クナウアー(1971-)はドイツのピアニスト。指揮者であり、このCD曲のアレンジを担当しているのがデヴィッド・ニューマン、ハリウッド・サウンドの創始者と言われているアルフレッド・ニューマンの息子のひとりである。生真面目そうなクナウアーの写真を見て、これは硬そうな演奏者だなっと思ったが、アレンジの方もそれに合わせたような音作り、クラシックを聴いているような雰囲気の演奏である。このCDに取り上げられているハリウッド映画はタイトル名を知っている程度の曲が多いが、アルフレッド・ニューマンの作曲した映画音楽を中心に、バーンスタインやコープランド、ガーシュイン、モートン・グールドなどのクラシック音楽作曲者の映画音楽も入っている。曲目は〈映画『いつか見た青い空』組曲〉、〈映画『偉大な生涯の物語』メイン・タイトル〉、〈映画『聖夜』愛のテーマ〉、〈映画『アラバマ物語』メイン・タイトル〉、〈映画『氷の微笑』組曲〉など。終曲は、もうひとりの息子であるトーマス・ニューマン作曲の〈SHOULDER LENGTH〉。
ワーナー '24/2録音 '24/11発売 14曲 71:51 2,329円 (輸入品 国内通販)
セバスティアン・クナウアー(ピアノ)
デヴィッド・ニューマン(指揮、アレンジ)
ベルリン・ドイツ交響楽団(ドイツ)
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