最初にこの一連のポスターを見た時、誰かのアーティストの新しいアルバムの広告かと思った。
でも、どこにもアーティスト名の記載は無くなんだろう・・・と思っていた。
で、ふっと気が付いたHate Crimeへの抵抗と言うか主張。
見かけはアジア人だけど、アメリカ人であなたと(Hate Crimeをする)同じ国の国民だって。
Black Lives Matterで、Hate Crimeなどの偏見をやめようとのキャンペーンとかが大々的に広がっていたけれど、
最近は、アジア人をターゲットにしたHate Crimeが横行していてSan Franciscoでも被害に遭っている人がいると聞きます。
なので、外出の際は気を付けてと言われたりしています。
でも、私の歩く範囲内で今のところ危険そうな感じはしないのですが、気を付けないといけないとは思います。
このポスターはBlack Lives Matterの時のような派手さはないけど、静かに、でも確かに主張しているのを感じる。
今のこの混乱はアジア人のせいじゃないと分かって欲しいなと思います。
San Franciscoは地域的にアジア人が多かったりします。
生粋の中国人(アジアの国から来た人達)とかも多いと思うけど、ここで生まれて育った生粋のアメリカ人も多い。
だから外見だけで、アジア人と決めつけるのは違うし、生粋のアジア人だったとしても暴行される理由はない。
Hate Crimeに走ってしまう人はそこの基本を分かっていないのかなと思います。
全ての人は同じ人間なのにね。
Hate Crimeaが無くなる日は来るのでしょうか。
このポスターの意味を分かって欲しいなと思いました。
そうそう、この件と関連しているのですが、このQR Codeもよく見かけます。
万が一被害にあった場合の連絡先です。
やっぱり、深刻な状況なのですね。