友人に 「平穏死」のすすめ という本を借りて読みました。
口から食べられなくなったお年寄りに、単なる延命措置で胃瘻
を付けることに意味があるのかと、特養(特別養護老人ホーム)の
常勤配置医である石飛氏がおっしゃいます。
私も常ずね考えていたことですし、最近、老衰と言う言葉を効かなくなったと
思っていました。
医療が進むと、どうして昔の様に家で眠るように死ぬことは出来ないのだろうか
とも考えていました。
病室で管に繋がれ胃や喉に穴をあけられなければならないのだろうと。
死を迎える最後の時が苦しい怖いことのように思えました。
夫とも話し、子どもたちにも絶対に延命措置を行わないようにと
話していたところでした。夫の意見も同じです。
この本と出合って、子どもたちにも読んでもらおうと購入したところです。
この本には特養で何人もの看取りをおこなった石飛氏の経験と、
豊かな人間性からくる医師としての勇気ある提言が書かれています。
少しでも長く生きていてほしい、と家族としては思いますが、意識も無く
食べることも出来ないその人に無理やり栄養を流し込むことが、いいこと
とは私にも思えません。
楽に、痛みがあるなら痛みを止め、眠るような最後でありたいと思います。
母や施設のおばあちゃんにもそうした安らかな最期を提供し、
自分もそうでありたいと思っています。
尊厳死を望みます。
生き方も死に方も自分で決めたいですね。。。
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