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トリecoにっき

何かしたり見たり気がついたりしたらecoります。

クモ・蜘蛛・くも

2009年04月29日 23時28分57秒 | Weblog
博物館でやってるクモの特別展を見て、講演会「クモの不思議」(新海栄一氏)に行って来ました。

クモの展示なんて初めてだし、クモの話なんて聞いたことないし。かなり珍しい企画なんじゃないか?

でも実はとあるクモに興味があって、専門家に聞いてみたい事もあって、参加してきました。


子供のころ、ネコハエトリというクモを闘わせて遊んでいたんですけど、
激しい死闘の末に負けてしまったクモは、負けた相手を覚えているようで、
その相手に会うと、すぐさま逃げ出してしまうようになってしまうんです。
他の相手に対しても弱気になってしまってたような気がします。

ですが、とある技でクモの記憶をなくしてあげる(?)と、
再び闘争心が戻り、一度負けた相手に会っても逃げだすことなく、再び闘い、
さらにはリベンジを果たすこともあるのです。


こんなちょっと変な話をいつか専門家にぶつけてみたくて、ぶつけてきました。
結果、
「ネコハエトリとかハトリグモ系には記憶力はあるようだけど、記憶をコントロールしたとかいう話は聞いたが事ないので、そういう事例があるならぜひ発表して欲しい」
というようなお返事をいただきました。

やっぱり。


講演会終了後、ネコハエトリの事についてちょっと話を聞かせてほしいという人に話しかけられました。
ネコハエトリを闘わせる遊びについて調べたりしている人で、「クモの合戦」という本の著者様でした。
その専門家でも、クモの記憶を奪うあの技については知らなかったようです。


ちなみに、ネコハエトリを闘わせる遊びは、千葉県と神奈川県で行われているらしい。超局所的。
うちの実家の千葉県の蓮沼村(現在では山武市)あたりでは「ケンカグモ」と呼ばれていました。
神奈川県では「ホンチ」と言うらしい。
現在の子供たちがまだやっているのかどうか、実家を離れた私にはわかりませんが、ちょっと気になります。
私が子供の頃でさえ、となり町の同年代はそんなの知らねーって言ってたしなぁ。

クモの記憶をうばうあの技は受け継がれているのかどうか。。。
自分の世代でも、あの技を知っている人は少なかったと思うが。。。


そんな事を思うと、
何か記録を残しておかなければ、という気持ちになってきます。

とりあえず、速攻で「クモの合戦」を注文してみました。絶版なので、中古ですけど。

次は蜘蛛学会か!?


なーんて考えながら、せっかくの休日なんで、ビリヤードに。
ブレイクショットを連写してみました。









お!
真ん中のボールだけ動いてない!!


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コメント (3)
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