サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

カレー事件で思ったこと

2005年07月02日 09時21分39秒 | 時事ネタ
毒物カレー事件 真須美被告2審も死刑 「無罪主張の供述、都合よく事実捏造」 (産経新聞) - goo ニュース

和歌山毒物カレー事件。
我が故郷で起こった大事件。
で、2審もやっぱり死刑判決出たけど、オレちょっと思ったことがある。

真須美被告の刑はすべて状況証拠のみで決定したやろ。
実際に毒入れたとこ見たヤツ一人もおらんのに。
でも「黒」と判断された理由は真須美被告はヒ素使って保険金詐欺をやったことがあるからやろ。
それに加えて近所の住民との付き合いうまくやってなかったっつーのもあるやろな。
普通カレー鍋の周りでウロウロしてたんだけ見られただけやったら「アイツ怪しい」ってことにならんはずやもんな。
その日は他にも鍋当番おったはずやもん。
もし真須美が言ってることが真実で、他に犯人おったとしたらエライことやで。
近所の住民と仲の良くない真須美がヒ素扱えるのを知ってて、ヒ素使ったら真っ先に怪しまれるのは間違いなく真須美やと踏んで犯行に及んだヤツがおったとしたら…
そして狙い通り真須美は捕まり2審でも死刑判決…

もし真須美が表向きごっつ愛想のええオバハンやったとしたら、「あんないい人がそんなことするはずがない」って思ったん違うかな。
要するに、今回の事件にも先入観が大きく働いたん違うかな。
前にも述べたけど、裁判員制度が始まったらその先入観で有罪にも無罪にもしうる、つーことがあるいうことにオレは不安なんや。

勘違いせんといてな。オレは真須美を弁護してるわけではないで。
可能性として、先入観が状況証拠だけで、動機も分からんまま人を死刑にしうるっつーことが不安なだけ。
そしてそれをオレらが決める時代が来ることが不安なだけ。

ま、捜査協力費を裏金になんかにしないし、毎年予算を全部使い切るほど熱心な活動をしてくれてる日本の警察が逮捕した真須美被告や。間違いなく犯人やと思うけど。
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