サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

連載・小さな美容室に吹く追い風!

2018-08-31 05:48:17 | 日記

第4回・再来店率を高める秘訣!
「繁盛店づくりのためのロードマップ」とは何か。
端的に言えば、「初来店の顧客を→次回も来店して頂き→固定客化を促進させ→贔屓客へと育成して行く仕組み」を指します。
そうであれば集客活動の前に受入れ態勢の整備が大前提となります。つまり、「顧客満足度を高めること」が絶対に必要となります。
では、何を基準として「顧客満足の実現力が整ったと言えるのか」が課題となります。
その解決のためには「考課基準」を設けなければなりません。
つまり、顧客接点に立つスタッフの、顧客満足実現能力を測るための考課基準が必要となります。
この基準を整備しなければ、「繁盛店づくりのためのロードマップ」の効果的な運営は出来ません。
その考課基準には、「技術力・接客力・自己演出力」の三つの分野に分かれます。
この三つは、それぞれ密接に関連し合っていますが、中でも美容業は、「顧客の身体に直接触れる」といった仕事上の特性があります。
従って、「お客に好い印象を与える美容師」であることが最優先します。
その基調は「職分の追及」、つまり「清潔・清楚・質素」の三条件の遵守となります。
ここは私の長年の経験則から、「声を大にして」皆様にお勧めするところです。
繰り返し述べますが、「見た感じ」が最も重要となります。

それを牽引するのは「明るく清潔感のあるユニホーム」であり、全てはここから始まります。
明日に続きます。

お待たせしました。お約束の「サロン繁栄の羅針盤」が完成しました。

2018-08-30 07:20:52 | 日記
それぞれアドレスをクリックして下さい。

(1), サロン経営の基本。・・(永続的繁栄の要諦は、商人道に基づく経営にある)。
http://salon-keiei.org/lp/

(2),繁盛店づくりのコツ。・・(高料金でも、高い集客率と固定客化を図るシステム)。
http://salon-keiei.org/lp2/

連載・小さな美容室に吹く追い風!

2018-08-29 12:18:39 | 日記

第2回・ユニホームの統一。
衣服が単に物的なものを指すのに対して、ユニホームは『コトと心を一体化する衣装』として用いられるものです。

例えば大学の式服に見られる「アカデミック・コスチューム」や「芝居や仮装舞踏会」で着る衣装が、「職分に徹した

また、特定の場所や目的、季節に相応しい服装として、「花嫁衣装、狩猟服、水着、祭りの衣装、夏服・冬服」などもあります。
老舗と言われる企業やお店が「CI戦略=イメージ統合戦略」の第一に従業員のユニホームを統一させますが何故でしょうか。
それは従業員のユニホームが、『動く宣伝媒体』として最も効果的であると認識しているからです。

顧客に直接触れる「理容・美容・ネイルサロン・整骨院」に於いては、『清潔・清楚・質素』を旨としたコスチュームが必須条件となります。
つまり「髪からユニホーム・履物・マニキュアの色・メーク」をも含めた『3S』の徹底によってサロンのイメージを統合する戦略となります。

高料金サロンとして顧客に対応できる美容師の条件として、「身なり」についての禁止事項があります。
ここで弊社の理容部・美容部の「服務規程」の一部を記載します。

明日に続きます。

連載・小さな美容室に吹く追い風!

2018-08-28 07:30:03 | 日記

第1回・顧客対応の整備。
職分に徹したコスチューム。
美容業は開設に際しては、管轄保険所の許認可を必要とする業種です。そこには免許証コピーの提出。健康診断書の提出が義務付けられます。これは何を意味するのか。
「美容師自身の健康状態や疾病の有無。清潔・衛生に関する遂行能力」が求められます。これは「顧客対応の条件」であり美容業の「職分」です。
したがって日常業務の顧客対応に際しては、「職分に徹した身なり(コスチューム)」が求められます。

この「職分に徹した」美容師の「コスチューム」は、贔屓客づくりに対する「目コミ戦略」の「核」となります。その基調は「清潔・清楚・質素」です。

   ここで参考までに弊社の「身だしなみチェック表」を記載します。弊社美容部が顧客を「もてなす」際の「身だしなみ」には、三つの条件があります。それは「清潔・清楚・質素」の三つです。

弊社の理容部美容部が高料金のブランドサロンとして成功した秘訣は、お客の目に訴える「目コミ戦略」にあったと断言します。

元来、「おもてなし」という言葉は「侘び寂びの心」を伝える茶道から来るものです。

その心は不必要なものを全て削ぎ落とした「完璧なまでのシンプルなコスチューム」によって表現されます。虚飾を全て捨て去り、その後に残る清らかな美しさ、これが茶道の精神である「侘び寂びの世界」です。
従って、美容師としての「あるべき身だしなみ」は、自ずから明確になります。
明日に続きます。

連載・小さな美容室に吹く追い風!

2018-08-27 07:02:32 | 日記

以下のことを整備します。
1,職分に徹した身なり。(清潔・清楚・質素)
2,職分に徹した施術の仕方。(清潔・衛生の見える化)
3,気くばり心くばりの接遇。(おもてなしの接客)
4,専門性の追及。(顕微鏡・マイクロスコープ活用のカウンセリング)
5,専門性を追及したプライベート商品(シャンプー・リンス等)
  中でも特に1,2,3が絶対に必要となります。1,2,3が整備できれば、「顧客の質」が変化します。

ここからサロンの「ブランド性」が高まり、「高料金サロン」へと昇華します。 そうなると「紹介客」が驚くほど増えます。

そこには理由があります。簡単に言えば、お客が「このようなサロンの客である自分を誇りに思うから」です。これが「人間心理」です。

 以上が『一人で月間売上200万円』に導くための「経営戦略」ですが、詳細については本資料にて述べて参ります。このように戦略を持って取り組めば「売上倍増」も実現します。

これを単純に「集客の仕方で、一ヶ月後には月間売上が倍になる」といった甘い考えは禁物です。同時に、そのような甘言で「商材販売」をするケースを見ます。

美容業は初めに集客ではありません。「集客」は最後です。同時に典型的なリピートビジネスです。従って、受入態勢の整備が集客活動の大前提です。
つまり、再来店率70%以上の「顧客満足」を実現できる「対応力の整備」が集客活動の大前提となります。
何故か?繰り返し述べますが、「たった一度でもサロンのサービスに不満を感じた客は、二度と来店されない」。これが美容店に来店される「顧客心理」です。

この美容サロンに求める消費者の「心理」を認識しなければなりません。
それだけではありません。不満に思った体験者は、「あのサロンはダメ」と周囲の人々に言いふらすことになります。これはサロンにとっては強烈な「ブレーキ要因」となります。

このような「顧客対応力」の下で「集客活動」を繰り返せば、地域商圏に多くの「潜在的敵対客」を増やすという結果になります。

再度述べます。美容業は典型的なリピートビジネスです。
したがって、高い「顧客満足度」を実現できる「対応力の整備」が「集客活動」の大前提となります。

先ずは以上のことを認識します。では、どのようにして「高い顧客満足を実現するか」。この課題について以下のテーマで考察します。

顧客対応の整備。
目次
1,「職分に徹したコスチューム」。
2,コスチュームを統一。
3,「身なりの禁止事項」。
4,再来店率を高める秘訣。
5,再来店率を高める仕組みづくり。
6,美容室の経営管理。
7,把握すべき数値とは。
明日に続きます。