サラーム …「平和」

紛争地域パレスチナの女性たちが伝統手刺繍を活かし手作りした
製品を販売することで女性たちの自立を支援する市民団体です

ノートルダム清心、学園祭の報告(広島市)

2015-05-26 | 活動のお知らせ・報告

5月23日、24日

ノートルダム清心のバザーが終わりました。
23日24日とも雨の予報が、なんと前線が南に下がったとかで
二日ともいいお天気でした。

生徒さんたちは、教科やクラブの発表。
そして保護者、同窓生の食販や販売と、
学校中、人でごった返します。
アイスクリームや、タコ焼きに列をなし、
熱気にあふれた二日間でした。


サラームも、同窓会のマイショプコーナーに
参加させてもらいました。
卒業生が集まり、昔話に花が咲いたりで、楽しい時間でした。

多くのお客様が刺繍を見て、すごいねとの感想や
趣旨に賛同して丁寧に品選びをしてくださったり...
たくさんの方の協力で商品の販売ができているのを改めて感じました。
ありがとうございました。







 


ノートルダム清心学園祭での出店のお知らせ

2015-05-22 | 活動のお知らせ・報告


ノートルダム清心中高等学校学園祭(広島市西区)

5月23日(土)10:00~16:00
    24日(日) 9:00~16:00
同窓会マイショップコーナー(高校校舎1階)に 出店します。
  また、いつもお世話になっている「コーヒーストーリー・ニシナ屋」さんも
  2日間同じ部屋で出店されます。


~どうぞ、皆様お越しください~

 


GW報告・その2~フラワーフェスティバル~

2015-05-11 | 活動のお知らせ・報告

ひろしま フラワーフェスティバル

ひろしまフラワーフェスティバルには毎年出店しています。
今年も多くの方と出会い、支えられた3日間の報告です。

5月3日(日)~5月5日(水)
広島市中区 平和大通り

【5月3日】
あいにくの雨でしたが、
雨の中でも見応えのあるパレードを多くの人が楽しんでいました…




この日、印象に残ったお客さまを紹介すると…

どうしてパレスチナを選んだのですかと尋ねられた
エジプトとシリアからのカップルの方、

パレスチナに行ったことがあるという小さなお子さん連れのお母さん。
世界のビールを飲み歩きが趣味なんだそうです。
やはり、入国の際は大変だったとのことです。

友だちが持っていたのでと立ち寄ってくださったご婦人、
同じ小銭入れを探して購入してくださった男性など…。



【5月4日】

朝、準備をしているころは小雨まじりのあいにくのお天気でしたが、
お昼頃から晴れて午後は暑いくらいでした。



お天気が良くなったせいか、人出もぐっと多くなりました。
印象に残ったお客さまは、ご自身も同じ様な小物作りや刺繍をされてる
ご様子の上品なご婦人。これだけのものはこの値段では無いとおっしゃり、

支援させて頂きますとマルチポーチを買ってくださいました。
最後のお客様は母娘と見られるお二人。
色違いでひも付きバッグを買ってくださいました。

お母様の方はオカリナを入れるとおっしゃっていました。
その他、パレスチナがどこにあるかわからなかったけれど、
作品を見たことをきっかけに
知ることができました、
とサラームのパンフレットを持って帰られた方もありました。

若い方にはアクセサリーやしおりなどが人気でした。
高校生二人のお手伝いで、見てくださるお客様が増えた気がします。










【5月5日】
天気も良く、よさこいのパレードもあったので人出は多くにぎやかでした。
栞や十字架のペンダントなど手ごろなものが良く売れました。

フラワーフェスティバルでの出店の場合、教会のバザーでは出会わない方、
いろいろな方が来られ、時には
内心ドギマギしながら販売することも…

また、売り上げは全部パレスチナの女性へ寄付することを知って、
「それなら買います」と、ペンケースを買ってくださる方や、
「毎年買いに来てます」という方もおられるので、
並んで出店していた他のグループは年々減ってきましたが、
毎年出店することに意味があるなぁと思いました。




常連の方、初めての方、様々な出会いがあるのもフラワーフェスティバルならでは…

今年も、皆さま、ありがとうございました。


GW報告・その1~五月が丘まるごと展示会~

2015-05-09 | 活動のお知らせ・報告

五月が丘 まるごと展示会

広島市佐伯区の五月が丘団地内では、
期間中、自宅を開放し作品の展示や販売を行う「五月が丘 まるごと展示会」が開かれ、
毎年多くの方が展示会の地図を見ながら団地内の家々を訪問されます。
5月1日(金)~3日(日)
広島市佐伯区 五月が丘団地内
「五月が丘 まるごと展示会」の地図などは4/25付のブログでも紹介しています。
 →http://blog.goo.ne.jp/salam-idna/e/28bd1fdc2ae8d53a0bed242fbe1f265b


5月1日、2日は夏のような暑い日差しでしたが、
3日は、朝から、小雨が降り止みませんでした。


小笠原邸の一部にサラームの刺繍製品を置かせていただいての販売も
三年目となりました。一日の来場者は60から70人。
小笠原さんの人脈もあり、多くの方がご主人の抽象作品を見に来られます。





そもそも、「まるごと展示会」は、作家、宮迫千鶴さんからのアドバイスと、
地域の活性化を頼まれていた方とのマッチングで始まったと聞きました。

女性が柔軟に運営する。自宅を解放する。
これは、全国にもない取組だそうです。
あるお宅には1000人ぐらい来られるとか。
個性豊かな、また、才能豊かな展示をされているお宅も多いけれど、
来場された方と気軽に話をしたり、思わぬつながりを発見したり、
無理をせず普段を見てもらうだけ、と小笠原さん。
パンフレットを見て、どんな刺繍か見に来ました、とか、
去年これを買いましたと、刺繍を見せてくださったり…。
何より、場所を提供してくださっている小笠原さんが、
「綺麗な刺繍があると、皆さん喜ばれるのよ」と。
その言葉に有り難く甘えています。









最初の2日間は雲一つない晴天、真夏のようでした。
広い団地の中のイベント会場となっているお家を、
地図を片手に訪ねて歩くオリエンテーリングのような形式なので、
皆さん汗をかきかき来られます。



お昼前くらいからは、次から次へお客様の途切れることがありませんでした。
目の詰まった刺繍作品を見て、「これは織物ですか?」と聞かれた男性、
その手作業の刺繍に驚かれ御自分のペンケースをお買い上げ下さり、
帰りがけに再度立ち寄られ、奥様のお土産にポーチを購入してくださいました。
うれしい出会いでした。



小笠原さん宅の中庭は静かでとても居心地のいい空間です。
色とりどりのサラームの刺繍作品をゆっくり見ていただけるのはもちろんですが、
五月が丘が生んだ作家さんの手芸品、陶器、
そして現代アートの大きな作品をこんなに間近に見ることができるって、
とっても素敵だと思いました。



3日目は朝から雨。
刺繍製品も室内へ…









多くの方々との出会いも嬉しい「まるごと展示会」。
ありがとうございました。


パレスチナ便り~市場~

2015-05-02 | 敏子のパレスチナだより

パレスチナの敏子さんから届いたメールを紹介します



マハネエフダ市場探検


西エルサレムには大きな市場があります。
食料品から衣類まで、何でも屋が声を張り上げて
隣の店と競争を
しながら盛り上げています。
西エルサレムなのでイスラエル人側です。
イスラエルに来る前や来た頃、
テロ事件がよくあった所で、
ここに来ることは止められていました。

人の出入りは多く、車もバスも渋滞してい
ます。
駐車場はいつも満杯です。
市場での買い物の良さは、スーパーマーケットよりも
新鮮で安いところですが、駐車場代が高く、
最終的には
割があわない気がしていましたし、
これまでは、市場は小汚いというか、狭苦しく、
ヘブライ語がわから
ないと買い物がしにくい気が
していました。
しかし最近は市場が整理されつつあり、
お洒落な店が増えて
います。
例えばパン屋、チーズの専門店、ワイン屋、ケーキ屋です。
そして歩き疲れたら、お茶やランチ
も手軽で美味しいものが
沢山あるのです。いわゆる屋台的な店がお洒落なんです。
写真を撮ったのは老舗のドライフルーツの店、魚屋。





魚は買うこと(食べることもあまりない)はありませんが、
サバが売られていました。





この日はユダヤ人でインドに長く住んでいた人の
ベジタリアンインド料理店でランチの予定でしたが閉店…
その店の裏道を通ると、なんと中東料理店の屋台が!
こうした発見があるのが市場ですよね!
マハネエフダのサイトです。http://www.machne.co.il/en

       ~敏子~