出勤途中に地震が起きたら、日本人は行くのか戻るのか
6月18日月曜日。
最高に憂鬱な気分の週始め。
いつもどおり沈んだ気分で通勤電車に乗っていたんですよ。
そしたら…
電車内に鳴り響く緊急地震速報。
そうです。
散々報道されておりますように、この日の朝のまさに出勤時間帯ど真ん中に大阪府北部を中心とした震度6弱の地震が発生いたしました。
当然電車は線路上に停車。
車内アナウンスで「大きな地震が発生しましたので緊急停車します。運転再開には相当の時間を要すると思われます」と。
「マジかよー。このままどれくらい缶詰されんだい?めんどくせーな…。でも、会社行かんでええかも知れんからラッキー」
それが正直な感想。
震源地から離れていたせいか、それとも電車で揺られていたせいか、地震の揺れはまったく感じなかったのでそんな呑気なことを思ったのかも知れない。
幸い電車は最寄り駅まですぐのところだったので、10分くらい停車の後最寄り駅まで移動。
扉を開放してくれたので缶詰状態にはならなくて済んだ。
ま、その駅で結局3時間ほど居りましたが…。
で、無事であることの報告と当然当分出勤出来そうにも無いので上司に連絡。
ま、上司も含めほとんどの社員が同じ状況ではあったのだが…。
動かない電車の中で、スマホで地震の状況を見ると…え?震度6!?そんなに大きい地震だったの!?
こりゃ当分電車は動かないだろうなぁ。
さて、どうやって家に帰ろうか…。
そんなことを考えていると、会社から通達が。
「臨機応変に行動して下さい」
え?どういうこと?
帰れってこと?何とかして出勤しろってこと?
電話もメールも通じないので、先ほどの上司への連絡も含めこの通達もLINEで。
LINEって災害に強いんだなぁなんて妙に関心しつつ、この「臨機応変」の意味を会社に問うた。
その返事は…
「出勤出来るならして下さい。」
は?
オレは自分の目を疑ったね。
震度6もの大きな地震。
被害状況もハッキリ分からない。
ましてやこれだけの地震だから今後も大きな余震が起こる可能性だってある。
それは阪神淡路大震災や東北の震災で学んだことでは無いのか?
出勤出来るならしろなんて、この指示により会社に向かう途中で余震が起こって被害に遭って最悪亡くなりでもしたら会社はどう責任を取るのだ?
東北の震災でも最初の地震の後、判断を誤ったがために津波に飲まれた多くの人が居たのをもう忘れたのか!?
そりゃね、ライフラインに関わるような仕事をしている方や消防、警察、病院、役所の方なんかはどうにかして出勤すべきやと思う。
が、オレの勤める会社なんて世の中に別に無くても困らないような商品を扱う会社だ。
無理してまで出勤する必要はまったく無い。
最初の「臨機応変に」の通達は大阪支社長からの通達。
後の「出勤出来るならして下さい」の通達はオレが勤務する営業部からの返答。
ははーん…。
この判断は恐らくバカ部長の独断だな…。
このバカ部長、台風なんかで警報が出て公共交通機関が動いてなくても「何とかして会社に来い」と言うくらいの社蓄の鑑のような人間だ。
バカ部長は社員の安全よりも会社の利益優先か!?
今はそんな時代でもあるまいし。
が、仕方無い。
聞いてしまった以上は会社に向かわねば…。
…と言いつつも電車はまったく運転再開する気配なし。
さてどうすべきか?何て思っていたら結局地震発生から1時間半後に会社から連絡が。
「駅まで車で迎えに行く」と。
地震発生前にすでに何人かが出社していたようで、その社員が駅で足止めされている社員を分担して迎えに来るのだそうで。
そりゃ来てくれるのは有難いが、これまた何かあったらバカ部長はどう責任取るの!?
ま、そんなことは考えても無いんだろうなぁ。
そこがバカと呼ばれる所以なのだが…。
その後無事駅まで迎えに来てもらい、渋滞した道路を走り、結局会社に着いたのは6時50分に家を出てから5時間半後の12時20分。(通常は1時間40分で着きます)
疲れた…
でも、まだ出勤できない社員も大勢いたよ。
オレも駅で電車を待ってたらもっと時間がかかってたかもね。
で、だ。
そんなに苦労して会社にたどり着いたのに、待ってた指示は「社内で待機」。
は?じゃあ何で迎えをよこしてまで出社させたん!?
しかも!
しかもですよ!!
13時過ぎには会社から「帰宅できる人から順次帰宅しなさい」との指示が。
はああああああ!?
もう一度言う。
何で迎えをよこしてまで出社させたん!?
恐らく。
恐らくですよ。
つーか、確信してますけど、会社の指示は当初から臨機応変に行動。すなわち、自ら危険と思えば帰れば良いし、帰宅するよりも会社に出た方が安全なら出社しなさいだったのだと思う。
が、バカ部長は独断で「会社に来い」と指示をしたと思われます。
ホンマに社蓄やな
クズやな
死ねばいいのに
まあ誰も被害に遭わなかったから良かったようなものの、独断で妙な指示を出すなっつーの!
つか、そんなに会社が大事ならお前だけ勝手に出社して電話当番でもしてろやクソがぁ!
(地震の以降は電話は不通だったので鳴らなかったけどね)
幸いオレは会社を出た15時ごろには日ごろ利用している和歌山方面への交通機関はほぼ復旧してたので帰宅できた。
が、震源に近い大阪北部方面に帰る社員はまだまだ交通機関が動いて無い状況。
帰れ言われてもどうやって帰るん?
ここで3度目やけど言う。
何で迎えをよこしてまで出社させたん!?
家に帰ってテレビを点けたら当然全チャンネルは震災関連ニュース。
夕方6時を過ぎれば帰宅難民?で溢れる駅の様子も映し出される。
疲れきった表情のサラリーマンやOLのおねいさんの顔を見てオレは思ったよ。
ああ、この方々たちも社蓄の餌食になったんだな
…と。
今回の規模の地震でも、多くの方々が何とかして出社した。
冒頭のリンクのレコードチャイナの記事にも
「ルールを守る習慣は、日本人の骨身に染みている」
「東日本大震災が起きた東京では5時間かけて歩いて帰ったっていうしね」
「仕事に対する意識の高さがうかがえる」
なんて書かれているけれど、オレは違うと思うねん。
「会社が来いと言うから仕方なく行った」
これが本音やと思うねん。
地震の恐ろしさは日本人は良く知っている。
そんな中で、自分よりも会社なんて思う人間がどんだけ居るねん。
…と散々文句を言いつつもオレも出社した一人やから結局はオレも飼い慣らされた社蓄なのかな
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6月18日月曜日。
最高に憂鬱な気分の週始め。
いつもどおり沈んだ気分で通勤電車に乗っていたんですよ。
そしたら…
電車内に鳴り響く緊急地震速報。
そうです。
散々報道されておりますように、この日の朝のまさに出勤時間帯ど真ん中に大阪府北部を中心とした震度6弱の地震が発生いたしました。
当然電車は線路上に停車。
車内アナウンスで「大きな地震が発生しましたので緊急停車します。運転再開には相当の時間を要すると思われます」と。
「マジかよー。このままどれくらい缶詰されんだい?めんどくせーな…。でも、会社行かんでええかも知れんからラッキー」
それが正直な感想。
震源地から離れていたせいか、それとも電車で揺られていたせいか、地震の揺れはまったく感じなかったのでそんな呑気なことを思ったのかも知れない。
幸い電車は最寄り駅まですぐのところだったので、10分くらい停車の後最寄り駅まで移動。
扉を開放してくれたので缶詰状態にはならなくて済んだ。
ま、その駅で結局3時間ほど居りましたが…。
で、無事であることの報告と当然当分出勤出来そうにも無いので上司に連絡。
ま、上司も含めほとんどの社員が同じ状況ではあったのだが…。
動かない電車の中で、スマホで地震の状況を見ると…え?震度6!?そんなに大きい地震だったの!?
こりゃ当分電車は動かないだろうなぁ。
さて、どうやって家に帰ろうか…。
そんなことを考えていると、会社から通達が。
「臨機応変に行動して下さい」
え?どういうこと?
帰れってこと?何とかして出勤しろってこと?
電話もメールも通じないので、先ほどの上司への連絡も含めこの通達もLINEで。
LINEって災害に強いんだなぁなんて妙に関心しつつ、この「臨機応変」の意味を会社に問うた。
その返事は…
「出勤出来るならして下さい。」
は?
オレは自分の目を疑ったね。
震度6もの大きな地震。
被害状況もハッキリ分からない。
ましてやこれだけの地震だから今後も大きな余震が起こる可能性だってある。
それは阪神淡路大震災や東北の震災で学んだことでは無いのか?
出勤出来るならしろなんて、この指示により会社に向かう途中で余震が起こって被害に遭って最悪亡くなりでもしたら会社はどう責任を取るのだ?
東北の震災でも最初の地震の後、判断を誤ったがために津波に飲まれた多くの人が居たのをもう忘れたのか!?
そりゃね、ライフラインに関わるような仕事をしている方や消防、警察、病院、役所の方なんかはどうにかして出勤すべきやと思う。
が、オレの勤める会社なんて世の中に別に無くても困らないような商品を扱う会社だ。
無理してまで出勤する必要はまったく無い。
最初の「臨機応変に」の通達は大阪支社長からの通達。
後の「出勤出来るならして下さい」の通達はオレが勤務する営業部からの返答。
ははーん…。
この判断は恐らくバカ部長の独断だな…。
このバカ部長、台風なんかで警報が出て公共交通機関が動いてなくても「何とかして会社に来い」と言うくらいの社蓄の鑑のような人間だ。
バカ部長は社員の安全よりも会社の利益優先か!?
今はそんな時代でもあるまいし。
が、仕方無い。
聞いてしまった以上は会社に向かわねば…。
…と言いつつも電車はまったく運転再開する気配なし。
さてどうすべきか?何て思っていたら結局地震発生から1時間半後に会社から連絡が。
「駅まで車で迎えに行く」と。
地震発生前にすでに何人かが出社していたようで、その社員が駅で足止めされている社員を分担して迎えに来るのだそうで。
そりゃ来てくれるのは有難いが、これまた何かあったらバカ部長はどう責任取るの!?
ま、そんなことは考えても無いんだろうなぁ。
そこがバカと呼ばれる所以なのだが…。
その後無事駅まで迎えに来てもらい、渋滞した道路を走り、結局会社に着いたのは6時50分に家を出てから5時間半後の12時20分。(通常は1時間40分で着きます)
疲れた…
でも、まだ出勤できない社員も大勢いたよ。
オレも駅で電車を待ってたらもっと時間がかかってたかもね。
で、だ。
そんなに苦労して会社にたどり着いたのに、待ってた指示は「社内で待機」。
は?じゃあ何で迎えをよこしてまで出社させたん!?
しかも!
しかもですよ!!
13時過ぎには会社から「帰宅できる人から順次帰宅しなさい」との指示が。
はああああああ!?
もう一度言う。
何で迎えをよこしてまで出社させたん!?
恐らく。
恐らくですよ。
つーか、確信してますけど、会社の指示は当初から臨機応変に行動。すなわち、自ら危険と思えば帰れば良いし、帰宅するよりも会社に出た方が安全なら出社しなさいだったのだと思う。
が、バカ部長は独断で「会社に来い」と指示をしたと思われます。
ホンマに社蓄やな
クズやな
死ねばいいのに
まあ誰も被害に遭わなかったから良かったようなものの、独断で妙な指示を出すなっつーの!
つか、そんなに会社が大事ならお前だけ勝手に出社して電話当番でもしてろやクソがぁ!
(地震の以降は電話は不通だったので鳴らなかったけどね)
幸いオレは会社を出た15時ごろには日ごろ利用している和歌山方面への交通機関はほぼ復旧してたので帰宅できた。
が、震源に近い大阪北部方面に帰る社員はまだまだ交通機関が動いて無い状況。
帰れ言われてもどうやって帰るん?
ここで3度目やけど言う。
何で迎えをよこしてまで出社させたん!?
家に帰ってテレビを点けたら当然全チャンネルは震災関連ニュース。
夕方6時を過ぎれば帰宅難民?で溢れる駅の様子も映し出される。
疲れきった表情のサラリーマンやOLのおねいさんの顔を見てオレは思ったよ。
ああ、この方々たちも社蓄の餌食になったんだな
…と。
今回の規模の地震でも、多くの方々が何とかして出社した。
冒頭のリンクのレコードチャイナの記事にも
「ルールを守る習慣は、日本人の骨身に染みている」
「東日本大震災が起きた東京では5時間かけて歩いて帰ったっていうしね」
「仕事に対する意識の高さがうかがえる」
なんて書かれているけれど、オレは違うと思うねん。
「会社が来いと言うから仕方なく行った」
これが本音やと思うねん。
地震の恐ろしさは日本人は良く知っている。
そんな中で、自分よりも会社なんて思う人間がどんだけ居るねん。
…と散々文句を言いつつもオレも出社した一人やから結局はオレも飼い慣らされた社蓄なのかな
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大きな地震の場合、家に帰るか会社に行くか、はたまた近くの避難場所に避難するか。
それこそ「臨機応変」が求められます。
が、わが社の場合…というか、バカ部長の場合「とにかく出勤しろ」ですから。
出勤してどうなるの?どうさせたいの?まったく意味が分かりませんでした。
上がバカだと下は苦労します…。
まあ今回は大きな地震の危険性を忘れて居た頃だったのでちょうど思い出すにはよい機会でした。
今度同じようなケースが起こったら、自己判断で臨機応変に行動します。
え~さんご無事で何よりです。
会社にいくかどうかは、自分で判断したいですよね
会社にいわれていくのはちょっと。
職場にものすごく近い位置での震災ならわかりますが・・・
自宅のほうが近い場合は自宅に帰してほしいですよね。
東京も頻繁に地震はあるんですけどね。
大きいのくれば自宅は倒壊しますから、会社側は
心配してるんですけどね。
車も立体にいれたので、そのあたりは心配です。
小さい地震が頻繁にくるのもあれですが、
大きい地震はきてほしくないですね。
幸い大きな被害も無く良かったですが、それでもこういう状況の中で出社を命じたバカ部長。
ホンモノのバカだと再認識しました。
社内の雰囲気とは?電車ですか?それとも迎えに来た車の中ですか?
電車内は皆さん落ち着いていましたよ。
そういうところはいかにも日本人って感じです。
迎えに来た車の中は…もう会社に着くまでほぼバカ部長の悪口大会です(笑)
迎えに来させてまで出社しなくちゃいけないなんて、サラリーマンは辛いですね。
車で来た人も何でこんなことしてるのかな!?って思ったでしょうね。
車内はどんな雰囲気でしたか?
ブログネタになるための1日でしたね。お疲れさまでした。