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麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

Airで連想される過去の製品たち

2008年01月18日 | NEWS!
 先日発表されました「MacBook Air」。日記の方でもちらっと書きましたが、当日は私もあちこちのサイトをチェックしてリアルタイムで発表を聞いて(読んで)おりました。で、これまた日記に書いた通り私個人の感想はというと「微妙だな~、売れるのかな~」って感じでちょっと冷めたモードなんですけれど、色々な方がこの新製品について賛否両論語っておられるのを、非常に楽しく興味深く拝見させてもらっております。

 否定派?というか、とまどいを感じてらっしゃるのが「モノが好き2」のdbacks51さん(「Air」で始まった2008年)。この商品からジョブズの(Appleの)メッセージ、今後の方向性を感じ取るのは確かに難しいのですが、同記事のコメントにてPomさんが言われているように、Appleはとにかく「Air」すなわち「無線」ということに対して指針を示したんじゃないかなと私も感じました。USBポートが一つだったりLANポートがなかったりというのは「必要が無い」もしくは「今後必要が無くなる」からであろうということで、このようなポート群の再構成にかつてのiMac(初代)を思い起こしたのもPomさんと同じくです。

 iMacではなく、G4 Cubeを連想した方もおられました(Apple Strategy 「MacBook Air」に取り憑く「G4 Cube」という亡霊)。確かにあのジョブズの満面の笑みは、Cube同様Airという製品が彼にとって「非常にお気に入り」であることを証明しているようにも思えます。

 Cubeではなく、初代iPodが出たときのことを連想したのが「muta's mac scirbbling」のmutaさん(17日の記事)。極めて肯定的な立場からAirについて見解を述べられています。確かに、数年後の評価が楽しみな製品だと思います(なお、続く18日の記事もMacユーザーには必読と思われます。ぜひ御覧下さい)。

 
 あと…ノート型コンピュータにあまり愛の無い私が唯一惚れ込んだ製品である「PowerBook G3」や、初代iBook(貝殻型)のように、今回のMacBook Airって表面(というか四辺)がゆるやかな曲面なので(と言っても実物見てないので正確にはわかりませんが)、個人的にそこんところは非常に好印象でした。この路線でMac Proもデザイン変更すればよかったのに。

MacGames.jp が閉鎖されるそうです

2008年01月11日 | NEWS!
 悲しいお知らせですが、MacGames.jp様が数日中に閉鎖されるそうです。

 Windowsに比べるとMacはフリーのオンラインウェア、特にゲームが少ないと言われています。ブラウザやメールソフト、ちょっとした画像加工をするソフト等々に関しては実はそれほど少なくはない、むしろかなりの数のOSX用オンラインウェアがあると私は思っていますが、ゲームの数となるとやはりWindowsには及びません(Macのシェアを考えると開発費を回収するのが難しいということもあるのでしょうが、フリーより市販ソフトの方がもっと絶望的な傾向かもしれません)。

 そんなMacユーザーにとってこのMacGames.jpというサイトは「少ないとはいえ、それでもこれだけのゲームがMacで遊べるのだ」ということを知らしめてくれる、ゲームファンの希望の光でありました。日本のものだけでなく海外のゲーム、ネイティブではなくJavaで作られたゲーム等、その紹介は多岐にわたり、しかも情報が非常に迅速でした。私と何の面識も無いにも関わらず、拙作も驚くべき速さで取り上げて頂きました。内外を問わず、しかも速くということで運営にはさぞ御苦労されていたと思われますが、にもかかわらずわざわざ有料サーバーを使ってこれまでこの有意義な情報発信サイトを運営、更新して頂いていたことに感謝したいと思います。

 なお「このサイトには、Mac系のサイトにインデックスされていないゲームが色々あるので、このサイトが消える前に探して遊んでみてください。」とのことですので、ゲーム好きな皆様はぜひ今のうちにチェックして、興味のあるゲームは片っ端からダウンロードしておかれるとよいかと思います。

Leopard 購入意欲が失せたある理由

2007年10月28日 | NEWS!
 (なんだか妙に刺激的なタイトルですが、非常に個人的なくだらない理由であることを先にお断りしておきます。また、必ず再追記まで目を通して頂くようお願い致します)

 いよいよ Leopard が発売になり、ネット上でもちょっとしたインストール祭になっておりますね。私は時代を周回遅れで(それも一説には一周どころか三周半くらい遅れて)ついていくタイプなのでハツモノには全く手を出す気が無く、「さて、じゃあそろそろ不具合も出尽くしたTigerでも買おうかなぁ」と半ば本気で考えているような奴なのですが、幾分斜に構えた冷静なヒトを気取ってみてもやはりそこはそれ、最新OSとなると動向は気になり心は動きます。色んなサイト・ブログさんでのレビューを見させて頂くのはとても楽しいです。記事を書いて下さる皆様、本当にどうもありがとうございます。

 また、懸念であった旧機種へのインストールもどうやらチェックしているのはクロック数だけのようで、CPUアップグレードカードを使用すればうちの娘(Power Mac G4 AGP 400MHz モデル)にもインストールできそうです(注意! これに関してはまだ情報不足につき、導入される方はこの文章を鵜呑みにせず自身でも情報収集・確認されることをお願い致します)。CPUが高クロックでありさえすれば苦もなくLeopardをインストール出来るのであれば、俄然Leopard導入の意欲も高まります。しかし、Leopardのレビュー記事やキャプチャー画面を見ていたらあることを発見してしまったんですよ…既に気がついている人はとっくに気がついていたはずの、すっごい今更な話なんですが…
















 Leopardって、メニューバー左隅のアップルマークが青色じゃないんですね(注目するのそこかよ!)。




 いやいやいや、これ重要なんですよ。もうね、この部分が青色っていうだけで、OSXはうちの娘(こ)のためにあるOSなのだ、うははっていう、他の機種のユーザーから石を投げられそうな優越感(妄想)に浸れたわけですよ。性能がどんなに劣っていようが、でもこのアップルマークが一番似合うのはうちの娘だもんね、てへっと思えたわけですよ。それがなぁ…はぁ、ついにこのリンゴまで毒されちゃいましたか(ひどい言いようだなコラ)。このメニューバーの林檎の色を変える(あるいは何か別のマークにデータを取り替える)方法やオンラインソフトって(私の知る限りですが、おそらく、まず)無いはずなので、これは諦めるしかありませんねぇ…とほほ。 (下の追記にも書きましたがアピアランスで変更可能でした…) ついでにちょっと真面目なことも言うとこのメニューバー、Leopardでは半透明になっているとのこと。これ、メニューバーの文字が(デスクトップピクチャによっては)凄く見づらいんじゃないでしょうか…。ここも何か今まで通りの白バックにできる設定なりオンラインソフトがあるといいなぁと思う次第であります。

 Leopardからはインストール要件がG4/867MHz以上となり、G3以下のマシンにはインストール出来なくなりました。考えてみれば、青林檎なMacと言えばまさにその象徴的存在が Power Mac G3 (Yosemite) だったわけで(←個人的見解です)、このメニューバーの林檎が青くなくなったというのは「G3以下のMacにはLeopardはインストールできません」という事実、つまり「インストール出来るのは、Appleが商品のイメージカラーとしてメタル・黒・白を強調し始めてからの機種になります」という事実を如実に表しているかのような、そんな印象を受けます。もっと言えば「ポップなクリスタルカラー時代のMacにはこのOSは似合わねーんだよっ」みたいな(涙)。いやぁ、馬鹿馬鹿しいことだとは思いますがこういう部分って機能がどうこうよりすっごく気になってしまうんですよ…毎日毎日起動終了(スリープ)の度にグレーの林檎をクリックするのかと思うと…うぅ~ん、なんだか可愛くないなぁ(苦笑)。

 …やっぱりLeopardよりとりあえずTigerにアップグレードだな、うむ(苦笑)。Tigerを使い倒しながら毎日「この青林檎はLeopardではグレーなんだ」と己に言い聞かせていればそのうち心の準備(諦め)が出来るはず、うん。


<追記>
 Coconutさんより、アピアランスから変更できるようだとのコメントを頂きました。また、念のためにとPantherのシステム環境設定→アピアランスを見てみたところ、なんとPantherでもグラファイトに変更可能でした!!! いやぁ無知って恐ろしい…せっかくLeopard発売で盛り上がっているところに、全く的外れな言いがかり記事を書いてしまいました。わざわざお読み頂いた皆様、お騒がせして申し訳ございませんでした。林檎マークの色を変更できるとわかったら途端にLeopard欲しくなりました。

<再追記>
 Leopardで実際に確認された方からコメント頂きました。なんと、アピアランスで「グラファイト・ブルー」を切り替えてもメニューバーの林檎マークには反映されないとのことでした(記事を書いた時にはまさかこんなに二転三転するとは思いませんでした…)。強ち的外れな文章でもなかったなという点ではホッとしていますが、そうなるとやはりLeopardへの関心がやや薄れます(ややですが)。複雑な気分です…。
 因みにPantherでアピアランスをグラファイトに変更してみたところ、ウィンドウ等の左上にある三色マーク(最大化や閉じるのボタン)が全てグレーになりビックリしました。もはや二世代前のOSとはいえ、まだまだ自分の知らない機能があったり、新たな発見があるのは面白いものですね。






 ところで、Leopardにアップグレードしたせいでもう要らなくなってしまったTigerをライセンス丸ごと「欲しかったらあげるよ」ってな方いらっしゃいませんかね…?(爆:まぁ半ば冗談ですがいないとも限らないのでとりあえず言うだけは言ってみようっと)。

<更に追記>
 コメントでご指摘頂いたとおり、現在では「Classic Menu」というアプリを使って変更が可能(らしい)です。昔懐かしい六色林檎にも出来るのがいいですね。詳しくはmutaさんのレビューをどうぞ

Appleトップページのカウンタが…

2007年10月25日 | NEWS!
 Leopard発売まであと20時間弱となったところで何を今更という話ではあるんですが…現在Appleのトップページにある(はずの)Leopard発売までのカウントダウンカウンタが、当環境だと何故か表示されません(こんな感じ)。Safari、Shiira等のWebkit系、IE5、OperaはダメでFirefoxとCaminoでは見れます。OSはPanther(10.3.9)。CookieやUAが原因ではなさそうなんですが…う~んわからない。AppleのサイトのくせにSafariでは表示されないというのが解せないんだよなぁ…。

 あと20時間経ってLeopardが発売されてしまえばおそらくトップページは新しく更新されてしまい、この謎は永遠の謎になってしまうことでしょう。…ということでなんとなく気になってしまったのでとりあえず記事にしてみましたが、どなたか「私も見れません」って方、あるいは原因がわかる方いらっしゃいましたらコメント・ご教授お願い致します(祈)。

またまた肩すかし…

2007年08月10日 | NEWS!
 新しい iMac・キーボード・iLife についての雑感。なんだか新製品が出るたびに毎回それを否定しているような当ブログですが、古いもんにばかり想いを寄せて新しいものを受け付ける柔軟性が無い狭量な人に思われるのも癪なので最近では自分の好みでない新製品が出てもいちいちそれについて言及したりせず華麗にスルーしていました(単に怠けて更新しないだけとも言う)。でもまぁ、今回は頑張ってちょっと言ってみようかな、と。あくまで自分の心に正直に、イヤなものはイヤ、と発言したいというだけですので「Apple製品が貶されるのは見るに(聞くに)耐えない」という方は以下を読まれる前にどうぞお引き取り下さい。
 もちろん否定のための否定をしているわけではなく、私の心の琴線に触れるようなものであれば当然褒めちぎりたいのです。いや、ホント、たまたまこの発表の時リアルタイムで起きてたんで、もし私好みの新製品だったなら速攻で記事書いてたんですよ。でも琴線というより逆鱗に触れる(←これはまぁちょっと大げさですが)ようなものだったので、(もとよりうちはホットなネタを取り上げることはほとんど無いブログなので)一時の感情にまかせて勢いであれこれ書き散らす前にちょっと静観することにし、他の方の意見を色々と見たりしておりました。しかしやはり初見で感じた印象はそれほど変わりませんでした。

 さて、前置きはこのくらいにしてiMacです。噂どおり薄くなり、アルミボディになりました。これだけなら私も喝采していたところです。しかし、17インチモデルが消えてしまいました。これは個人的にはかなり哀しいことです。まぁ私が新品のiMacを買う可能性はほとんど無いのですが(苦笑)、もし買うとすれば17インチが欲しいんですよね。いや、安いからってわけじゃなく(笑)。でっかいモニターを使ったことが無いので実際にはわかりませんが、店頭で20インチのiMacを見たりすると、あまり大きすぎるのは見づらい気がしてしまうんです。住宅事情のこと等も考えると17インチの需要ってのはあったんじゃないか、でかけりゃいいってもんでもないだろう、と思います。

 でもって例の「アゴ(あるいはベロ)」なんですが、一目見た瞬間「あれ? 細く(小さく)なったんじゃなくて画面の方がでかくなったんじゃないの?」と思いました。…と、そこで気づいたのがあのモニターの黒い枠。あれで錯覚させてるだけで実は画面とその下部の長さは変わってないんじゃないの? と思ったんですが実物を照らし合わせてみないことにはわかりませんでした。しかしそう思っていたところへ折よく「iPod nano なの」のしゅん爺さんが検証してくださいまして、やはり下部の長さ自体は変わっていない(らしい)ことが判明しました。当初は「こんなの詐欺じゃねぇか!」とすら思いましたが、考えてみればAppleは別に「今度のiMacではアゴの部分が短くなるよ」なんて一言もアナウンスしていないわけです。「アルミボディになる」「薄くなる」「アゴが短くなる」というのは主に海外の噂サイトからもたらされる情報というだけで、アゴが短くならなかったからといってAppleに怒るのもお門違いだなぁとちょっと反省。

 また、あの黒縁についても初めて見たときは違和感ありまくりでしたが(余談ですが個人的に今度のiMacの愛称は「くろぶち君」で決まりです)、見慣れればいいのかもしれない、というのと「あれがいい、かっこいい」という意見もあるでしょうからそこについてはあまり目くじらを立てるのはやめようと思います。…が、個人的には「あの黒縁さえ無ければ文句無しなのになぁ」というところ。それから先の17インチの話に絡みますが、従来の白バージョンも残しておいて欲しかったです。17インチのiMacを白色にして残しておけばMacBookのように色による選択も可能で、今回の銀バージョンや黒縁が嫌いな人に需要があるわけです。新製品が出るたびに旧モデルが姿を消す(だから欲しいものは欲しいうちに買わねばならない)というのはPC業界の常ではありますが、毎回思うのは「瞬間的に変わるんじゃなくて、移行期(猶予)が欲しいよなぁ」ということ。私は勝ち組だの負け犬だのという言い方はあまり好きではありませんが、iMacがアルミボディに変わる直前のこの絶妙のタイミングで白iMacを購入した渡香奈さんはある意味勝利者だと思います。

 
 さて、次はキーボードですが…なんですかあれは。もう心底がっかりです。デジイチ最新情報さんでも以前このキーボードの流出写真について「カッコよくない」と評されていましたが、私もまさかこんなキーボードが本当に採用されるとは思いませんでした。カッコ良い悪いは主観なのでそこを評価するのは難しいところですが、まずあの薄さと高さは非常に打ちづらそうに思えます。ノートブックならともかく、デスクトップのキーボードが薄い意義が果たしてどこにあるんでしょうか。ワイヤレスなら膝の上に置いて入力…ということも考えられますがそうするとあの丸い部分が邪魔になって打ちづらそうですし、ワイヤードの方の高さは膝に載せるのに丁度いい感じもしますがいかんせんワイヤードなので膝に載せたらそもそもケーブルが邪魔です。個人的にはデスクトップキーボードはある程度の高さが無いと絶対打ちにくいと思うので、あのキーボードを使うのであれば私は何か台状のものの上に乗せるでしょう。あぁ本末転倒。大丈夫かジョブズ? 
 それでもあえてあのキーボードを擁護するとしたら、まずキータッチがMacBookと同じ感じらしいのでiMacとMacBookを両方使う人にとっては操作感が統一されるのはいいかもしれません(iMacとMacBookを両方使う人がそれほど多数だとは思えませんが…)。また、キータッチについても個人差がある上に私はあのキーボードをまだ触っていませんので、触って(使って)みた結果これまでのものより打ちやすいと感じたらそれは素直に評価したいと思います。それからこれまでのキーボードはゴミが溜まりやすく、クリアボディのためにゴミが目立つという欠点があったようで、この点についてはNEWキーボードに分がありそうです。
 次に値段ですが、これが微妙に高い…。先の「デジイチ最新情報」さんの記事でも言われていましたが、私もこれまでのキーボードの気品溢れる美しさが大好きでした。値段もお手頃なのでそのうち買おうと思っていた矢先のこのモデルチェンジ…Amazonか店頭在庫を探します…とほほ。これまでのキーボードは確か発売当初はもっと高額で、現在(というか現在はもうモデルチェンジしてしまったのだけど数日前まで)の三千円台(3800円でしたっけ?)になったのはしばらく経ってからだったと思います。なのでこのNEWキーボードも後日値が下がる可能性はありますが、これまでのキーボードは「こんなにエレガントなのにこの安さ!」みたいなところもウリだった気がしますので、ワイヤードでも6000円台というのは、よほどあのデザインや薄さが好きでキータッチが自分好みという人でないと新規購入はちょっとツライと思います。このキーボードを買うなら、個人的には従来のキーボードを二つ買って一個を予備用兼観賞用(笑)として取っておきたいくらいです。
 また、これはちょっと余談に近いんですが、「Mac日記の日々」さんでも言われていたように私も一瞬ワイヤレスキーボードの写真を見て「パワーキー復活?」と思いました。私は現在Power Mac G4 付属のキーボードを使っているので問題は無いんですが、パワーキーの無いキーボードというのはちょっと寂しいんですよね。出来れば復活して欲しい機能です。

 さて、長々と書いてきましたがまだあります(まだあるんかい)。一番がっかりしたのは、これが「薄いという以外に一般のキーボードとなんら変わったところが無い」ということです。先月少し紹介させて頂きましたが、NEWキーボードにはクリックホイール式入力ユニットが搭載されるなんていう噂があったので、マルチタッチ風の操作が可能になっているキーボードが発売されるんじゃないかと個人的に非常にわくわくしておりました。それが見事に肩すかしを喰らったカタチとなったわけで、噂に振り回される自分が悪いっちゃあ悪いんですが、私は「噂以上の凄いモノ」を常に新製品に(Apple・ジョブズに)期待しているんですよね。最近は噂サイトの信頼性が非常に高いこともあってか大抵はいつも想定の範囲内のものしか発表されないので、「こんなの想像だにしなかった!」という製品をとにかく見てみたい、と過度の期待をしてしまいます。
 キーボードに関しては以上ですが、しかしキーボードが従来のものと機能的にほとんど変わらなかったことをよくよく考えてみれば、またこのタイミングでキーボードがリニューアルされたということを考えれば、Leopardの発表と同時に新しいマウスが発売される可能性と、そのマウスは表面全体をセンサー化されたものである(上記の先月の記事参照)可能性がある、ということです。もっともこれは私がハナっから「Leopardはマルチタッチオペレーションに対応したOSになるはずだ」と決めつけているせいもありますが、二ヶ月後にまた新たなキーボードが出ることはまずありえないので、今度こそ超クールで度肝を抜く様な機能のマウスを期待したいと思います。

 iLifeについてもざっと。iLifeにも本当にがっかりです。iLifeというかiMovieですね。「Intelプロセッサまたは、Power Mac G5 (dual 2.0GHz以上)、iMac G5(1.9GHz以上)が必要」というのはいくらなんでも要求スペックが高すぎるのではないでしょうか。OSXがバージョンを重ねる度に軽くなっていくように iLife までバージョンを重ねるごとに軽くなっていってしまったら、新しいMacを購入する人は減ってしまうでしょう。だからある程度のスペックを強いるのは仕方ないと言えば仕方ないんですが、「ハードの高スペックを要求する」という方向性はMac(Apple)には出来るだけ避けてもらいたいというか、これではあまりWindows Vistaのことを笑えないなぁ、というのが残念です(苦笑)。結局iLifeは「新しいMacを買った時についてくるソフト」であって、すなわち「新しいMacでないと充分に使えないソフト」、「新規購入して古いMacにインストールして使うようなものではない」という認識が(私の中で)はっきりしました。私が今後iLifeを単体で買うことは絶対無いと思います。
 
 最後に、今回の発表で個人的によかったなと思える点。まずiWorkですが、NumbersがExcelに対するキラーソフトになりそうなので、(Windowsのシェアが下がるかもという点で)これはちょっと嬉しいニュースではあります。それからなんと言ってもMac mini!捨てられるどころかスペックがあがりました(嬉涙)。まだ見捨てられていなかったというだけで万々歳です。それに、以前唐突にiPod shuffleにカラーバリエーションが出たことを考えると、ここらでそろそろMac miniにもカラバリが来そうなタイミングではないかと(まだ言うか)。新iMacについては、「黒縁が無く、キーボードがアレじゃなかったら買い」です。あーだこーだ散々言いましたが、アルミボディと前面の黒林檎はカッコいいと思います。個人的にあの黒縁はやたら気になるというか、アゴなんて長いままでもいいからもう少し縁が細ければよかったのにと思いますが、しかしあの薄さはお見事です。「たのしい検索・ゆかいな検索」さんで以前「ノートPCを使っていた人がデスクトップマシンの本体の存在を知らなかった」という笑い話を読んだんですが、iMacがここまで洗練されてきた現在ではこれはもう笑い話ではありませんね。

 さて、Leopard発売に伴い超凄い新製品の発表は果たしてあるのか? 懲りもせず(苦笑)二ヶ月後に期待しまくりです。


<追記>
 これだけボロクソに言っていたキーボードですが、なんと買ってしまいました。しかも打ちやすくて超お気に入りです。まったくもって前言撤回でございます。素晴らしいです、えぇ。

まさか Safari on Windows とは!

2007年06月12日 | NEWS!
 驚愕過ぎです。別にWWDCでのホットなネタにかぶりつくつもりで起きていたわけではなく単に薄着でうたたねしてしまい、目が覚めたらこんな時間(午前四時頃)だったので丁度いいやとUSAのAppleサイトを覗いてみたらもうビックリです。Leopardの新機能もムービーで明かされましたがなんかFinderまわりがややこしくなったような…すぐ慣れるのかな。しかしカバーフローをiTunesだけでなくOSのインターフェースにしてしまうとは流石です。肝心の(爆)「どこまでの旧機種がサポートされるのか」はどこに書いてあるのかまだ発見出来ず…。

 で、そうそうSafariです。互換機で動くOSXを、というのは私をはじめ「そうあって欲しい」と願う人が少なくないと思いますが、ハード屋のAppleがそれをするのは自分の首を絞めることになるからまずやらないだろうと思われていました。しかしまさかSafariだけを、とは。iTunes+Safari効果でMacへのスイッチを促しつつ、スイッチしたMacではWindowsも使える、でもOSXそのものは渡さない。考えられてしかるべきことでしたがこればっかりは全く予想できませんでした。

 それにしても、Leopardの旧機種サポートはどこまで…(うろうろ)。



<追記>

うおおおおお! あったーーー!!Apple Introduces Safari for Windows」というページ(News Release?)をつらつらと読んでいたら(#)、最後の方にSafari3のシステム要件が書いてありました。なんとっ! G3(Firewire標準搭載マシン?)までサポートのようですっ! もちろんこれだけではわかりませんが、LeopardがG3Macまでサポートしている可能性がかなり高くなりました。

 って、待てよ…これTigerのシステム要件と同じですやん。TigerでSafari3が動かせるんだったらそりゃG3でも動く道理ですわな。「古いMacでもSafariはOK、でもLeopardはやっぱりダメ」なんてことも考えられます。旧型MacユーザーはTiger+Safari3の組み合わせしか楽しむことができない(Leopardも使ってみたいよなぁ…)、ということになるとWindowsユーザーに対するのと同じくこれはハードの買い換えを促進することになるわけですから微妙なところです。

 それから先ほどは寝起きでつい興奮してしまっていましたが、落ち着いてよく考えてみるとSafariがWindowsで動くからと言ってもWindowsユーザーに働きかける力はあまり強くないかもしれません。特に我らが日本人はよく揶揄されるように「長いものに巻かれたがる」「みんなが使ってるものを使いたがる」「みんなが使ってると安心する」みたいな気質がありますし、IEの普及率・利用率が他国より高く、Firefoxの普及率もそれほどではないことなどを考えると、日本ではそれほどの起爆剤にはならない可能性が高そうです(CMのひどさがMacのイメージダウンに大きく貢献していることもありますし…余談ですが日本ではLeopardやiPhoneのWeb用プレビュームービーをそのままTVCMとして流しておけばかなり食いつきいいと思いますよ、マジで)。









#普段英語は大っ嫌いだアルファベットは落ち着かんと散々言っていながらもこの程度の英文はスラスラ(でも無いけどそこはかとなく大意を掴むくらいは)読めるんだぞということをさりげなくアピールするいやらしいワタシ(爆)。

Security Update 2007-005 を当てたら…

2007年05月29日 | NEWS!
(注意:以下の事例は「Security Update 2007-005」とは関係がない可能性もあり、正確性に欠けるものであることをご了承ください)

 スクリーンキャプチャーを撮るのに非常に便利な『SnapClip(作者様サイトは「PIXTURE STUDIO」)』というフリーソフトがあるのですが、先日の「Security Update 2007-005」を適用したところ、『SnapClip』でキャプチャーした画像が開けなくなってしまいました。プレビューだけでなくJPGファイルを開くことができる別のアプリケーションを使っても開くことができません。因果関係ははっきりとはわかりませんが、ログを確認したところアップデートを適用した日時は26日土曜日の夕方であり、それ以前に『SnapClip』を使って作った画像ファイルは全て開くことができ、26日夕方以降に作ったファイルは全て開けなくなっているのでおそらくこのアップデートのせいであろうと思います(この他に特に原因になりそうなものは思いつかないし。 そういえば確か同日に「Flip 4 Mac WMV 2.1.2 v72」も入れてました…がこちらの方が因果関係は薄いのではないかと思います)。

 とりあえず早く気づいてよかった…メモ代わりにほいほいキャプチャーしてしまう(しかもいちいちそれをもう一度開いたりはしない)クセがついていたので下手したら開けないファイルをひたすら溜め込んでしまうところでした(滝汗)。

<追記>
 mutaさんにも同様の症状を確認して頂きました。やはりセキュリティアップデートが原因とみて間違いないようです。また、TigerでもPantherでも起こるようです。

大橋隆志氏による Logic 指南!

2007年03月05日 | NEWS!
 元聖飢魔II & 元 CATS IN BOOTS & 元 SLUMLORDS & 現(でも休止中)THE OUTSIDERS 、知る人ぞ知るウルトラハイパーギタリスト大橋隆志サンが、最新ソロアルバム「Child of Nature」の制作秘話や Logic Pro を駆使した楽曲制作手法をレビューしておられますっ! 全三回だそうで 3月5日現在第二回までアップされています。DTM に興味のある方はお見逃しなく。

 Music Master.jp(トップ)
 大橋隆志/アルバム「Child of Nature」&「Logic」スペシャルレビュー Vol.1
 大橋隆志/アルバム「Child of Nature」&「Logic」スペシャルレビュー Vol.2

 ただ当方の環境(G4/400)だとせっかくの動画が重くて音飛び&映像飛びが激しいのが哀しいところです…(涙)。


 R&P RECORDS(レーベルサイト)
 JJGuitar ・ site of Takashi O'hasi(個人サイト)
 (↑バックヤードには…が隠してありますよっ!)

<追記>
 Music Master.jp には松原正樹氏のインタビューもありましたっ!!!

<更に追記>
 動画が重いと愚痴ってみたところ、通りすがりの方からポッドキャスト配信されていると教えて頂きましたっ! 早速登録し、iTunesで再生してもやっぱりまだ重いというのは予想できたので(苦笑)、DLしたファイルを直接「Musicフォルダ→iTunesフォルダ→iTunes Musicフォルダ→Podcastフォルダ」の中から取り出しQuickTimeで再生…まだ重かったので VLC で…音声は切れなくなったものの映像がまだ重いので「QTAmateur」で再生したところやっと快適に鑑賞することができましたっ!!!(どこまで非力なんだうちの子は^^;) QTAmateur ってとりあえずインストールしただけで特にこれまで積極的に使ってこなかったソフトなんですけど、いいですね。今後バンバン使って行こうかな。

 ついでに、あまりにもタイムリーに iTunes と QuickTime がアップデートしましたのでついでにインストールしました(笑)。

そのとぉりダッ!!!

2006年10月20日 | NEWS!
 ビデオ iPod に ウィルスが混入していた、という事件に関して。MacBook で書くブログさんの「いくらなんでも失礼だ!」という記事に猛烈に賛同します(猛烈に賛同って変な日本語だなしかし)。

 「Windows がウイルスに対して脆弱であることが遺憾」なんて最後にわざわざ言わんでもいいですよ Appleさん。一言多い。日本語の「遺憾」という言葉についてはそもそも英語の原文(be upset)をどう訳すかという問題がからんでは来ますが、仮に「遺憾」という言葉を使わなかったとしてもそう大差無いと思います。

 「だいたいよー、Mac 使ってりゃそもそもそんなのに感染なんかしねーんだよ」って言いたくなる気持ちはわからんでも無いんですが、それは Apple 社内における社員のつぶやきとか愚痴のレベル、あるいは個人のブログで書くようなことだろうと思うんですね。わざわざ公式の謝罪ページの最後に「Windows がウィルスに脆弱なことがイカン、それに気がつかなかった我々はもっとイカン(←かけことば)」ってなことは書かなくてもいいでしょう。訴訟社会アメリカにおける「謝ったら負け」みたいな風潮なども関係するのかもしれませんが、誠意を感じにくい文章であることは否めません。少なくともApple はその脆弱な Windows 用の iTunes をも開発し iPod を Windows でも使えるようにしてしまったんですから、今更(しかも謝罪の場で) Windows の脆弱性についてとやかく言うなら最初から Windows になんか対応させず、契約製造会社にも一切 Windows を使わせないように徹底指導しておくのがスジなんじゃないのかなぁ、と。

 今回はその他にも「えぇ~ iPod って Windows で作ってたの?」だとか、「契約製造会社に対してセキュリティチェックをちゃんと指導してなかったの?」だとか、Macユーザーにとってショッキングなことが色々発覚してしまいましたが、ホント、最近の Apple はなんだか変です。変と言えば昔から変な会社だったのかもしれませんが(コラ)。以下、いい機会なのでいつか書こうと思っていたネタをば。

 最近Appleと言えば「Macintosh を作って売っている会社」というイメージから「iPod の会社」というイメージに変わって来ていますね。というより Apple といえば iPod しか知らない人も多くいると思います。この風潮、海洋堂という会社が「ガレージキットメーカー」から「食玩の会社」に変容していったのと非常に似てる気がするんですよね。今では海洋堂といえば一般人は「食玩」を連想します。というかそれしか知らないでしょう(それすら知らない人はまぁおいといて)。確かに、チョコエッグをはじめあれだけマニアックなミニチュアを世間一般に広めてしまった海洋堂の功績は大ですが、「海洋堂=食玩(の会社)」という認識が広まる(TV等で取り上げられることが多くなったりする)につけ、昔から海洋堂を知っている身には「なんだかなぁ」という気分でした。で、細かい話はマニアックすぎるのでここでは略しますが(苦笑)、本来ハイクオリティにして少数生産少数販売がモットーであったガレキメーカーが大量生産薄利多売を手がけるようになってしまったことで、ガレージキットメーカーとしての誇りのようなものが失われて行った気がして淋しく思っているうちに、段々私は海洋堂という会社を魅力的に感じなくなり嫌なところばかり目につくようになりました(#)。

 iPod の爆発的ヒットにより Apple という会社は一躍有名になりその株価も上昇しましたが、最近は褒められない点がやたら目についてしまいます(主観です)。サポートも、直すより即新品交換というパターンが多い気がするんですが私には新品交換は決してありがたいものではなく、「こんだけ売れてると一台一台ちまちま直してらんねーんだよ!」という印象さえ受けてしまいます。交換に関しては「その方がいい」という人も多いのでこれだけでサポートが悪いということにはもちろんなりませんが、その他 MacBook の変色問題やらなんやら、私は最近 Apple という会社にかなり悪いイメージを抱くようになってきておりまして、挙げ句この事件とこの対応です。Mac 大好き、MacOSX 大好きのワタシとしては Apple を嫌いにはなりたくないのです。好きで応援していた会社が堕していくのを見るのは SONY だけでたくさんです。Apple を嫌いになるような話題(事件・事故)はもう起こしてほしくないと切に願います。


#海洋堂が特に(ウィルス入り iPod に比するほど)著しく問題のある商品を販売したというわけではありません。まぁ N・O・G の銀色モデルは人によっては問題と言えばかなり大問題なわけですが(爆)、少なくとも人体に悪影響のあるモノを販売しただとかというようなことは(私の知る限り)ありませんし、もの凄くクオリティが低いモノを作るようになってしまったということでもありません(値段相応ではあると思います)。ここで「海洋堂=凄く酷い(褒められない)会社」というイメージを持たれてしまうのは私の本意ではない、ということを補足しておきます。









 因みに、このタイトルは某妖怪小説に登場する某探偵のセリフへのオマージュ(ってかパ○リ)です。分かる人だけ笑ってやって下さい。

東京ドーム計算機 & ウィジェット版

2006年09月28日 | NEWS!
 ブラウザShiiraでおなじみのHMDTさんが、OS標準アプリの「計算機」に、なんと「東京ドーム何個分」「小錦何人分」という単位で計算出来るという機能を加えた「東京ドーム計算機」を作成(9月20日の記事を参照)。それに触発されたMy師匠(←色んな意味で)のみぃにゃさん(紅巳堂)が、更にそのDashboard Widget 版の作り方を公開しておられましたので(紅巳堂左メニューの「・」→ 9月27日 widgetのカスタマイズ 単位換算編 へ)弟子としてはやはり宣伝しておかねばいかんかなと思い、ご紹介させて頂く次第であります(笑)。