・養老の滝の売店(夏期の営業?)にて。何となく違和感。何がいけないんだろう。単に「ゆでたて」に慣れているからではないような気がする。「ゆがく」が無対他動詞だから? いや、そうは言っても「ゆでる」が有対他動詞と認定してよいかどうか。対応する自動詞は「ゆだる」が想定されるわけだけれど、使えなくはないが、やや座りが悪い。ないし、使える範囲が狭いように思う。
・江戸時代の講義録にもラ抜き表現がありますよ、と書かれた論文を読んだ気がするのだが、たどりつけない。『方言に生きる古語』(南雲堂)所収の佐藤武義先生のものかと思ったが、そうではないよう。はて。