利休が茶の湯の極意を
「夏は、いかにも涼しきように。冬は、いかにも暖かなるように」
と言ったそうです。
梅雨明けはまだですが、気温は上がってきました。
というので、お茶碗は平茶碗(ひらちゃわん)に。
お茶が早く冷めるように、平たいお皿のようになっています。
さらに今回は「絞り茶巾」でお稽古しました。
茶巾の水を絞りきらず、お点前のなかで茶巾絞りをします。
そのひと手間をかけている間に、
茶筅通しをして温めたお茶碗が少しでも冷めるように、だそうです。
全てが、お客様への心遣いです。
主菓子は鶴屋八幡御製の「蟠桃(ばんとう)」と、
「緑の影」です。
久しぶりにお稽古にいらっしゃった、
Mさんのおもたせの「すいか」(やぢ御製)をお干菓子にいただきました。
次回のお稽古は8月12日。
休日なので、いつもよりしっかりお稽古です。
(S・K)