サラーム …「平和」

紛争地域パレスチナの女性たちが伝統手刺繍を活かし手作りした
製品を販売することで女性たちの自立を支援する市民団体です

五月が丘まるごと展示会&フラワーフェスティバル

2019-05-08 | 活動のお知らせ・報告

ゴールデンウィーク…
皆さま、どのようにお過ごしでしたか?
サラームでは、今年も例年通り、
・5/1~3「五月が丘まるごと展示会」
・5/3~5「広島フラワーフェスティバル」 2か所で出店しました。

第13回 五月が丘まるごと展示会(5/1~3)
広島市佐伯区 五月が丘団地で、毎年ゴールデンウィークに、
それぞれ自宅を開放し
芸術作品・手工芸作品などを展示したり、販売したりする
「五月が丘まるごと展示会」。
団地内にお住いの小笠原さんに声をかけていただいて始まった
サラームの参加も8年目となりました。
北に向け開口部のあるアトリエには、ご主人の遺作である現代美術作品の展示。
そして1日中、日当たりが良く風が通り抜ける中庭で、
サラームの商品を並べさせていただいています。
また、友人が作られたり、集められたりした古布やバッグ、陶器などの展示販売も。
小笠原さんの人柄と人脈の広さで、いつも大勢のお友達が
五月が丘3丁目の上の方まで上がってこられます。
そして話に花が咲き、ゆっくりと小笠原邸で過ごされていきます。
また、今年は、東京から長女さんが帰郷され、
4年生と2年生の二人のお孫さんが力強い店員として頑張ってくれました。
お客様にパンフレットをお渡しし…、お釣りをお渡しして…、
「ありがとうございました!」と、…素敵な手助けをいただきました。
また、小学生がお祖母ちゃんやお母さんにあげたいと、
お財布を握りしめ、買うものを一生懸命探したり。
ある方は「このポーチばかり使ってるから、隅が擦り切れてしまって、
新しいのを探しに来たの。」と言ってくださったり。
また、東京の友人に送りたいので…と、
そのお友達と携帯で写真のやり取りをしながら商品を決めてくださったり。
好天に恵まれ、小笠原邸の穏やかな中庭で3日間もあっという間でした。
ありがとうございました。

フラワーフェスティバル(5/3~5)
広島市中区の平和大通りでGW恒例イベントのフワラーフェスティバルが開かれました。





良いお天気に恵まれました。
 3日目は「よさこいパレード」が11時から行われ、
老いも若きも元気のいい思考を凝らしたよさこい踊りを見せてくれました。
立ち止まってくれる方はそれほど多くはありませんでしたが、
毎年探して来てくださる方も多いです。
豪華刺繍の手提げバッグを以前お買い求めくださった方から、
とても気に入って愛用されており、お友達から素敵なバッグだと褒められるのだと、
嬉しい言葉をいただきました。
こんな時思います。 丹精込めて作ってくれた女性たちにその言葉と笑顔を伝えたいと。
丁寧に作ってくださるイドナの皆さんに感謝です。
また、小学3年生くらいの可愛いお客様、しおりを見てくれていたので、
「何色が好き?」と聞くと、「赤。」と答えたのだけど、
俵型の紫色の筆入れに一目惚れしたようで、赤い色違いもお見せしたのだけれど、
「やっぱりこれ」と紫に決定。ところが、彼女のお小遣いはちょっと足りなくて・・・。
そこに優しいお父さんの助け舟あり。
無事彼女は一目惚れの筆入れを手に入れて帰っていきました。
どうか、いつまでも彼女のそばで可愛がってもらえますように。



今年のフラワーフェスティバルで印象に残った少年たちのことをお伝えします。
中学生と思われる二人連れ。 オリーブの小物類を見てくれていたので、
「パレスチナって知ってる?イスラエルは?」と話しかけながら、
第2次世界大戦後の歴史だけ少し説明すると、熱心に聞いてくれて、
一人が “しおり” を買ってくれました。
きっとお小遣いで買える範囲だったのでしょう。
純真で健気で、でもこれをきっかけに知らないことを知ろうとしてくれたら、
こんなうれしいことはありません。
フラワーではそんな出会いがありますね。



大型連休だった方も、お仕事頑張った方も、
季節の変わり目、疲れが出て体調を崩すことのないように…。

皆様のあたたかいご支援に感謝申し上げます。
ありがとうございました!