「のんのんばあとオレ」(水木しげる著 ちくま少年図書館37 1977.10.25 第1刷249ページ)
水木しげるの40歳までの半生記である。1924年生まれ。ゲゲゲの鬼太郎に至るまでずいぶんと遠回りした人生だった。
戦争で左腕を失くした。復員して絵描きになろうとしたり、片腕で魚屋をやりながら、武蔵野美術学校にいき、紙芝居描きをしたり、貸本漫画描きもした。
その妖怪漫画は幼少期に「のんのんばあ」が語ってくれたことが土台にある。自由な少年時代があったから水木しげるになれたのだ。人生にけっして無駄はない。
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