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【スピーキング】 TOEFL模試問題 04-04

2020-01-20 21:13:15 | 日記

YouTubeにTOEFL試験練習問題がたくさん公開されています。

TOEFL Speaking Practice Test 4

今回はこの動画の Question 3 を解説します。時間は 9:20~14:23 の箇所です。

TOEFL用語でいうと integrated question と呼ばれます。integrateとは「まとめる」という意味です。

まず最初に文章(passageといっています)を読みます。次に講義を聞きます。この問題では以下のような内容です。

パターンはほとんど文章で専門用語が説明され、講義でその具体例が2つ(か3つ)挙げられます。

 文章: 記憶には二種類 ー 顕在記憶と潜在記憶

 講義: 顕在記憶⇒昨日何を食べたか、 潜在記憶⇒ハイウェイで見た車の広告

そして、問題は下記のとおりです。

Using the example of the car advertisement, explain what is meant by implicit memory.

 

それでは実際に問題を解いてみましょう。

最初に文章を読み、キーワードを抜き出します。

 テーマ→ memory, explicit and implicit

 説明1→ explicit = conscious + intentional

 説明2→ implicit = no conscious but remaining

次に講義を聞いて、キーワードを抜き出します。

 例1→ explicit: what you ate last night

 例2→ implicit: ad on billboard of the car named panther

表にして対比すると以下のようになります。

Passage Conversation
memory, explicit and implicit two examples
explicit = conscious + intentional explicit: last night's dinner
implicit = no conscious but remaining implicit: ad on billboard of the car named panther

 

会話を聞いた後、30秒の時間で話す英語のイメージを作ります

Passage Conversation

[1] The passage tells that

there are two types of memories, explicit memory and implicit memory.

[4] The professor in the lecture shows

two examples.

[2] The first one,

explicit memory is conscious and intentional.  You know well you remember them.

[5] The first one is

last night's dinner. you remember clearly what you ate last night. It's an example for explicit memory. 

[3] The next one, 

implicit memory is not conscious, but it's still remaining as memory.

[6] The next one is

the advertisement on the billboard of the car named "Panther". It's an example for implicit memory.

People don't remember clearly about the billboard. When asked an animal starting with the letter "p",   many of them answered it's a panther.

太字や斜字の部分はメモに付け足す内容です。

 太字: ほぼすべての問題で使う常套句

 斜字: メモで抜き出したキーワードを文章にもどすために付加した部分 ⇒ 英文作成能力が問われます

最初のうちは上の表のように書いてみた方が慣れるにはいいと思います。

 

[1]⇒[6]の順番で話します。学生の会話の問題のときのように[1]⇒[4]⇒[2]⇒[5]⇒…と進むこともできますが、対比が難しい場合ありますので、この順番で話すのが無難です。

このメモは110語あります。ゆっくりはっきり60秒話すとだいたい90~100語です。この場合少し早く話すか、少し内容を削るか(青字の部分)となります。

 

繰り返して速くできるようになったら、書かずに頭の中で作業するようにします。

本番での準備時間は30秒しかありませんからたいへんですが、時間をかければ慣れていきます。


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