比較優位説に関する問題です。
大学教養課程で出題されるごく基本的な問題です。
(解答)
(a)1時間当たりの パン作り:事務作業 の比率は、
A 3:1 ⇒ 事務作業1単位の時間でパン3個を生産
B 2:1 ⇒ 事務作業1単位の時間でパン2個を生産
∴ Aの比較優位はパン作り、Bの比較優位は事務作業
したがって事務作業はすべてBがおこない、そのための時間は 24÷4=6時間
Aは8時間、Bは2時間パン作りをする。生産量は18×8+8×2=160個
(b)1時間当たりの パン作り:事務作業 の比率は、
A 3:1 ⇒ 事務作業1単位の時間でパン3個を生産
B 4:1 ⇒ 事務作業1単位の時間でパン4個を生産
∴ Aの比較優位は事務作業、Bの比較優位はパン作り
したがって事務作業はすべてAがおこない、そのための時間は 24÷6=4時間
Aは8時間、Bは2時間パン作りをする。生産量は18×4+16×8=200個
(解答)
(a)Dさんの事務作業をT時間ををすれば、
Cさんの事務作業の時間は、(24ー8T)÷4=6ー2T。
Dさんのパンの生産量 20(8ーT)=160ー20T
Cさんのパンの生産量 10{8ー(6ー2T)}=20+20T
合計で 180個
(b)1時間当たりの パン作り:事務作業 の比率は、
A 2.5:1 ⇒ 事務作業1単位の時間でパン2.5個を生産
B 2.5:1 ⇒ 事務作業1単位の時間でパン2.5個を生産
∴ 比較優位が存在しない
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