、と。だから私は歯を食いしばって「とりあえずMacで出来ないか頑張ってみる、それでダメなら(Windowsマシン持ってても)諦める」という姿勢をなるべく頑張って貫いているわけです。

 さて、やっと話が元に戻ってきましたが、このニュース。これはつまり、Appleの事実上の敗北宣言と言えるのではないかとさえ思えてきたのです。「Windowsでしか出来ない事はどうぞWindowsでやってください」と。「Macを使っていてWindowsにしか出来ない状況が来たらブートしなおしてWindows使ってね」と言うのは、やっぱこれは負けですよ。こうなると、Web上のサービスは全くMacに対応しようとしなくなりますし、ソフト会社もWindows用のアプリケーションしか販売しなくなります。現にPhotoshopなんかはユニバーサルバイナリ化が困難ということで、これでもうMac版の販売は打ち切られるんじゃないかとすら思えます。「Mac(OSX)で無理ならMacにWindows入れて使えよ」と。そしてそれをApple自らが言う事。私がMacを使うようになって一年数ヶ月の間、必死で「Winで出来てMacで出来ない事」を一つでも減らそうと、なんとかMacで同じ事はできないかと頑張ってきたり、泣く泣く諦めたりしたことはなんだったんだと思うとなんだか悲しいというか。XP on Mac を喜ぶ人がいればいるほど、まるでOSXがWindowsに完敗したかのような淋しさを、OSX大好きっ子(子じゃなくておっさんだけど)の私は感じてしまうのです。

 もう一つは、その淋しさに伴ってわくわくも無くなってしまったことです。先に述べたDarwineというプロジェクト、これはMacOSX上(Darwin上)でWindows用アプリケーションを動かしてしまおうというもので、今後の動向に期待大のものでした。まだようやく芽が出てきたばかりという感じですがこれがもし実現すればWindows用の膨大なフリーウェアが使えることになります。まぁそうなると「Windows用のフリーゲームをMacに移植したい」なんていう私がプログラムのお勉強をする動機すら無くなってしまうんですがそんなものはいいとして、これは非常にわくわくさせられるプロジェクトでした。私はWindowsというOSには魅力を感じませんが、Windows用のフリーウェアには面白いものや役立つものが多くあり、それらをOSに(というかWindowsに)依存する事無く使えるのであればそりゃもうとにかく非常に便利で素敵です。デュアルブートなんかよりよっぽどいいです。ところが、今回のこのAppleの「無理しないで必要な時はWindowsを使いたまへ」という態度は、このプロジェクトチームのやる気をなくさせるのに充分なのではないかと危惧してしまうのです。Darwineばかりではありません。これまでに思い描いてはわくわくしたような未来、例えばWindowsのシェアがどーんと下がるとか(爆)、Web上のサービスが当たり前にMacに対応してくれるとか、そういうことやらなんやら全てが「使いたいならWindowsを使え」というAppleのこの態度で失われてしまったというか。

 結局のところ、MacとWindowsと(そして時にはUNIXも)を使える環境というのは、最も恵まれ求められている環境なんですね。「別になんだっていいんだよ普段普通に使えれば(やりたいことがやれれば)」という人、これまでも何の抵抗もなく必要に応じて両方使っていた人にとってはこれ以上の朗報はおそらく無いわけですし、それが現在求められている世界の姿でもあり、そうすることが「最も賢く合理的な機械の使い方」なんでしょう。ただ、それがこれほど世間に求められ受け入れられているものなのだなと。どうしてもWindowsを使う必要がある世界というのはもはや避けられないものなのだなと。そして他ならぬAppleが、ジョブズが、「そのような世界こそがこれからのあるべき世界の姿」として認めてしまったのだなと思うと、なんだかとっても淋しく思えてしまうのです。

なんだかさびしい…

2006年03月02日 | NEWS!
 さて、衝撃の発表からほぼ24時間が経過しました。昨日は(Appleのトップページを見ても)気がつきませんでしたが何やらオサレなスピーカーなんてのも出たみたいですね。私個人の感想としては全く興味ナッシングです。いや、興味はあるけどどうせ我が家では使えません。ヘッドフォンしか許されない環境でございまするゆえ(しっかしホントここ数年スピーカーで音楽聞いてないなぁ…)。でもまぁ仮に爆音大音量(じゃなくてもまぁそれなりな音量)を鳴らせる環境にあったとしてもあれはあまり魅力的では無い気がしてしまいます。確かにオシャレだし音よさそうなんですけど、「あれだけ?」という感じです。もう一つの新製品のiPod用レザーケース(だったかな)もそうなんですが、既にサードパーティから色々出てるものをAppleも出しましたよ的な、ただそれだけな感じで「ここが他の奴らと一味違うとこだぜっ!」な部分があまり感じられないんです。iPod関連商品を出してるメーカー潰しなのかな…。スピーカーに関しては、最近イヤホンで難聴がどうたらとか変ないいがかりつけられてますから「じゃあイヤホンじゃなくスピーカー出しちゃるわいっ!」ってなところもあったりするのかと邪推してしまいましたけど(笑)。いつも「凄いの出るよ出るよ」と煽りつつも結局 Mac miniが出た時以上の衝撃をここ一年の間に感じさせてくれてませんよジョブズさん?

 で、肝心のMac miniなんですが。確かにすんごい進化してしまいました。速度は今までの四倍だそうですし、Core Graphics にも対応してるみたいですし、後ろには接続出来る穴がやたらたくさんあるし…

 ただ、高い。高くなった。これはかなりminiの魅力を半減させたのではないでしょうか。「Mac mini」という機種はWindowsユーザーのスイッチを促すアイテムだと私は思っておりました。スイッチを促す重要な要素としてまず安いこと。何故なら「新しいパソコンを買おう」と思い立った時、多分普通の人は「使い慣れてるから」とか「今までの周辺機器がそのまま使えるから」とかって理由でこれまでと同じOS(互換性のあるOS)の乗ったパソコンを買ったりすることが多いだろうと思うんです(これまでに不都合や不具合が無かったなら安心して同じメーカーのをもう一度買うというケースももちろんあるでしょう)。これまでと別のものに手を出そうという場合、何かそこに「大きな理由」が無いと人は中々動かないんじゃないかと(例えば私みたいに「ずっと前から実は貴方(Mac)が好きでした」みたいな)。「セキュリティに気を使わなくて済むようになるよ」とか「フォントが奇麗だよ」とか「見た目がオシャレだよ」とかどんなに布教活動しても(笑)、「変化」よりむしろ「慣れ」を求める人は多いはず。セキュリティに気をつけることに慣れてしまえば、「セキュリティに(あまり)気を使わなくていい世界」にあえて踏み込もうという気が失せて来るのではないかなと。

 iPodでAppleやMacに興味を持った人に対して、これまでは「Macには興味あるけど…でもなぁ」で止まっていたところを後押ししたのはminiの値段でしょう。昔は「MacはPC/AT機に比べて高い」ということがあったと思いますが、「今は値段変わらないよ」と言ってももう既に時代は手遅れなところまで来ていると思うんですね。「値段が同じくらいなんだったら冒険なんかせずにこれまでのを買うよ」とか「みんなと同じ奴を買うよ」というところまでWindows搭載マシンは普及してしまいました。でもじゃあ、「Macの方が安いよ」と言われればどうでしょう。これでやっと「Mac買ってみようかなぁ…」という気になってきます。ここまでがんばってようやく(苦笑)、同じ天秤の上に立てるのです。

 新機種購入というのも、メインマシンを買い替える場合ばかりではありません。「メインマシンとしては既にかなりのスペックのWindowsマシンを持ってるし、新しいパソコンなんて今のところいらないなぁ」という人で、なおかつ「Macにちょっと興味を持っているんだよね」という人にとっては、Macをちょっと体験してみようかなというのにminiは非常にお手頃な価格だったわけです。こういう人にとってMacは鼻からメインマシンとしてぶりぶりに使う気は(その時点では)無いわけなので、スペックなんて少しくらい低かろうがなんだろうが安い方がありがたいわけです(しかも低いと言ってもminiはかなりのレベル行ってるし)。もともと「次のPCを買いかえるまでの寄り道」的な買い物ですから、つまみぐいにふさわしい値段というものがあるわけで、これがWindowsマシンと同じくらいの値段になっちゃうと「じゃあいらないよ、別に今不自由してるわけじゃないし」ってなるわけです。「冒険しようとする時、人は自然とリスクの低い選択肢を取る」ってな感じでしょうか。「お試し買い換え」はいいけど「メインとしてMacに買い換え」は勇気がいります。

 これまでのMacユーザーに対しても同じでしょう。Power MacからPower Macへの買い換えは金銭的にしんどいです(苦笑)。その中継ぎとして、「今使っているPower Macよりは性能がよく、サードパーティ製のCPUを買ってアップグレードをするのと同じくらいの値段」ということになれば、いずれはPower Macを買い換え…というその前にとりあえずワンクッションでminiを買っちゃおうかという気になります(大抵の場合マウスやモニターもそのまま使えるわけですし)。

 今回、Intel Mac miniはその性能アップと引き換えに値段という魅力を失ってしまいました。べらぼうに高くなったわけではないので失ったというのは言い過ぎかもしれませんが(苦笑)明らかに魅力は半減しました。キーボード・モニター・マウスを新調するとなると、これまでは「じゃあiMacの方がいいかなぁ…」というところでしたが、今回のアップグレードでもうかなりiMacとの差が無くなってしまいました(下手すると第一世代のPower Mac G5の下位モデルにも肉薄していそう)。

 「スペックがちょっと劣る」
 「でも必要最低限のことはちゃんとこなせる(一昔前のPower Macよりはるかに高スペック)」

 そして

 「スペックが劣る代わりに値段がお手頃」

というのがminiのminiたる所以であり、魅力であり、Windowsユーザー(あるいはOSXに乗り換えを考えているOS9ユーザー)にスイッチを促すことができる要因だったと私は思うのです。「今までの四倍の速度になったよ! 進化したよ!」というよりむしろ「今までとあんまし変わんないけど値段が1/4になったよ!」と言う方が、喜ぶ人も大勢いそうだしminiらしくてよかったのではないでしょうか。「miniのminiたる所以」が今回失われてしまったような気がしてなんだか妙にさびしさを感じてしまうのです。

 今時Power MacのG3をメインに使っていてCPUクロックは450Mhzしかなくてもそこそこ(そこそこですけどね)快適にPantherを使えていて、「あぁMacってホントに楽しいなぁ、スイッチしてよかったなぁ」と満足しちゃってる私としては、「そんなにもの凄いスペック要りますか?」とついつい感じてしまうのです。「凄いマシン」は魅力的だし憧れの存在としてあってほしいけれども、「万人に近しいマシン」とか「誰もが手を出しやすいMac」という存在があるならば、多少スペックが低かろうがMacユーザーは確実に増え、私と同じようなシアワセを感じられる人は増えるはず(そう言えば eMac がラインナップから消えた時も凄くショックで淋しかったなぁ)。今回の大幅なスペックアップと値段の引き上げには、「miniのminiたる所以」が失われてしまったと同時に「あ~Macにスイッチしようと思ってたんだけどなー」という人も相当減ってしまったのではないかと思うと残念です(少なくともminiにちょっと傾いていた私の友人はこれで完全に買うのを止めることでしょう)。私のいらぬ危惧など吹き飛ばすくらいIntel Mac miniが売れてくれることを祈ります。

Intel Mac mini 来ましたー!!!

2006年03月01日 | NEWS!
 来ましたー。Appleのサイトをちらっと確認したらトップ更新されてましたー。とりあえずささっと見てきますっ。

 …G4版と比べると、ちょっと厚みが増している気がしますね(気がするだけかな)。拡張性がその分高くなっているみたいです。値段も高くなっていますね…危惧した通りではありますが、仕方ないかなこれは。それにしてもCore SoloとCore Duoの二種類で下位モデルと上位モデルを差別化してくるとは予想できませんでしたねー。

 では、より具体的なことは他のブログの方々におまかせするとして(笑)もう寝ますっ!

<追記>
 詳しいことはよく分からないんですが「Intel GMA950グラフィックプロセッサ」によりTigerのCore Graphicsにも対応しているみたいです! それにしても「Mac mini史最大の進歩」ってコピーには吹きました。まだmini史なんて少ししか無いですやん(笑)。

一応Intelな話題にも…

2006年01月12日 | NEWS!
 タイムリーな話題を割と素通りすることが多いこのブログですが(苦笑)、せっかくなので触れておきまする。Mac Bookというノート型とiMacがこの度目出たく新ラインナップに加わったわけですが、ごくごく私的な感想をば。

 まず、何はなくとも(一部の→)Macユーザー(←でも多分そういう人多かったよね?)の関心の中枢であった、あのシールについての懸念ですが、見事に大丈夫でしたねー!!!!! どこにも貼られてませんっ! 新しいロゴが出来たりしたのはMacに貼るための布石かと思っていたんですが、少なくともAppleのサイトで商品写真を見る上では目立つところに貼られてはおりません。でも安心して買ったら商品そのものにはしっかり貼られていた…ということもあるのかもしれませんが。

 次に名前ですが、まっくぶっく。いいじゃないですかー♪ Macのノート型コンピュータですよというわかりやすいネーミング。私は凄く気に入りました。ただ、PowerBookやiBookはことえりで「ぱわーぶっく」「あいぶっく」と打てば一発で変換出来るんですがそれが出来ないのがちょっと不便(苦笑)。10.4.4のアップデートでTigerの皆さんは変換出来るようになってるのかしらん? それと、最初「まっくぶっく」という名前ではこれがPowerBookのグレードアップ版としてのものなのかiBookのものなのかさっぱり分かりませんでした(苦笑)。結局PowerBookの置き換えがMacブックだったわけですがまぁよくよく考えたらIntelチップを載せてる以上「パワー」を冠することはできなくてもiBookなら名前そのままでも問題無いわけで。で、名前そのままと言えばiMacもそのまま。ということはiBookも多分そのままなんでしょう。Power Macは「まっくまっく」にするわけにはいかないからどうするんだろう…やはり「ダブルマック」???

 見た目はiMacは全く同じみたいですね。Macブックに関しては、サイトの写真を見た感じだとPowerBookより微妙に黒みがかった銀色に見えないことも無いんですけど同じなのかなぁ。どっちにしてもつまらん。iMacに関しては「モニター一体型コンピュータ」のデザインがあれ以上もう考えられないということなのかなぁ。大福型というか電気スタンド型のiMac G4の方がデザインとしてはよほど好きなのでああいう愛嬌のある新デザインを期待していたのに。iBookも多分今のままの白基調で行くんだろうなぁ。miniとPower Macだけデザインを変えて来るということも無さそうなので機種デザインの変更はもうしばらくは無さそうですねぇ。

 それと、ちょっと気づいた微妙な点が。iMacとMacブックが発表・発売されたからといって従来のiMac G5もPowerBookもラインナップから外れていないんですよね、まだ。iPod Nanoが出たと同時に姿を消したiPod miniと違い(まぁ店頭でまだ見かけるけど)、まだまだ従来機種を購入するという選択肢が残してある。これ、Appleには珍しいことだと思うんですが、「最後のPower PC搭載マシンを買っておきたい」という人も結構いそうですから「まだ買える」というのは有り難いと思います。値段も微妙に安いし。

 そうそう、値段値段。現在のレートの問題等のせいもあるのかもしれませんが、G5のiMacよりやや高いんですよね。「Intelチップになったらminiも安くなるはず」ということで今miniを買い控えてる人もいるわけですよ、えぇ、私の友達に(苦笑)。この「Intel入ったら安くなる(かも)」というフレーズはこれまで買い控えていた人にとって割と大きい意味があったと思うので、miniの値段設定には期待したいところですね。

 iLife'06は、Garageband3に期待していたのですがポッドキャスティングがらみの新機能が追加されただけみたいで残念。既に簡易的で安価な音楽作成ソフトとしては完成の域に達しているということなんでしょうかね。

パソコン要らずのiPod(もどき)

2005年10月20日 | NEWS!
 昨日(18日)の夜のこと。TVニュースを見ていた母親が大声で「松下がパソコンの要らないiPodってのを発売するんだって~」と私を呼んだ。しかし「なんじゃそら」と思って見に行くともうそのニュースは終わっていた。最近ようやく「iPod」という単語を覚えた母親から断片的に情報を得たところ、

・会社は間違いなくAppleではなく松下(だからiPodでは無い)
・パソコンレスのデジカメプリンタのように、パソコンが要らない携帯音楽プレーヤー
・パソコンは要らないけど必要機材を揃えると10万くらいしちゃう
・「今まで松下はこの市場で遅れを取っていたがこれで一気に巻き返す」と息巻いていた
(以上あくまで母親の談)

 とのこと。「大抵テレビのNEWSはネットの情報より遅れているもんだ」という先入観が強かった私は「そんなこと初耳だけどなぁ?」と気になってITmediaニュースなんかを覗いてみたのだが、昨日はそれらしい記事は見当たらなかった。

 一日経ってそんなニュースのことなど忘れかけていたが、毎度お馴染み「Apple-Style」さん経由で「キミはiPodで何を聴く?」さんの「パソコン所有が前提のiPodに対抗するには...」という記事を見つけてやっとすっきり^^。

 というわけで(前置きなが~)、この「D-dock」と「D-snap Audio」について雑感。まず、上記「キミはiPodで何を聴く?」のkomupiさんも既に指摘されているように、iTunesのようなユーザーフレンドリーな楽曲管理インターフェイスをパソコンレスでどこまで実現できるのかちょっと疑問。ただしこれは頑張れば出来なくもないかもしれない。

 そして、パソコンレスという視点は「いずれ出て来るだろうな」とは思っていたが、やはりiPodに対抗する上でそれなりにアドバンテージにはなると思う。だがしかし、問題はそのお値段である。公式サイトをざっと見たところ気になる価格について載っているところが見当たらない(見落としてるだけかなぁ?)。オープン価格になる可能性もあるしサイトにでかでかと書かれていないのはまぁいいとして、もしホントに母親がTVで聞いたとおり「全て揃えると10万くらい」だとすれば、おそらく訴求力はぐぅ~~~んと下がる。

 デジカメプリントでパソコンレスが求められている理由は(以下私の私見ですが)、まず「カメラで写真を撮る」という行為を(たまにであっても)する人、またそれを趣味として本格的に楽しむ人の年齢層が老若男女多岐に渡っているということが一点。つまり、最近安価で高画質なデジカメが普及してきたため、これまで一眼レフで本格的に撮影を楽しんでいた高年齢層の人やインスタントカメラでたまにしか写真を撮らない人たちがデジカメに対して興味を持つようになってきたという背景があり、更にその中のパソコンを持っていない人たちに対し「パソコンフルセット揃えなくてもデジタルカメラは楽しめますよ」という部分がパソコンレスプリンタの魅力となっているわけである。というより、デジカメの場合カメラをお店に持っていけばそもそもプリンタさえ要らない。これまでのように「カメラを買い、撮れる枚数めいっぱい写真を撮り、撮り終えたら店に“現像”にし行く」という行為の中で、カメラの中身がフィルムなのかメモリーカードなのかなどと意識する必要は無いと言ってもいい。

 次に、デジカメ+プリンタという選択肢は割と組み合わせが幅広く、安く済まそうと思えば安くもでき、こだわりをもって機能や画質を追求することも出来るということ。「写真を楽しむためだけにわざわざパソコンを買うようなことはしたくない」という理由は「そんな金があるならその分もっといいカメラを買いたい」ということであろうし、「とりあえずデジカメだけしか買える余裕が無い」という人でもまずカメラを買ってプリントはお店にまかせる、という選択肢もあるわけだ。また値段だけでなく「パソコンの複雑な操作を覚えなければならないのも面倒」という理由もあるだろう。

 もう一つ。プリンタの場合、パソコンを持っている人にとってもパソコンレスは有り難いということがある。パソコンをいちいち起動させたり画像を読み込んだりする手間を考えると、撮ったものをさっとプリントできるのは便利なのである(ただしパソコン経由より画質が落ちるらしいですが)。

 と、ここであらためて松下の「D-dock」とやらを考えてみる。音楽を楽しむのはカメラと同様老若男女の趣味の一つだが、これまでカセットテープやCDで音楽を聴いて来た人たち(主に高年齢層と仮定)に対して、デジカメ+パソコンレスプリンタと同様の訴求力があるだろうか? カメラなら写真を撮ったあとお店に行けばプリントできるし、普通に撮るだけならさほど難しくはない。しかしこの「D-dock」の場合どうだろう。CDを中に入れてHDDに記憶させるという操作がどの程度簡単かという問題があるし(これまでパソコンを一切使ったことが無い人は多少戸惑うはず)、下手したら記憶なんかさせずCDを入れてただ再生させるだけ、という使い方をされてしまうかもしれない。これでははっきりいって普通のコンポと変わりがない。

 次に選択肢が多いかどうか。今後このようなSDカード対応型の携帯プレイヤーやHDD型オーディオプレイヤーが各社から出てくれば問題は無い。しかし松下のこの「D-dock」と「D-snap Audio」しか無いという現状のままであれば、母艦の選択肢は40Gタイプと80Gタイプの二つしか無いわけだし、携帯プレイヤーは「D-snap Audio」のラインナップから選ぶしか無いということになる(それともSDカードを使うプレイヤーってもう各社から出てたりしてるんですかね? iPod以外はよく知らないんです実は…)。

 選択肢が限られるとなると値段は大問題である。多分「D-dock」だけなら値段は数万円だと思うが、40Gタイプでも果たして3万円で買えるかどうか(スピーカー別売りにすればいいのにそうじゃなさそうだし)。今、WindowsXP(Homeエディション)のインストールされたショップPCの値段は最安で5万円台からある。「カメラ=携帯プレイヤー プリンタ=D-dock」という対応で考えてみた場合、カメラと違って携帯プレイヤーはそれを買っただけでは使えないし、プリンタは一万円以下のものも選べるのに対しD-dockは値が張りすぎる。逆に「カメラ=D-dock」という見方で、先にD-dockだけを買って音楽を楽しむことを考えても、それならコンポと大差ないんじゃないかという気がする。更に、カメラの場合は「カメラのためだけにパソコンも買うのは馬鹿馬鹿しい」という人にパソコンレスプリンタが意味があったのに対し、このD-dockの場合「これならむしろパソコンを買っちゃった方がいい」と思わされる部分があるのが問題だ。もしD-dockの操作が難しくインターフェイスも悪いとすると、パソコンを買ってiTunesの操作を覚えた方がよほど早いということになるかもしれず、値段が5万以上するとすれば「コレを買うならいっそインターネットも出来るパソコンを買っちゃおうか」という気になるだろう。iPodがパソコンとケーブル一つで繋がるのに対しいちいちSDカードを経由させるというのも面倒な点と言えそうだ。

 で、最後の点について。これが「パソコンを既に持っている人たちに対して魅力があるか」と言われると、まずない。「全くない」と断言できないのは、公式ページを見ていたらどうもラジオ放送の録音やカセットテープ・MDからの録音も簡単にできるらしいと気がついたからである。カセットの音源をPCに移すのはなかなかに面倒なので、もしこれでHDDに簡単に保存できるとすれば私にはかなり魅力である(「AUX接続」と書かれているが、接続なんかしなくてもコンポ同様D-dockだけでカセットやMDやラジオが再生出来てなおかつHDDに録音出来るようになるなら相当魅力)。

 結論。鼻息荒いのは結構だがやっぱりこれではiPodに勝てずコケる可能性は高い。見込みがあるとするならば、

・インターフェイスを徹底的に練り、操作を簡単にすること
・スピーカー別売りバージョンも作り、D-dock自体の値段は徹底的に押さえること
・各社からD-dock同様のパソコンレスHDDプレイヤーとSDカード対応携帯プレイヤーが発売され、それぞれに互換性があること
・D-dock内のHDDがPCの代替HDDとして使用できること(これはフォーマットの問題やらがあるし難しいのかな? iPodみたいにOS入れちゃったりできると面白そうなんですが)

 これが実現されるとなると、iPodはちょっと危ないかもしれない(まぁあくまで私見ですけど)。はっ、不覚にも松下にiPod対抗策を指南する形になってしまったではないか。でも多分大丈夫。だって松下にはこんなこと無理、うん。今のソニーにも多分無理。出来るとしてもその間にAppleはどんどん先へ進むだろうし。わーいAppleばんざい(延々書いておいて最後のオチがこれかいっ)。

ソフトウェア・アップデートをかけてみたら…

2005年09月15日 | NEWS!
 iTunesPhoneDriverなどというなんとも悩ましい文字が…。それにしても4.9から携帯への音楽転送機能が搭載されていたなんてびっくりです。

 因みに既にインストールしてしまったのでこの画面には移っておりませんが、JAVAのセキュリティアップデートが出ています。以前OS(10.3.9)のアップデートにからんだJAVA関連のバグがあったのでちょっと様子見した方がいいのかなぁと思いましたがうっかり入れ忘れても怖いのでとっとと入れちゃいました。 

http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/java131and142release2.html

http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/javasecurityupdate.html

アイコンが…

2005年08月30日 | NEWS!
 フリーのFTPソフトCyberduckが2.5にアップデートしたのですが、アヒルアイコンの色が微妙に明るめに変わりました…。ちょっと薄くなっただけなんですが、(私にしては数少ない)ドック登録アイコンで見慣れていたものなので妙に違和感が(苦笑)。

ついにiTMS開始!

2005年08月04日 | NEWS!
 まさか本当に日本でiTunesミュージックストアがスタートするとは…。今まで「8月には始まるぞ始まるぞ」と言われながらも今ひとつ実感というか信憑性が無かったのですが、ほ、本当に…。しかも一曲のお値段が150円もしくは200円。専用プリペイド(ギフト)カードもアリ。いやぁそれにしても信じられません。各レコード会社や利権団体との交渉の難航ぶり等々から、もしかしたら永遠に日本でこのサービスがはじまることは無いのではと私は思っておりました(前刀さん頑張ったんでしょうねー)。今日はもしかしたら歴史的な日になるかもしれません。

 以前「サービスが始まっても私は多分買わないだろうなぁ」と書きましたが(だってやっぱりCDで買ってCDプレーヤーで聴く方が音いいし)、それでもカード一枚くらいは買ってカード分(10曲くらい?)の曲数くらいは落としてみたいですね。相当数の人が待ちこがれていたサービスなだけにのっけから凄まじいDL数になりそうで、今後のNEWSが楽しみです。

<追記>
 お試しレポート書きました。

新型マウスだぁーーーーーーーーっ!!!!!

2005年08月02日 | NEWS!
 たった今なんの気無しにAppleのサイトを覗いたら、どひぇ~~! Appleがついに 2ボタン 多ボタンマウス発売ですよぅっ! しかもデザインはワンボタンそのもの! 流石! すげ~~~! かっこえぇ~!!!

 http://www.apple.com/jp/mightymouse/

 たいていニュース速報はApple-Styleさん等で見て知ることが多いのですが、今回は誰からも教えられず突然発見したせいで今現在非常に興奮しておりますっ!(苦笑) これからじっくり↑のページを見ることにしますっ!

<追記>
 正確にはボタンが多いのではなくタッチセンサーで「どちらの指でクリックしたか」を判断するみたいです。でもまぁ機能的に「複数ボタンマウス」であることは間違いないですね。それにしても、思い起こせばIntel Macへのスイッチ騒動以前からハードのアップデートには肩すかしをくらい続けていたので、これでよーやくジョブズの言っていた「超びっくらこくようなもんのすごい新製品の登場(意訳というより私訳)」が嘘ではなかったことが証明されました。このあとドンドン新製品ラッシュ(タブレットMacとか)が続きそうな勢いですね!

 このボタンの憎いところは、Tigerで無ければ細かいカスタマイズが出来ない、としていること。「他のOSXでもWinXPや2000でも一応使えるんだけどね」と言いつつ、おいしいところはTigerで。これ、やばいです。DashboardやSpotlight なんかよりはるかに、私にとってはTigerへの訴求力がありまくりです。