サラーム …「平和」

紛争地域パレスチナの女性たちが伝統手刺繍を活かし手作りした
製品を販売することで女性たちの自立を支援する市民団体です

2月19日バザーの報告とお礼

2012-02-27 | 活動のお知らせ・報告

2月19日(日)「平和アピール1981」記念行事(2/13ブログ参照)
サラームのバザーがありました。

当日は朝から凍てつく寒さでしたが、ミサ後は真っ青に晴れ渡った空の下、
今回は、いつもの刺繍製品の他に、パレスチナの食材を使って、工夫して
作っていただいたクッキー、カップケーキ、パンの販売もありました。

さて、今回の目玉(?)、その中東風味のお菓子やパンとは?・・・
感想や作ってくださった方の苦労話も含め報告します!!

【パン】…水本敏子さんがパレスチナから持って帰った果物や種を
エキスごと板状に伸ばし乾燥させたビニールシートのような
不思議な食べ物を切り刻んで生地に入れ(凄いアイデア!)、
くるみをアクセントに、この不思議なビニールシート(?)の痕跡も
残さず溶け込んで、ほんのりした甘味のある美味しいパンに変身。

【カップケーキ】…ケーキ生地と上に掛けたアイシング(粉砂糖を溶かしたもの)に
ナツメヤシジャムを入れ込み、ちょっとモカ茶ぽい色の仕上がりになっていました。
ケーキの甘味は抑え気味にしてアイシングでアクセントをつけ、見た目も可愛い
カップケーキになりました。

【クッキー】…アイスボックスクッキーの作り方で平らに伸ばした生地に
ナツメヤシジャムを塗り、海苔巻きのように巻き、切った切り口が
渦巻き模様になった
さくさくの美味しいクッキーになりましたが、
ナツメヤシのジャムが緩すぎて、
作るのに苦労されたそうです。
ゼリー状に加工することを思いつき、形にはなったそうですが、

家中ベタベタになったと笑っておられました。

 それぞれのお菓子には、何を入れて作ったかがわかるように
素敵なラベルも付いて、
とてもよく工夫され、見た目も可愛く、
味も程よい甘味で美味しく、すぐ完売しました


  

多くの方が色々な形でバザーに協力してくださり感謝します。

ありがとうございました。

★また、この「平和アピール1981」記念行事での
後藤政志さん(元原子力プラント設計技術者・APAST理事長)の
講演 「原発に完全に安全なシステムはない~失敗が許されない技術~」の画像は
下記で見ることができます。参考までに。
  http://youtu.be/zgZT-RjNfZE


「平和アピール1981」記念行事にてバザー

2012-02-13 | 活動のお知らせ・報告

2月19日(日)「平和アピール1981」記念行事(↓下記参照)で
ミサと講演の合間の時間にサラームのバザーがあります。
パレスチナ刺繍製品の他、今回は、
中東の味の手作りクッキーも合わせて販売予定です。


★2012年「平和アピール1981」記念行事
 原爆と原発に向き合い「平和の使徒になろう」
 
・2月19日(日)
  (会場)世界平和記念聖堂
(広島市中区:幟町カトリック教会)
  
    9:30~  平和祈願ミサ
 
 
10:50~12:00 第一部 講話
      ・広島教区長 前田万葉司教
        「原爆と原発から平和を思いめぐらす
            ~被爆二世として生きて~」

  14:00~16:00 第二部 講演
      ・元原子力プラント設計技術者・APAST理事長
            後藤政志さん
         「原発に完全に安全なシステムはない
           ~失敗が許されない技術~」

 お待ちしておりま~す!!