一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

メスキータ に出会う

2020-02-12 13:58:00 | Weblog
昨年夏、東京ステーションギャラリーで開催されていた「メスキータ展」、見たかったのに、芝居の稽古などで見逃しました。
先日、ウォーキング中に町内掲示板で佐倉市美術館で開催されている「メスキータ展」のチラシを目にしました。
これは嬉しい!とばかりに、昨日母たちのデーサービス中にゆっくり観賞することが出来ました。






昨年まで、全く知らないアーティストでしたが、有名なエッシャーの恩師で、彼が大きな影響を受けたオランダの版画家です。
ユダヤ人だったので、第二次世界大戦時にオランダを占拠したナチスに家族共々捕らえられ、アウシュビッツで亡くなったのです。捕らえられてすぐ、エッシャーはじめメスキータの作品を守ろうとする人々の手で、作品は運び出され、戦後、メスキータの業績を人々に伝えようと展覧会が催されてきて、日本では、昨年が初めての回顧展だったようです。

日本の切り絵の世界のようでもあり、細い線の流れの違いや太い切り込みの効果で、立体的になったり、質感が出てきたり、エッジに線を入れなくとも浮かび上がってくる人、動物、ひとつひとつの作品を、すごい、すごい、と感動しながら味わうことができました。動物では、シマウマ、フクロウ、シカ、サギ、など素晴らしい作品が多い中、個人的にはゾウが好きでしたが、絵葉書にはなかったので、残念。
木版画、シルク版画、建築雑誌の表紙デザイン、ドローイングなど楽しみました。
2時間近く鑑賞していました。
あ〜、行けてよかった!





折角なので、車を駐車場に置いて、佐倉市の武家屋敷付近までウォーキングすることにしました。少し寒いけれど、晴れて気持ちがよく、屋敷前を通り過ぎ、サムライの古径 ヒヨドリ坂まで歩いて、戻りました。




道の途中咲く 白梅💕



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