縁とは異なもの味なもので、世界中の人口が何十億人と言われますが、その中にあって今、このブログを通じて皆さんと出会うことが出来たことも、まさしく不思議なご縁です。
不可思議分の一の確率という本当に稀な縁で皆さんと巡り合った結果ですから、「何と有難いご縁ではないか」と言えるわけです。
「有難い」という文字は、「有ることが難しい」と書く通り滅多に無いということを意味します。
おおよそ縁ほど不思議なものはございません。これこそ自然の法則「因・縁・果(いんねんか)」の支配下にあるものと言えます。
その縁を有難いことと感謝しますと、今ここに縁が生まれた皆さん全員が、素晴らしい人に思えるのは当然のことです。
つまり、皆さんは僅か一行の「文字」という普通なら見過ごしそうな縁を活かされたのです。これは決して偶然の出来事ではございません。
これこそが「因果の道理」と言えるものです。「因果の道理」とは、「結果には、そのようになった原因がある」ということです。
つまり、何事にも必ず原因があり、原因なしに起きる結果は、万に一つ、億に一つも無いという教えです。四月になれば新人が入社するサロンもあるでしょう
。
その新人に対して、「よくぞ我々のサロンに就職された」との感謝の気持ちで接すれば、入社した新人も「何と良い先輩たちに巡り合ったんだろうか」と感激してヤル気に燃えるもので、これが生きた人間関係ということです。
また、「士は己れを知る者のために死す」という箴言があります。
これは、どういった意味かと申しますと、例えば「世間では受け入れてくれない自分を、このヤクザ組織の親分は全てを受け入れてくれた。この親分のためなら命も惜しくない」ということに通じます。
これをサロンに置き換えて言いますと、「自分の存在価値を認めてくれる、経営トップのために命がけで頑張る」と言うことになります。
「存在価値」とは、その人の「長所.善行.可能性を高く評価すること」を意味します。