サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

お料理サークル「ペーチカ」第9回例会報告 簡単で手早くできる御馳走!

2012年10月23日 | ペ-チカ
10月20日(土)午後5時半から東生涯教育センター料理室で お料理サークル「ペーチカ」の第9回例会が開かれました。アリビーナ・ブレンコーワ先生のご指導で13名がビーフストロガノフを作りました。

ビーフストロガノフ(ロシア語ではбефстроганов)という料理について最初にアリビーナ先生から説明がありました。ストロガノフ とは実はロシア人の名前なんです。19世紀のロシアに ストロガノフ伯爵(граф Строганов)という人がいて、この料理は彼の料理人が考案したものだそうです。これが評判になってストロガノフ家にはこの料理を食べたいためにくるお客が増えたとか。その後この料理が広まって 今では家庭で作られるようにもなりました。最初は牛肉をサワークリームで煮るレシピでしたが 今ではさらにトマトピュレーを加えたものもよくあるそうです。

"Очень просто и быстро"(とっても簡単で手早くできますよ!)ということでした。手早く調理するために最初に材料や調味料などをきちんと揃えておくことがポイントです。

材料:約5人前

牛肉 400g
玉ねぎ 大1個
サワークリーム 100g
小麦粉 大匙 山盛り1杯
油 大匙 3
湯 100-150cc
塩・コショウ
ディル 少々

1)最初に玉ねぎを幅5mmくらいにスライス


2)牛肉は1.5cm幅くらいに切る。


3)フライパン2個を用意、油を入れて熱する。


4)ほぼ同時進行で ひとつのフライパンで玉ねぎを炒め、もうひとつで牛肉を炒める。



5)玉ねぎにざっと火が通ったところで小麦粉をまぶし、お湯を入れてしばらく煮る。

6)サワークリームを加え(トマトピュレーを入れる場合はここで加える) よくまぜてから炒めた牛肉を加え、塩コショウで味付け、ふたをして5-10分煮る。できあがりに刻んだディルをふる。

ほんとうに簡単に早くできてしまいました!

つけあわせで一番ポピュラーなのはマッシュポテトだそうです。バーミセリやマカロニということもあるそうですが 今日はバターライスにしました。炊きたての熱々のご飯にバターと塩をたっぷり加えます。


今日は着物美人も!(昼間はお茶会で、そのまま駆けつけてこられたそうです。)


ニンジンの皮をむくのも怖々の人や調理師免許を持つ人、先生の説明をちゃんと聞いてない人、詳細にメモを取る人、ロシアに住んでいた人、行ったことのない人、、参加者はいろいろですが和やかに、そしてなかなか手際よくおいしい料理を作りました。

今度はリンゴとキャベツのサラダを作ります。

材料:5人前
キャベツ  小1/4個
りんご 大1/2個
ニンジン少々
サワークリーム 100cc


1)キャベツは千切りに


2)リンゴとニンジンはスライサーで細く切る。(ニンジンは堅いのでごく細く)


3)これをサワークリームで和える。
サワークリームは手に入りにくいので(あっても高価)、プレーンヨーグルトと生クリームを同量ずつ混ぜたもので代用。


これでできあがりです。塩もコショウもまったくなし!(驚きました!)

こちらはトマトピュレーを入れたヴァージョンのビーフストロガノフ。



さてお料理ができあがりました!紅茶をいれて Стол накрыт !(テーブルの支度ができました。)
楽しい試食の時間!


バターライスは塩もバターもかなり大胆に入れたように見えたのですが 脂っこくもなくビーフストロガノフにぴったりのつけあわせになりました。メインディッシュには塩が効いているので
塩で味付けしないサラダがちょうどいいのかもしれませんね。

干しいちじくと梅酒の梅入りのケーキ(差し入れ)も出て、


次回はたぶん来年になりそうですが ボルシチが習いたいという声がありました。
12月9日(日)のヨールカ祭では 皆さんのご協力をいただいてブリヌィを作りたいと思います。

また 今週末 (10月27・28日)中区栄で「ワールドコラボフェスタ」という国際交流イベントが開かれますが 日本ユーラシア協会もワールドカフェにブースを出します。ピロシキと紅茶、ロシアの小物、ウクライナのジャムなどの販売をしますのでぜひお出かけください。
ワールドコラボフェスタについて詳しくはこちらを!



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