サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

サロン総研・新春メッセージ!

2018-12-31 07:58:08 | 日記


間もなく新たな年を迎えます。
新年は、ブランド力のある美容室を創り、
儲かる経営を目指しましょう。

今年も今日で終わりますが、飛躍の年に向かって心の準備をしましょう。
昨日の続きに成りますが「価格や技術」といった要素を抜きにして選ばれるサロン最強です。

 「あの美容室だから」・「あの美容師だから」という理由は代替が効かないからです。

つまり、サロンの「ブランド化」が出来れば、経営は圧倒的にやり易くなります。
例えば、以下のような状況になります。
◎価格競争に◎地域の評判となり、集客に困らなくなる。 
                                                
◎他では得られない接遇応が、高いリピート率になる。                                                   
◎高料金サロンの客であることを顧客は誇りに思われる。                           
◎スタッフは、このサロンの一員であることに誇りに思う。                                                                                          
以上のように「やり甲斐のあるサロン」が実現できます。                       

新たな年を迎えるにあたり、明日からブランドサロンづくりについて述べて参ります。
明日に続きます

サロン総研・新春メッセージ!

2018-12-30 12:22:26 | 日記


間もなく新たな年を迎えます。
新年は、ブランド力のある美容室を創り、
儲かる経営を目指しましょう。

現在は、あらゆる業種に於いてブランディングを無視して経営を考えていく事は出来ません。
何故なら、どんな業界でも同じような「価格、品質、機能」が揃った商品・サービスが溢れる時代だからです。

例えば、美容室をネットで検索すれば多くの美容室が出てきます。その中から自店を選んで頂かなければなりません。
その究極の手段が「ブランド化」です。

ブランディングすれば「この美容室だから」・「あの美容師だから」という理由でお客に選ばれることになります。
新年はブランド力のある美容サロンにして、高利益の経営を目指しましょう。   

間もなく新年を迎えますが、新年度は全国に約24万店舗ある美容室から、1500店に絞って「高利益サロン」を目指したコミニティを発足させます。地域別割当てとなりますが、間もなく募集を始める予定です。

業種は「美容・理容・エステ」などサロン業に限定します。ここでは、私がブランド力で「高利益」のサロン経営を行ったノウハウの全てを公開して参ります。

既に、私が関係する13店舗で「高料金サロン」で成功していますが、その全てが「一人で経営か、三人のスタッフで経営」の小さな美容室です。このような事例から「小さなサロンに適しているのでは」と思ったりしています。

 どうぞご期待下さい。明日に続きます


連載・美容サロンの差別化戦略。

2018-12-29 10:01:18 | 日記


3-1-2,コンセプトの言語化。
次はコンセプトの言語化ですが、ポイントは標語的に簡潔な言葉で表現することです。
私の場合は「3S(サンエス)徹底」としました。
その理由は「清潔(S)・清楚(S)・質素(S)」の三つのSから取ったものです。

まとめ
では、最後にまとめをしておきます。今の時代は選択肢が過剰にあって、経営の仕方や技術の進め方、スタッフの特長といったことの全てが同じ様に見えているのが美容業の実態です。
このような状況の下では明確な違いが無ければお客様から選ばれないし、明確な違いが無ければ価格競争に簡単に巻き込まれます。
だからこそ、意識的に差別化を行っていく必要がある訳です。    終         

連載・美容サロンの差別化戦略。

2018-12-28 09:44:38 | 日記


3-1-1,コンセプトづくりは感動の要素から。

では、「清潔衛生の見える化」というコンセプトを如何にして創るか?先ずは「感動の要素づくり」から始めます。
「感動の要素づくり」とは端的に言えば、「お客に感動されるような仕事の進め方」です。
これが「清潔衛生の見える化」というコンセプトの原型となります。

例えば、タオル・カットクロス・毛払いブラシは一つずつ紙で包装。鋏・櫛・ヘアブラシは紫外線消毒器から取り出して、カット椅子の斜め前に置いたワゴンの上に並べます。これだけでも差別化に繋がります。

単に髪を切る美容室と、「清潔衛生の見える化」を徹底している美容室では、お客が感じる満足度は確実に「感動のレベル」です。
その証拠として、この「清潔衛生の徹底」が評判となり「口コミ」が拡大しました。
その前提としてスタッフの「清潔・清楚・質素」なコスチュームがあります。

つまり、「清潔・清楚・質素」をサロン運営の全てに浸透させることが、お客を「感動の世界に導く」ということになります。
続きます。

連載・美容サロンの差別化戦略。

2018-12-27 07:44:01 | 日記


3,差別化の基本戦略。

「2-2.」で述べましたが、「機能的商品」のことを、美容業では「本質的商品」と呼びます。
「カット・パーマ・ヘアダイ・メーク」等の技術的なことで。これは私の造語です。

これらの「本質的商品」は直ぐにマネされて、自店独自の強みとしての差別化は難しいです。
では、どうすればいいのか? それは「親切丁寧」等の言葉に代表される「感情的価値」。
つまり、客の「感情に訴える戦略」です。

以下は私共が「顧客満足の要素」を調査したデータです。
「貴方が上手と感じられた要因は何ですか?」というアンケートの質問に対して、
◎一位は「要望を丁寧に聞いてくれた。
◎二位は「親切なアドバイスの提案があった。
となっています。

つまり、カットが「上手・下手」といったハード部分ではなく、お客への対応が「親切・丁寧」といったソフト部分に対して、強い満足を感じるという結果が出ています。

これが「感情的価値」です。機能的価値で差別化が難しくなっている今、この感情的価値による差別化を推進する必要があります。

では、「感情的価値」による差別化の切り口として、どのようなことがあるでしょうか。続きます。