一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

元気を頂く

2013-08-29 23:22:53 | 介護・介助

 

初めてipadからブログ更新します。

というのは、一昨日から私のPCがウィルスに感染したのか、ブログを書こうとすると

フリーズして応答しなくなるのです。

 厄介なことになりました。

戻す方法をご存知の方がいらしたら、お教えください。

 

今日は我孫子の老健に行く日でした。

認知症のお年寄りの方たちは、優しい方が多くホッとします。

私を古くからの知り合いと思ったAさんは、嬉しそうに話かけてきました。

一年ぶりだけど、親しい人は直ぐ分かり合えるな~。

橋のたもとが家だから、いつでも遊びにきなさい。

この方のご主人は35歳の時に戦争で亡くなり、その後 一人で子供たちを

育てあげたのだそうです。

逞しいです!

百歳近いこの方に元気を頂きました。

 

またランチタイムには、またまた食堂(レストラン)の調理師さんのCさん

にたくさんの捥ぎたて家庭菜園のトウモロコシをいただきました。

 

 

 

 

クリちゃんやフクちゃんと分けましたが、家で茹でると、

甘いこと!美味しいこと‼   またまた元気をいただきました。

感謝! 感謝!です。

 

夫もトウモロコシが大好きだったので、仏壇にもお供えしました。

夫の急逝のハガキがみなさんに届いた頃なので、昨日からお電話やお手紙が

何件かあり、嬉しいけれど辛いことでもあり涙が乾きません。

皆様、心からのお悔やみの言葉や私へのお気遣い、ありがとうございます。

 

泣いてばかりはいられません。しっかりしなければ!

 

 

 

 

 

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脳裏をかすめた言葉 

2013-08-24 22:35:30 | Weblog


ブログもFacebookもする気力がありませんでしたが、

やっと、ブログを書けるようになりました。


8日、私の人生のパートナーが突然にこの世からいなくなってしまいました。

まだまだ、やりたかった仕事もあったのに、二人での楽しい企画もしていたのに、

急いで逝ってしまいました。

体力が落ちていたので、病院に行くように、お酒を控えるように、と何度言っても

医者嫌いの夫は私の言うことを聞いてはくれませんでした。

最後は階段で、廊下で、足をもつらせ転倒し、救急車で病院に運ばれ

帰らぬ人となってしまいました。


病院で処置をしてもらい、2~3日入院して体力を回復し、一緒に帰ってくるもの

と思っていた私は、ショックが大きすぎ頭が真っ白。

長男を病院に呼んでいたので、そこからは長男を頼っていろいろなことを乗り切りました。

娘たち家族も支えになってくれました。

海外に行くときにいつも書いていた遺書(パナマに行く前のもの)が見つかり、

葬儀無用、と書いてあったのですが家族の気持ちの整理もできないので

家族葬と致しました。

22日まではニューヨークにいる娘が子供たちを連れて来て家に泊まっていたので、

明るく過ごすことができましたし、エネルギーをもらうことができました。


9月、10月、11月の初めまで決まっている仕事がありますので、皆さんにご迷惑を

かけないよう、17日から稽古に参加しだしています。

稽古日数が少ないので、自分で勉強することも多いし、まだまだ終わらない

夫のいろいろな手続きも少しづつ片付けることができます。

体力も回復して行かなければなりません。

今の私には、仕事が生きる支えになります。

誰よりも夫が一番の応援者でしたから。


夫は周りにいらした方々のお陰で、素晴らしい人生を送れたと思います。

夫を知る方々、本当にありがとうございました。

永年建築家として海外に大きなビルを残し、教育者として津市の公募校長も努め、

JICAでパナマ教育省に行き貢献もしました。まだまだいろいろ挑戦しできる人

でしたからこれからも活躍して欲しかったのですが・・・。


普段は、二人で一人前だと笑い合っていたので、私はこれから半人前のまま

行かなければなりません。

まだ健在の母もおりますし、施設にいるおばあちゃんも元気なので、

二人にできるだけいい時間を過ごしてもらえるようにするのが、

私の使命でしょうか。


「風たちぬ」の映画を見てブログに書いた、

「風立ちぬ いざ 生きめやも」という詩の言葉が

私への言葉となって脳裏をかすめました。。。






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急に低血圧?

2013-08-05 21:36:00 | 介護・介助


施設にいるおばあちゃんのため、病院に処方箋をもらいにいく予約日でした。

おばあちゃんの乳がんは小康状態です。

2ヶ月前の血液検査では、別に変わったところなしということで、

また2ヶ月分のお薬の処方箋をもらって、施設に届けました。

しかし、それだけでも病院というのは待つところですね。

暇つぶしにいつも血圧を図るのですが、いつも正常値なのに、きょうは…

90/51 低血圧 です。

こんなことは初めてなので、ちょっと心配になりました。

ストレスが原因でなる場合も有り、それを取り除くようにすれば、

と書いてありましたが、うんうん・・・心当たりあり・・・しかし、取り除くわけにも

いかないな~~~、ということで、食事療法の方を実践しようと思います。

タンパク質を多く摂る。

野菜や海藻類で不足しがちなミネラルを摂る。

水分を多く摂るようにする。

癌・パーキンソン病・甲状腺異常などの病気でも起こる場合が・・・、

なども書いてあり・・・・まぁ、あまり神経質にならずに、血圧はつど変わるようでもあり、

また近いうちに測ってみようと思います。



施設に薬の処方箋を届け、おばあちゃんの部屋へいくとベッドで休んでいました。

午前中お風呂に入ったので、お昼ご飯ぎりぎりまでベッドで休んでもらおうとの

配慮だったようです。

お昼に行くことはめったにないので、突然現れた私に、おばあちゃんは嬉しそうに

何度も笑顔を見せてくれました。

食欲もあり、きちんとお食事を済ませ、食後ベッドで休んでもらって

部屋をあとにしました。



外の30度を超す暑さに、低血圧の私は クラクラ。。。





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楽しかったボランティア

2013-08-04 20:20:20 | Weblog


「星星の扉」 かなた の老健でのボランティアは、皆さんが一緒に歌ってくださり、

私も自由にみなさんの中に入ってマイクを傾け

たくさんの方々と、ご一緒に歌えた楽しい時間となりました。

私の出来はたいしたことなかったかもしれませんが、それを補って余りあるほどの

みなさんの歌声が嬉しかったのでした。




写真は舞台 「星星の扉」の かなた です。


普段言葉でのコミュニケーションの困難な方とのデュエット、

重度の方が一生懸命歌っていらした姿、

歌は歌えないけれど、歌詞カードを指でなぞり傍にいくと私の歌に指揮をしてくださった方、

涙をポロポロとこぼしながら歌ってくださった方、

昔を思い出すわ、と盛んに話しかけられる方、

ニコニコとした皆さん、全員が目に焼きついています。

ピアニストのたいちゃんからのプレゼントの曲 「ノクターン」も

私たち(聞いている者全て)の心に響きました。

最後の私の拙いオカリナ演奏で、みなさんの歌声が聞こえたときは嬉しい喜びで

胸がいっぱいになりました。

皆さんに喜んでいただこうと思っていたら、皆さんに喜びを頂いたような

ボランティアの一日でした。


ご協力していただいた、施設の職員の方たち、ありがとうございました。

そして、お祭りのイベントに関わった皆さんの、忙しい仕事の合間の働きに拍手!!!

を送りたいです。






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花火

2013-08-04 19:38:30 | Weblog


昨日、おばあちゃんの施設の納涼祭でしたが、だいぶ前からの約束

がありましたので、残念ながら参加できず、代わりに4時頃から2時間程行って

早めの軽食の介助と部屋で休んでいる時に、おばあちゃんのためだけに歌を

5曲程歌いました。・・・おばあちゃんは歌ってはくれませんでしたが、じっと耳を傾けて

聞いてくれていました。時々目を開けて窓の方を見ていました。

私の歌った唱歌で昔を思い出していたのでしょうか。

おばあちゃんは疲れていたので、お祭りに出ないで休んでいたかったらしく、

私に「いってらっしゃい」というのですが、職員さんのすすめに少しだけ出席する

気になったようでした。

明日、結果をお聞きしようと思いますが、出席できたのでしょうか・・・。


花火は、駅から歩く歩く。

歩き始めてすぐ花火は始まっていました。

それから40~50分、真っ暗な中の行列です。

席に着いたら花火が終わってしまうのではないかと思ってしまうほどでした。

が、花火は結構長いあいだ休憩を挟みながら続いてくれました。

臨場感ある音と夜空に浮かび上がる花火の様は、見事でした。














帰りも、歩く歩く。

でも、とても素敵な花火の夜でした。

誘ってくださった「シスターズ」共演の金塚さんに感謝でした。。。


 



 

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有難い協力者たち

2013-08-03 00:03:03 | 介護・介助


明後日、老健納涼祭のボランティアで、私がお年寄りの皆さんと一緒に歌うのですが、

周りで色々な方が協力してくださって、とても嬉しい思いをしています。

「星星の扉」のピアニストさんは伴奏を快くOKしてくれましたし、

Fさんはその際使用する模造紙に、大きくきれいな字で歌詞を

書いてくださいました。

お年寄りの皆さんと、ホワイトボードに飾るお花も作ってくれました。

ボードの見えない方々のために、歌詞を大きな字で印刷して下さったMさん、

これは職員さんたちが配ってくださいます。

Mさんはピアニストさんのために、電子ピアノまで家から運んでくださいます。

1階にはピアノがあるのですが、2階・3階にはないのです。

一昨日は私が施設へ行った日ですが、仲間のクリちゃんやFさんが

ボードの花を色を整理してスッキリ美しく飾るのを、手伝ってくれました。

皆さん、仕事の合間や自分の時間を使っての協力です。

一人舞台同様に、自分ひとりの力ではないということを実感しながら

明後日の納涼祭を迎えることができます。

みなさん、ありがとうございます!!

お年寄りの方たちに、楽しんでいただけるように、あとは「星星の扉」かなた

頑張るのみ。

最近「星星の扉」は公演していませんが、主人公かなたは本の中から飛び出します!

持ち時間20分ではありますが、2階と3階での2ステージ?

フロアーにいらっしゃるお年寄りの皆さんやご家族、職員さんも

一緒に楽しめますよ~に!!!


それにしても、みなさん、温かい。。。






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母はハチ公を見た

2013-08-01 20:58:45 | Weblog


すっかりブログをサボってしまいました。

その間、私のルーツ、というか結構複雑な我が家の家系を母の口から

聴き出したり、大学教授だった亡父のことを調べる機会があり、父の研究史を

知ることに。 父の本の最後に載っていた研究史には、私が生まれた仙台に何故

行くようになったか、などの私の長年の疑問も解決されました。

難しそうな本でしたし、一般人が読むような本ではない専門書でしたから

長年本棚にはあったのですが、いままで手にすることはなかったのです。

「ごめんなさいね」思わず、父に謝りました。

そして、今更ながら父の真面目な研究者ぶりに尊敬の念を抱いたりしました。


母は、昔の話を生き生きと話してくれました。

話しながら、昔の記憶が沢山蘇ってくるのか小さかった頃のことをいろいろ

話してくれるのです。

その中の驚いた話ですが、小さな頃青山のおばあちゃん(母の)と渋谷駅を通った時、

生前の「忠犬ハチ公」を見たというのです。

おばあちゃんが「偉い犬なんですよ。」とハチのことを説明してくれたそうです。

子供心にそれはとても印象深い話だったのでしょう。

私は、小さな頃にハチ公の映画を見たことがありましたが、

それでもよく覚えているのですから、

本物のハチが駅でご主人(上野教授)を待っている姿は、おばあちゃんの話とともに

目に焼き付いたことでしょう。


母は、ハチ公の生き証人でした。。。






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