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短期育成のポイント。

2019-03-27 07:24:10 | 日記

人材育成の極意は長所伸長法にあります。
教育とは英語で「education=エデュケーション」=引き出すという意味で原語はギリシア語です。

つまり、人育てとは「その人が持っている潜在能力を引き出すこと」です。
そのためには献身的に勤勉に、愛情を持って接すること。そして、才能・性格・情熱など、たとえ小さな良い事に対しても、先ずホメルことが大切です。

また、行き詰った時には、「激励という肥料と、チャンスという水」を与えます。
そうすれば、ほとんどの場合、成長という花を咲かせるものです。   

これらのことを実践して行くためには、日々の仕事の中で現われる小さな長所を、指導者である貴方が常に携帯している「エビス手帳」に記入して、進歩の状況を把握します。

そして、時を失せず、ズバリと一言、ホメの言葉を掛ける。これが人育てのコツです。人は誰だって、自分を「価値ある存在だ」と思っているものです。ですから、その自尊心を高めることに留意した指導法は、非常に効果的です。

「自尊心を高め、自信を持たせよう。その人を役に立つ人間に育て、
そうなることで満足感を感じられるようにしてあげることは、何にも勝る贈り物である」。 
※「人間の心理の捉え方」より引用・ 著者(ドナルド・レアード)。

自信を失っている人は、何かを達成したとしても自分の能力を信じないことがあります。
これが、成長のブレーキ要因となります。従って、「自信を持たせること」が人育ての鉄則です。

無意識に、「自分には出来る」と受け止めることが出来る人とは、多くの機会で「褒められている人」です。自信を持てば、どんどん成長して行くのが人間です。

例えば、競技会で一度入賞すると自信がつき、加速的に上達して毎回入賞するようになりますが、これらは典型的な事例です。部下が育つか・育たないかの差は、貴方が素直に、「表情や言葉・態度で褒めているか否かにある」ということです。

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