サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

新人研修

2019-03-31 07:44:55 | 日記
四月に入ると新人研修が始まりますが、20回に分けて弊社の行動訓練の内容を公開します。
先ず最初に「職分に徹した身だしなみの重要性」について刷り込み教育を行います。
理由は高料金を取れる美容師に育てるためです。

第2回・◆男性の身だしなみ。
1.不精ヒゲ、及び髭を生やすことは厳禁。
2.歯磨きで爽やかな印象に。
3.髪は清潔で、スッキリとした印象に。
4.爪は1mm以内に短くして、安全に配慮する。
5.指輪などの装飾品を禁止。(エンゲージリングは可)
6.ユニホームはサロンが提供。
7.靴下は白色。サロンが提供。
8.靴は白色のパンプス。サロンが提供。
9.口臭・体臭はしないか。
10.名札の位置は正しく。サロンが提供。
明日に続く

新人研修

2019-03-30 09:17:19 | 日記

四月に入ると新人研修が始まります。
本日から10回に分けて、弊社の行動訓練の内容を公開します。
先ず最初に「職分に徹した身だしなみ」について刷り込み教育を行います。
理由は高料金を取れる美容師に育てるためです。

◆女性の身だしなみ。
1.髪が前に落ちないようにボンボン結い。
2.厚化粧ではなく、爽やかな化粧。
3.マニキュアは、透明か淡いピンク色。
4.爪は1mm以内に短く、安全に配慮。
5.指輪などの装飾品を禁止。(エンゲージリングは可)
6.ユニホームはサロンが提供。
7.靴下は白色。サロンが提供。
8.靴は白色のパンプス。サロンが提供。
9.口臭・体臭はしないか。
10.名札の位置は正しく。サロンが提供。
明日

指導コツは「動機付け」。

2019-03-29 07:42:33 | 日記


「短期育成に不可欠なシステム」が目標管理制度です。目標管理制度とは=効果的に自己管理する方法です。つまり、セルフマネジメントです。セルフマネジメントと言えば、有名なのが、M・B・O、(マネジメント・バイ・オヴジェクテイブズ)(Management bybjectives)=目標管理制度と呼ばれるものです。

P・ドラッカーが自己管理をするために考え出した管理手法で、多くの経営体が取り入れた「成果主義人事制度」も目標管理制度の連動型ですが、実際は上手く行っていません。
 
しかし、最も簡単な「目標管理制度」は、実は誰でも行っています。つまり、年の初めに、「今年は何を達成するぞ!」と目標を立てることと同じです。
●「今年は禁煙だ!」。●「今年はダイエットで、10キロ痩せよう! 」とか目標を立てます。

しかし統計によると、2月頃には早くも7~8割忘れ、ゴールデンウィークあたりで90%、夏休みになったら99%の人が頭から消えてしまっているというデータがあります。
最後まで実行している人は僅かです。例えば、二ヶ月後のブローのテストには合格するぞ! といっても、その時期にならないとチェックしません。

あるいは、月に1kg痩せるぞという目標だったら、月末にチェックするだけになってしまいます。
こんなふうに、
●その時期がきて、チェックすればいいもの。
●短いタイミングで、チェックしなければいけないもの。
●月ごとで大丈夫なもの。

このように、目標の中身によって変えなければならないのです。そうしなければ、目標が形骸化してしまうわけです。「目標チェック」を半年に一回やっているようでは、これは「なぁなぁの世界」です。これではワクワク感もなくなり成果も出ません。

P・D・C・A=Plan(計画)→Do(実施)→Check(評価)→Action(反映)の仕組みの活用は、経営にとって不可欠の条件です。この仕組みを難しく考えたらダメになります。

簡単に、「Aさんは何々を、このレベルまで何日までに作成して下さい」、指導担当者は先輩の吉田さんです。後は吉田と話合って進めて下さい。といった方法が簡単で取組み易く感じます。

最後に指導者には次のことの認識が重要です。
それは教わる側には、「自分の能力を高めること」と、「自分の業績を高めること」があります。つまり、人は、目指す目標があるからこそ、何とか頑張れるのです。
従って、
●「自分の能力を高めた状態の想像が出来ること」と共に、
●「自分の業績を高めた状態の想像が出来る」ように指導しなければ、人育ては難しいのです。
つまり、スタッフの目標を達成に導くコツは「動機付け」です。「動機づけ」なしには効果的な人材育成は望めません。

ホスピタリティー現象。

2019-03-28 07:30:23 | 日記
間もなく新人研修に入りますが、指導者として心得て置くことがあります。
つまり、教える側の気持が、学ぶ側に伝わるということです。

これは幼稚園などで見られる現象ですが、他の子供より少しだけ、
◎ 明るく元気に立ち回る。
◎ いつも笑顔で親しみやすい。
◎ 人見知りせず言葉もよく出る。
このような子供は周囲の人達から「優しい言葉」をかけられることが多くなります。 
つまり、「褒められる機会が多い」のです。それによって、ますます伸びることになります。

褒められれば嬉しいのは大人だって同じことです。これが人間心理です。
サロンに於ける店長の職務は、顧客数を増やして利益を挙げる事と、部下の能力を高めること。どちらも、店長としての能力として不可欠の条件です。

従って、コミュニーションを濃くすることが大切となり、月に一回は近くのファミリーレストランで個人面談を実施します。これも「店長の職務」です。
       

明日に続きます。

短期育成のポイント。

2019-03-27 07:24:10 | 日記

人材育成の極意は長所伸長法にあります。
教育とは英語で「education=エデュケーション」=引き出すという意味で原語はギリシア語です。

つまり、人育てとは「その人が持っている潜在能力を引き出すこと」です。
そのためには献身的に勤勉に、愛情を持って接すること。そして、才能・性格・情熱など、たとえ小さな良い事に対しても、先ずホメルことが大切です。

また、行き詰った時には、「激励という肥料と、チャンスという水」を与えます。
そうすれば、ほとんどの場合、成長という花を咲かせるものです。   

これらのことを実践して行くためには、日々の仕事の中で現われる小さな長所を、指導者である貴方が常に携帯している「エビス手帳」に記入して、進歩の状況を把握します。

そして、時を失せず、ズバリと一言、ホメの言葉を掛ける。これが人育てのコツです。人は誰だって、自分を「価値ある存在だ」と思っているものです。ですから、その自尊心を高めることに留意した指導法は、非常に効果的です。

「自尊心を高め、自信を持たせよう。その人を役に立つ人間に育て、
そうなることで満足感を感じられるようにしてあげることは、何にも勝る贈り物である」。 
※「人間の心理の捉え方」より引用・ 著者(ドナルド・レアード)。

自信を失っている人は、何かを達成したとしても自分の能力を信じないことがあります。
これが、成長のブレーキ要因となります。従って、「自信を持たせること」が人育ての鉄則です。

無意識に、「自分には出来る」と受け止めることが出来る人とは、多くの機会で「褒められている人」です。自信を持てば、どんどん成長して行くのが人間です。

例えば、競技会で一度入賞すると自信がつき、加速的に上達して毎回入賞するようになりますが、これらは典型的な事例です。部下が育つか・育たないかの差は、貴方が素直に、「表情や言葉・態度で褒めているか否かにある」ということです。