団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の54年 放置ゴミ2

2019-07-20 11:12:49 | 夫婦

昨日の放置ゴミについて、どうしても自分で納得がいかない・・

今朝、妻から「お父さん、ゴミ出して」・

いつもは「お父さんゴミ・・」で・・時には自分がゴミ呼ばわりされているようで・・

然し、毎度の事で、妻の一言にも慣れたか抵抗感等更々ない・・

実際、私専用のくず入れからゴミ出しの白い袋に入れ替えるだけの作業は簡単で20秒も有れば終わってしまうのですから・・

今朝は「母さんゴミ出しにいくなら俺も一緒に・・あそこのゴミ何とか片付けたい・・」

「・・如何するのよ、移すなら向こうの方が(15m程離れた大きなゴミ置き場)・・あそこなら市の車が時々来るから・・」「そうかウーン?」

「第一、何か解らないゴミ、コッチのゴミ置き場に置いても却って迷惑、いっその事、市に電話して取りに来てもらった方が・・第一訳の分からないゴミを勝手に弄らない方が良いよ・・」

「それでも、何とかしないと気持ちが収まらないのだが・・」

「そんなの自分の勝っ手よ・・」

一瞬の内に気まずい空気になって・・

こんな時いつもの様に黙り込む私、怒り心頭で内心は「ゴミ捨て野郎め!」・・

夫婦の会話は午前10時現在ありませんが妻は慣れているせいか気にも留めてない様で・・

それが私の救いでも有るのですが・・

俯いて黙りこくって新聞に目を通す私・・

今の所、忙しそうに動き回る妻と顔も合わすことは有りません・・

経済紙なので朝刊に載ってはいたけれど、見応えが有った広島対巨人の記事が小さくて少しがっかりです。

常盤平団地は今朝も穏やかです・・

 今朝も変わらぬ朝食が・・ゴチソウサマ

京都アニメーション会社は放火事件で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

 


常盤平団地の54年 放置ゴミ

2019-07-19 15:22:25 | 夫婦

団地内は一定の場所にゴミ置き場が設置されています。

常盤平団地は周辺の住宅や商店と境が区別されている訳では有りませんので・・

近隣に住む住民の人達も夫々のゴミ置場を利用しておられるものと承知しているのですが・・

このゴミ捨て場は団地の外れ、小学校の脇を通る道路に面していますし、近くの小学生、通勤者が行き帰り利用している道でもあるのです。

 このゴミが捨てられた午後、何故かゴムボールが1個捨てられて、3日後には此れも何故か靴の片方だけが捨てられて・・いずれも誰かが処分したらしく・・然し大きな袋に入った中身の解らないゴミと空のブリキ1斗缶は放置された儘で・・

捨てられて2日後には袋の表面に大きな蟻が何匹も動き回っていて・・

中味は食品のような物ではないようですが、矢張り手を触れる訳にもいかず・・

外から見ると、どうやら建物内の壁か床か?張り替えた際に出たベージュ色の廃材らしいのですが・・

誰が捨てて行ったのか?団地の人か、団地内の工事をした業者が持ち帰らずに置きっ放しにして立ち去ったのか・・

以前にも有ったのですが、夜中にどうやら車で乗り付けてドサッドサッと大きな物音を立てて、・・気味が悪くて出て行くわけにもいかないし・・

翌日、どこかの店舗のイスやらテーブルやらが山と積まれているのを見て・・呆然・・誰が?・・なにしろ年寄りばかりの団地ですから・・

幸い?側溝に嵌り込んだ四角い空き缶が長雨で流れる泥水で溢れる事も無くて・・

直ぐ傍の団地のゴミ置き場の前なら、回収に来た市の指定業者が「このゴミは引き取り出来ません、違法ですから・・」と張り紙をしていくのでしょうが・・実際に市の指定回収車もゴミ置き場ゴミだけ回収して立ち去っていったのです。

一体、どこの誰が捨てたのか、ルールを弁えない身近の人か、知っていて知らんふりして捨てていく近くの、或は遠方の不届き者か・・不審なゴミ捨ては人の不信を募らせます。

 

今日で2週間、手を拱いて只傍観しているだけの自分が情けなくて無性に腹が立って堪らない私なのです・・

 団地内ですと、こんな状態も・・然し殆ど団地の人がココへ捨てたのだとすれば何故か納得できるのです。

 漸く薄日がさして・・陽射し傾く午後のベランダ・・

午後1時マイクから市のお知らせが・・「若しかして又老人が何処かで行方不明に?・・」と思ったら選挙のお知らせでした・・団地内は静かな午後です。

 寄せ集めのようなお昼ですが・・午前中運動もしていないし・・

「お父さん・・ゴマ塩が・・出てるじゃないの?・・」「コレ出が悪いから何度も振っているのに・・ほら出て無いじゃん?」

胡麻優先で出るこの容器・・塩分控えめの健康志向か?胡麻販売業者の商売上手なのか?解りませんが、以前蓋のところで出方を調節出来る容器をどこかで販売してたような・・最近見かけない様で・・思い出せない・・

二人共仲良くお赤飯は残しましたが・・ゴチソウサマ

 

 

 

 

 

 

 

 


常盤平団地の54年 団地っ子達

2019-07-18 14:46:43 | 夫婦

めっきり子供が少なくなった常盤平団地ですが、年に一度か二度芝生の上で伸び伸びと遊ぶ子供達を見掛けます。カメラを意識しない子供達の躍動感はいつも変わり有りません。

もう一度昔の自分達に戻れたような一瞬ですが・・梅雨の晴れ間です・・

元気な子供達は5年前と少しも変わりませんが・・少し人数が減ったかな・・

雨が降ろうと降るまいと放課後は放課後・・学校帰りは解放感一杯に溢れています。

 こちら年寄りは年寄り同士・・・

TVで今年は海苔が不作で値上がりが激しいと・・

いくら掴み出してもギッシリ詰まっているもみ海苔は一向に減っている様子に見えないのですが・・

「黴ない内に食べてよ・・」と、矢鱈に薦めるもみ海苔・・「勿体ないな~・・」と思いつつ「そうか海苔は黴るんか?・・」山盛り焼きビーフンに山盛りもみ海苔でお昼です。ゴチソウサマ

 

 

 

 

 

 

 


常盤平団地の54年 達成感

2019-07-17 13:22:30 | 夫婦

ガラケイからガラホに替わって唯一変わったのが歩数が5000歩越えに画面が激励してくれる事。

「今日は良く歩いたな~・・どれどれ?」と歩数計を見たのが散歩から帰り、部屋でステテコ姿でドッカと座布団に腰を落とした直後・・

 再び外へ出て行く気はさらさら無い・・何だか不完全燃焼です。

 今度は我が家の傍まで帰ってきたら、ガラホが「もうチョッとガンバレ!」と

 団地の一棟ぐるりと廻って今日は一万歩達成です。 

次の日「毎日同じ道じゃ詰まらん」と今日は横道に入ったら、くねくね細い路地に入り込んで・・

自分の位置を知るガラホの機能は未だ使えずに・・

迷子ならぬ迷老人になり、キョロキョロひたすら歩く・・どうやら二駅松戸駅よりのみのり台付近?・・

危うく「市からのお知らせです・・80代の男性が行方不明に・・ビニールの傘を持って・・みのり台付近で・・」なんて事にもなりそうな気配?・・冗談ですアッハハハ・・

奥様も心配はしていない筈、遅くも5時半ごろには相撲見に帰って来ると思っているから・・

 疲れましたけれど一日1万歩達成感が有りました。

 大豆のお肉で作られたハンバーグ・・いつものお豆腐ハンバーグよりお肉に近い味は美味しいソースと奥様のお料理の腕で更に美味しく・・「旨いよ・・コレ本物に近い味?・・」と此れを云わないと次は出て来ないですから・・ゴチソウサマ

 

 

 

 

 

 

 


常盤平団地の54年 アメンボウ

2019-07-15 15:45:07 | 夫婦

ずっと昔、恐らく元々この常盤平辺りに住んでいた一人の老人が、自分の敷地に手作りでコツコツと楽しい自分のお店を作りました。

私がこのお店に興味を持ったのは二三年前の事です。

道路を隔てて直ぐお隣に有った瀬戸物雑貨屋さんは、私達も昔は何か買ったような記憶も有って・・

此の家の夫婦はご高齢で店も閉め、自分達の住まいも何処かへ移られて、このお店も今は誰も住んでいない廃屋のようです。

お店がカフェとして営業し、沖縄言葉のメニューが描かれたお店の前では、これも手作りのジャガイモや人参等新鮮な野菜が無人販売で置かれていたのを覚えています・・

営業していても何と無く入り難かったのは、一段高い所に建てられた店内の様子が外からは見えなかったし、凡そ人の気配を感じない、とても静かなお店のせいだとは思うのですが・・

或る日散歩の途中で、偶然お店の前で、このお店に出入りする若い女性を見掛けて声を掛けた私・・「あの~お店は?~・・」

「お爺ちゃんが具合が悪くて・・これからは私が時々見に来て・・今の所、お店をヤッタリやらなかったりで・・」

「そうですか・・貴女にお逢い出来たので、今度営業中の時には、中に入らせて戴きますよ・・」

ニコッと笑みを浮かべた美しい女性は「どうぞよろしくお願いします・・」

私は嬉しくて、お別れした後もいそいそと散歩の続きをしたのですが・・

その後、一年余りいつもお店は開いている様子も無く・・あの女性の姿も一向に見かけない時が過ぎて・・・

長~い梅雨が続いて数日前の事、この場所を通りかかり、思わず足を止めました。

お店の前の塀が解体されて中が丸見え・・昔外から見えた美しい庭園も今は草茫々として・・

それでも今迄中が見えなかった私には、何故か広々した草っパラが曇ってどんよりした空の下でも、明るく広々して開放的にみえたのです。

 アメンボウが一匹、水面をスイスイと気持ち良く泳いでいきました。水槽の水も澄んでいて、昆虫がいるかと底迄ジッと目を凝らしましたが何も見当たりませんでした・・

天気が良くなれば・・片付け作業は未だ続くのでしょうか・・淋しい気もしています。

若しかしたら、その時、あの女性にも会えるかも知れません・・

今日はゴチソウサマは有りません。