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JI3GAB/blog

ラジオに関する話題を中心につらつらと

PowerSDRでのチューニング

2004-11-20 23:55:41 | SDR-1000
周波数のチューニングにはいくつかのやりかたがあります。

1. 直接周波数をキーボードから入力

VFOの周波数表示の部分をクリックし、MHz単位で数値を入力します。
たとえば9760kHzなら、「9 . 7 6 0 Enter」です。

2. ホイールマウスでチューニング

ホイールを回すことで周波数をup/downすることができます。
ホイールをクリックするとup/downのstepが1Hz~10MHzまで変化します。

3. キーボードによるチューニング

キーボードの左上の部分の各キーがそれぞれ各周波数ステップに割り当てられていて、
キーを押すたびに割り当てられたステップで周波数をupまたはdownさせることができます。たとえば"Q"のキーを押すと10MHzの桁がup、その下の"A"のキーを押すと10MHzの桁がdownします。同様にその隣の"W"/"S"のキーで1MHzの桁をup/downできます。文章で書くとわかりにくいかも知れませんが。

4. Griffin PowerMate

Griffin PowerMateというUSB接続のボリューム状のインタフェースを使ってチューニングを取ることができます。ボリュームを押すことによって周波数ステップを変更することができます。ホイールマウスのときと同じと考えて良いと思います。

5. スペクトラムディスプレイ上で任意の位置をクリック

たとえばPanadaptorモードなどで広い範囲の帯域を表示しているときに、スペクトラムディスプレイの上でマウスを右クリックすると、周波数選択用のカーソルが表示されます。その状態で希望の場所で左クリックすると、その周波数に移動します。

ラジオが好きな人はきっとGriffinのPowerMateに惹かれるんじゃないかと思うのですが、もちろん私もそうでなのでPCパーツ屋で実物を見かけたときに思わず買ってしまいました。使用感は… うーん、まあまあというところですかね。というのは、指を入れるくぼみがないので普通のラジオのダイヤルのようにグルグル回すには適していないというのが一つ。それから一回転で14ステップくらいしか変化しないので細かいステップでは回すのがつらいです。また、クリックすることによってステップを変更できるわけですが、変更が一方向(1Hz->10Hz->…1MHz->10MHz->1Hz->…)なのがいまひとつです。ま、これはホイールマウスでも同じことですが。

で、私は結局ダイレクトに周波数を入力したあと、3.のキーボードショートカットを使ってチューニングすることが多いようです。今のところ。
なお、VFOはA/B二つありますが、この二つを切替えるキーボードショートカットが設定できないのがちょっと残念です(もしかしたらできるかも知れませんが)。
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PowerSDR

2004-11-20 00:12:12 | SDR-1000
これがSDR-1000用の新しいコンソールソフトPowerSDRのβ版です。まだ一部不安定なところもありますが、基本的な機能はだいたい大丈夫のようです。
ここですべての機能を説明することはできないのですが、画面を見ればだいたいの想像はつくのではないでしょうか。左下にDisplay Modeというのがありますが、これで真中のディスプレイでの表示方法を変更することができます。このサンプルで選択されている"Panadptor"というのはPowerSDRから新しく追加されたモードで、ある程度広い範囲のスペクトラムを表示してながら、現在のフィルタの通過帯域を緑の部分で示すようになっています。他にフィルタの帯域内だけを広く表示するモード、オシロのような表示や、ヒストグラム、ウォーターフォールなどがあります。
フィルタは画面右下の部分で操作することができます。システム側で用意された10個のフィルタの他にVar1, Var2でユーザ定義のフィルタを設定することができます。そのときの通過帯域をすぐ下のLow, Highの窓で設定します。-9999から9999までの数値(Hz)を入れることができます。
その上にモード選択のボタンがならんでいます。SAMはAM同期検波モードです。ちょうどサンプル画面では9.760MHzのVOAをSAMモードで受信しています。またVar1のフィルタをいじってキャリアの下側のだけを選択しています。VOAのような比較的強力な信号の場合、キャリア周波数の+-500Hz以内にチューニングすればロックしてくれるようです。混信を厳しく受けている場合や、非常に弱い信号の場合についてはこれから色々試してみたいと思います。
DRMはDigital Radio Mondialeというデジタル放送の復調モードですが、私はまだ使ったことがありません。SPECはサウンドカードの帯域いっぱい(+-20kHz)を受信、表示するモードです。
受信音はSSBに関してはなかなか良いと思います。AMは周波数特性に関しては問題ないのですが、AGCの動作に起因すると思われるクリック音のような音が聞こえるのが残念です。このAGCの問題は正式リリースされているVB版のSDRConsoleでも起こるので、採用しているAGCのアルゴリズムに問題があるのかも知れません。問題を報告すれば今後改善されるものと期待しています。VB版はソースが公開されているので自分でも調べてみたいと思っています。なお、PowerSDR版のソースコードは今のところ広く公開されてはいないのですが、開発のためとリクエストすれば見ることはできるようです。
今回はこの辺で。
コメント (4)
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SDR-100の概要その1?

2004-11-18 00:06:38 | SDR-1000
Gerald Youngblood(AC5OG)氏によってQEX誌2002年の7/8月号から4回の連載記事("A Software Defined Radio for the Masses")で発表されたトランシーバがベースになっています。この記事は現在FlexRadio社のサイトの"Articles"という場所にPDFファイルとして置いてあり、誰でも読むことができます。
連載が終ったあと、昨年(2003年)の春頃にキット(基板のみ、各基板は組み立て済)として販売が始まりました。さっそく友人を誘って共同購入したのですが、ちゃんと使えるようになったのは今年の始め頃です。その後今年になってケースキットとRFEと呼ばれるオプションボードを買い足して、ようやく最近すべてを組み立てたところです。

一つ前の投稿の写真でわかるようにケースの右側半分は空いていますが、ここにはオプションの100WのPAを入れることができます。最近このアンプも出荷が開始されました。左側がトランシーバのエキサイタ部分です。これは約10cm×8cmの基板3枚のスタックで、上からそれぞれ、BPF基板、TRX基板、PIO基板となっています。もっとも基本的な送受信の機能はすべてTRX基板に乗っています。AD9854によるDDSのローカル発振と、受信部ではバススイッチを使ったミキサ(Tayloeディテクタ)とINA163というインストゥルメンテーションアンプのみ、送信部はその逆向きでDRV135という名前のチップによるアンプとバススイッチによるミキサのみという非常にシンプルな構成です。

実際の信号の処理(フィルタリング、変復調、AGC)などはすべてPCのサウンドカードで行ないます。それを行なうソフトウェアがSDRConsoleという名前のもので、flexradioのサイトでスクリーンショットを見ることができます。これはVB6で開発されたものなのですが、最近はC#.NETで開発されているPowerSDRという新しいものがβバージョンとして提供されています。このソフトウェアがどのような機能を持っているかについても今後少しずつ書きたいと思います。

周波数の制御や送受の切替えなども当然PCで制御するのですが、そのインタフェースがPIO基板です。制御にはパラレルポートを使いますので、接続するPCは、少なくともパラレルポートとサウンドカード(ステレオのLINE IN端子があるもの)を備えている必要があります。最近のノートPCはこの条件を満たしていないことが多いので注意が必要です。OSはWindows XPが対象となっています。なお、周波数のカバー範囲は11kHzから65MHzまでです。

BPFボードはその名の通りで、RFEと呼ばれる拡張ボードは、より低NFなどを達成するためのRFアンプと、アマチュアバンド用により細かく分割されたBPFなどが載っています。

今ではRFEボード付き、専用ケース組み込み済のものが販売されています(2004年11月現在の価格は$875、100Wアンプ付きは$1375、その他受信のみのバージョンも追加されています)。基板のみのキット等も続けて提供されているようです。

購入はWebサイトから行なうことができます。途中で一度オーダと違うものが送られてくるというトラブルもありましたが、e-mailを送ったところ素早く対応してくれました。
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SDR-1000

2004-11-17 01:22:05 | SDR-1000
FlexRadio社のソフトウェアラジオSDR-1000です。先週末にやっとオプションのRFEボードを含めて組み上げました。当面このラジオについて書きたいと思っていますが、いつまで続くことやら。
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