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充電日記     

オフな話で一息を。

封印

2021年03月05日 | 画像
・ワープロ専用機を昔使っていました。あのころは、3センチ×4センチほどのスペースに、外側を唐草風の囲みにし、なかに「shield by Takahiro Sato」とかシール台紙に印字したりしてましたね。黒地に「貴裕封之」とか白抜きにしたバージョンもあったかな。切って貼ってたことがありました。

・今年からはこれで行ってみます。このご時世ですから、あまり活躍する場面はないかもしれないけれどね。池田修三作の版画を典拠としたもの。



・ああ、これ大失敗ですね。写真の入門段階で教わる「首チョンパ」。バックにある直線と首が重なるヤツ。縁起が悪いとかいう意味もあるんでしょうけれど、変に作り物っぽく見えたりすることもありますね。ヘンテコ合成写真みたいに見える条件にもなりそう。

・鉄道写真の「串パン」(電柱がパンタグラフと重なる)、野鳥写真の「空ぬけ」(無バック状態)なんていうのもありますね。禁じ手というか、初歩的ミスというか。ただ、指摘されてはじめて気になりだす、というものでもある。だから、要するに、一番最初に言い出した人が悪いんだな。

・もちろん、対象そのものを際立たせる、すっきり見せるとかいう目的あってのことと思います。「空抜け」の場合は逆にスッキリ見えていいじゃないか、となります。が、やはり生物の写真だから、どんなところに棲んでいるのかといった、生態写真的な要請も絡んでのことじゃないかと思ってます。

・さて、このスタンプ、今後は重なり目と合わさる手とが重なるように捺すことにしますか。それがベストだな。うん。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」も限定公開中ですね

2020年04月30日 | 画像
・いいと思います。みんなで在宅。ヤシマ作戦だ!

【公式】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.11 YOU ARE (NOT) ALONE.


【公式】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.


【公式】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.


林原美術館の『坤輿万国全図屏風』

2020年02月07日 | 画像
林原美術館の『坤輿万国全図屏風』、とても気持ちよく閲覧できる。拡大・縮小がスムーズ。この感じで、他の美術館・博物館も、どんどん公開してほしいと思います。

岡山市は、他にも中規模美術館が多く、楽しい街。

・メモ代わりに。

偶然、絶景で

2019年12月10日 | 画像
・ここ2年ほど、どうもカレンダーさがしに苦労している。一昨年までは、国文学研究資料館の調査員だったので、毎年、同館のをいただいていた。が、館のあり方を大きく変えざるを得なくなったそうで、私どもも廃業に。あと5年は続けられたかと思う。というのは、富山市立中央図書館の山田孝雄文庫を総ざらいするため。とはいえ、山田孝雄が国語学者なので駆り出されたのであって、主任者は浅田徹氏(お茶大)。

・で、あれこれ物色してみる。土地土地の風景が見たいかな、今年は。

・アマゾンをふらついていて目にしたのがこちら。ヤマケイ(山と渓谷社)の鉄道風景のカレンダー。ああっと思いましたね。このヒマワリ、90%の確率で岐阜県大垣市内だ。だって、撮ったことあるもん。(^o^)





・と、威張ってみても、私がいったときは、明らかにアウト。実が成りすぎたのか、みなさん下向いちゃってますからね。カレンダーのように見渡しても、みんな下向いてるわけです。苦肉の策で、少しでも上向いてるのをメインにして撮ったけれど、限界は明らかだねえ。

「違ってる」杏

2019年11月07日 | 画像
・前にも紹介した田渕由美子『フランス窓便り』ですが、じっくり読み返すといろいろ気付くものですね。連作第一話の「杏」で、ちょっと面白いことに気付いたので、書いてみましょう。まずは、この一話をまるまる読めてしまうこちらで予習してください。「なか見!検索」をクリック、適宜「拡大+」で見やすい大きさに調整できます

・枇杷の実を採ってたくれた「牛乳屋さん」は、たまたま杏が羽織っていた「うわっぱり」(上着。懐かしい響き。死語?)の刺繍「NAEKO」から、杏の名前を「(欧見)苗子」だと思ってしまいます。同居人の名前なんですが、いとも簡単に入れ替わりが成立する! 男女が階段からころがり落ちたら、体と心が入れ替わっていた、なんていう面倒がない。うまい。

・そして、牛乳配達の朝ごとに、親しくなっていく二人。

・言語学的に面白いのは「牛乳屋さんと会うときだけ苗子になっちゃうのもステキみたい」との宣言です。いわば名前の呪縛から解放されたとたん、一気に自由になれる。
 「そしらぬ顔して牛乳屋さんの口から本多くんのウワサ話をきいたり」
   (牛乳屋さんと本多くんは友人です。ちょっとご都合主義)
 「苗子になりきっていばって”川島杏”を語ったり…」
 この解放感はどうでしょう。したい放題できてしまう。その辺が、可愛らしくも面白く書けている。田渕由美子、実は言語学・言語哲学をどこかでかじったんじゃない?

・この本来とは「違っている」というありようは、この作品のあちこちに見てとれます。

・たとえば、杏の外見は中学生以来変わってないとの設定ですが、彼氏の本多くんは背伸びして、「ジュリー」と同じ美容院に行ったり、年上の女性と高級レストランにも行ったりする。すっかり都会の男の子になっている。杏の変わらなさと対照的です。「違ってる」。

・そんな「幼く」描かれる杏が、結局は、本多くん・牛乳屋さんとの間で(精神的なものですが)二股の関係になってしまいます。ギャップを感じますよね。「違ってる」。

・絶対、意図的に仕組んでますね。これは。

撮り鉄も楽し

2019年10月29日 | 画像
・仙台から「はやぶさ」でしたが、窓側を指定したつもりなのにD席。んんん。これはどういうこと? 3人掛けの真ん中はいやじゃ~と思ったら、「こまち」用の車両(赤)でした。一安心。「はやぶさ」の名で17両全部を呼ぶのですね、仙台始発とかだと。

・でも、「こまち」にはいい思い出がないなー。3年前だったかな、台風のため、飛行機が飛ばなくなった。では秋田まで新幹線でとなったわけですが、そのときも「こまち」でした。ところが、隣に座った人の汗臭いこと。9月なのにびしっとスーツを着ていて、異臭で頭痛くなりそうでした。仙台で降りてくれるまで、ずーーっと扇子で扇いでました。人間、やればできるんだと妙な自信をつけたことでした。

・さて、乗換えの東京駅でパチリ。撮るよね、普通。


・「こまち」は赤い、との印象がありますが、さきっちょだけですね。あとはあまりそうでもない。側面も白までいかないが、灰色。夜だと露出がむずかしいですね。周囲に合わせると、簡単に露出オーバーになり、白っぽくというか、もう何か光源であるかのように光ります。そこで、前へぐぐっと寄っていきます。



・これ、どちらがいいでしょうか。「いい」というか、見てて楽しい方。ビルが倒れ気味なのが元の写真です。それを少し回転させて垂直に近く修正、トリミングしたのがもう一方。ななめはななめでアリだなという気もしますが、やはり不安定にすぎるか。