『アルパインクライミング考』 横山勝丘著
何が面白いって、本文はもちろんながらこんなにしっかり注釈を読んだ本は初めてかも。注釈もまるで本文かのように面白かった!
——整いすぎた環境に少なからず違和感を覚えた
多くの不安を抱えながらのクライミングにぼくは飢えていたのだ。―—
未踏のラインに魅了され実行できるのは実力がある証拠。私にはそんな実力はないので誰かが引いたラインで遊ばせてもらっても十分楽しい。ただ、整い過ぎた環境に少なからず違和感を覚えるのも分かる。私も実力があれば未踏ラインに踏み出すのかな?いやチキンだからしないか。自分が把握できる範囲内でしかしないな。本気で本当にやりたいなら実力を上げる努力を惜しんでは駄目ね。