解答のポイント
問題1・3
問題文中から傍線部の説明になっている箇所を2~3見つけ、それを50字にまとめます。
問題2・4
最初の50字は、問題1・3と同じ手順です。
次に最初の50字に沿った具体例をあげ、100字で少し詳しく説明します。ここでいい具体例を挙げることができるかがポイントです。
最後の50字は、最初の説明を言い換えたり掘り下げて説明するか、あるいは具体例の説明を続けて最後まで書いてしまうかのどちらかで進めます。
※具体例は複数のパターンを考えることがいい対策になります。
--------------------------------------------
解答
問題1
本を読みたくて仕方ないのだが、時間がなくてなかなかそうできないじれったい気持ちでいるから。(45)
問題2
筆者にとって「読む」という行為は本を介して著者と対峙する個人的で能動的な面白い行為である。歴史の好き
な人が歴史小説や研究書物に時間を忘れて没頭するような場合のことである。一方「眺める」という行為は流れ
てくる膨大な情報を受け取る受動的な行為で、みずから情報を選んでいるのかはっきりしない。インターネット
上にあふれている情報をなんとなくたどってみても、本当に知りたい情報は得ることができない。(195)
問題3
私たちの人生にまとまりをもたらしているのは感情のように思えるが、実は言葉であるということ。(45)
問題4
感情を表現するものは言葉である。感情は言葉によってはっきりとした形をとることができるいっぽうで、言葉
は感情をいつも正確に表現できるとはかぎらない。たしかに、自分の感情をどう表現したらいいか悩んだり、言
葉にした自分の感情が思ったとおりに伝わらないようなことはしばしば経験することである。言葉は感情を明確
にし他者に伝えることを可能にしているとも考えられるが、制約になっているとも考えられる。(193)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます