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いじめ認知件数が増える事は悪いこと?(今の日本のリスクゼロ文化を考える)

2017-10-27 06:43:26 | 日記


今朝のほとんどの全国紙が一面トップであげていることの話題。


見出しを読むだけだと何か非常に悪いことが起きたのではないかと思うような書き方ですが、実際には良いことではないかと思います。


いじめのない世界では素晴らしいものですが、それは現実的に起きようがないことです。


「いじめは必ず発生する」
「かなり少ないが一定数、先生の暴力が発生する」

という前提に立っていないとちゃんと解決できないと思います。

今日本は、(世界もそうかもしれませんが)リスクゼロについてかなり敏感になってると思います。


排気ガス
タバコの煙
臭い
放射線物質


これらすべてゼロじゃないと気が済まない人達が多くなっていると思います。


健康的に被害があるかどうかではなく、実際に影響があるかどうかではなく数値で測れるもの全て0

数字で測れなくてもリスクは絶対ないほうがいい


これでは良い方向には進まないような気がします、極端な思想になりかねない…


ちょっと話がそれてしまいましたが、いじめ問題でリスクゼロありません。

必ずいじめリスクが存在し、悲しんでいる子供たちが絶対にいます。
自分たちの学生生活を振り返り本当にイジメのなかった学生生活を遅れた人間がどれだけいるか。
自分が中心的な存在ならなくても、見て見ぬふりしているのはいじめに参加していること。


私も見て見ぬふりしたいじめはあります。


大人が自分の立場や保身のために、いじめがないと言うリスクゼロを訴えているのは間違っていると思います。


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