揺り戻し

通信販売が多くなってきて発生した問題。

戸建て向け宅配ボックス｣は物流を変えるか | 卸売・物流・商社 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準



宅急便がだんだんと便利になってきて今が最高点に足していると思います。



企業としてやりすぎたサービス、行き過ぎたサービスが淘汰されていくはず。
21時までの時間帯指定はとても便利ですが…
それで現場を維持するのが難しいのであれば、やめるしかないと思います。



私が思うに、ここまで物流量が増えてきたら…
家まで届けるのは+ 100円
最寄りの営業所まで取りに来てくれれば、± 0円
事業所が指定する大規模営業所まで取りに来てくれる方は− 100円
などとサービスに対しての対価を別に定めれば良いのではないかと思います。


物流会社の経常利益とはよくわかりませんが、今話題となっているアマゾンの荷物を引き受けていない佐川急便と、それを引き受けたクロネコヤマトとどれぐらいの差があるか？


倒産しそうなほど佐川急便の財務状況が悪化していると言う報道はありません。


最低限これぐらいの値段を支払っていただかなきゃ困る、と言う軸がぶれない方が結果的に健全な経営になる気がします。


ある自動車メーカーが、値引き販売で利益を確保しようとし失敗した。
そこで商品力が挙げ、値引きをしない方向に舵を切ったらそこからは、経営危機に陥っていない健全な経営体制を整えたと報道されています。


そろそろ従業員のことを考えないと、会社から人がいなくなり業務そのものが回せなくなる時代が来ます。



株主は経営者のことを思い
経営者は従業員のことを思う
従業員はお客様のことを思う


この良いスパイラルが回り始めた時こそ、その企業が繁栄するのかもしれません。