レディ・ベス 博多座

博多座１階のお席は緩やかな傾斜のみのようで、開演前に座ってみて後方だと前の人で視界が遮られるのかなぁと心配になりました。でも、センターブロック通路側を購入してたからか、基本的には見やすかったです

久しぶりだけれどもほぼ覚えてるので、メロディーやセリフは「そうそう！」
でも、芝居の違いはわかりませんでした
この回の♪道化が得意な役者はカンカン？ラインダンス？
本当に毎回替えてるのかな。(加藤)和樹さんの回を何度も観ていますが、同じものには当たってないように思います。次は何かなー
今回、和樹さんロビンと古川くんフェリペはオペラグラスでガン見！
でもこれをすると、お二人の表情は堪能できるけど、周りの芝居が見えなくて、一長一短でした特に２幕の猊下vsフェリペのシーンは、(石川)禅さんガーディナーは慌てた感が増えてておかしいし、古川くんフェリペは残酷だし、(吉野)圭吾さんルナールは庇う気ゼロ感が増えてるし、どこを見てたらよいのか迷ってしまい、絶対見落としてるハズです

お散歩中のフェリペさま一行がスペイン人だとバレるシーンで和樹さんが「スペイン語を喋ってる」と言ってたけど、あれはアドリブなのか、初めからあったのか、追加されたのか…他にも様々なところで自然な流れになってるなぁと思いました。


この回のＷキャスト。
ベスははなちゃん(花總　まりさん)。少し声が低く感じたけど、改めて表情が綺麗！だと思いました。
何度観ても、凛としてて終始王女さま。だから、ロビンとのシーンが可愛かった！
戴冠式の女王さまぶりもすごい。今回はロビンと笑顔を交わしてて、なんかほっこりしました。

ロビンは和樹さん。今回とうとうロビン堕ちしてもた
お話が進むにつれて、ベスを大事に思ってることが感じられるところが、和樹さんロビンのイチオシです！

フェリペさまは古川くん。見た目の美しさは
でも、ロビンにになった分、笑顔を向けてて、でも実は違う古川くんフェリペはすごく残酷な人だなーと思いました。
そして大人になる前のやんちゃな王子さまだなぁと改めて思います。そこが可愛い

メアリーさまは吉沢さん。吉沢さんの時は高音ボイスが楽しみなのですが、この回はパワーが減ってたように感じました。劇場が変わったからかな。

アスカム先生は(山口)祐一郎さん。ベスに注意する時の「メッ！」って雰囲気が可愛い。他のシーンでも基本可愛い雰囲気が多くて、石丸さんの厳格なアスカム先生とは正反対だなーと毎回思います。

シングルキャストの皆様は圧巻。
かなめ（涼風　真世）さん、たっちん（和音　美桜さん）はいつ観てもしっかり役を生きたはります。
禅さん＆圭吾さんはパワーアップしたはるような気がします。どこまで行くんだろ？

この回の観劇で自分の中で完結できたようにも思いました。そこまで思えた観劇の後、次に観た時にどのように感じるのか楽しみです！


【ＣＡＳＴ】
　　レディ・ベス花總　まり
　　ロビン・ブレイク加藤　和樹
　　メアリー・チューダー吉沢　梨絵
　　フェリペ古川　雄大
　　アン・ブーリン和音　美桜
　　シモン・ルナール吉野　圭吾
　　ガーディナー石川　禅
　　ロジャー・アスカム山口　祐一郎
　　キャット・アシュリー涼風　真世


どの劇場にもあるロクシタンのイモーテル。

記念に買おうかなー