国内世論もG7も支持しているのに…ごく一部の強硬反対派のためにLGBT法案が通らない自民党の深い闇
今日のネタはオレ個人の意見です。
冒頭の大袈裟なタイトルの記事に関しての素朴な意見と疑問です。
賛否はあるやも知れませんが、まあお気軽に読んでもらえたらって思います。
まず冒頭の記事のタイトルから。
国内世論も支持?ごく一部の強硬反対派?
そうかな?
オレにはむしろごく一部の強硬推進派(自称「人権派」の活動家)のみが大騒ぎしているように思えるけど?
日本は、G7諸国の中で唯一、同性カップルの婚姻を認める法律も、LGBTQなどの性的マイノリティーの差別を禁止する法律もない。
それはそういう法整備をする必要が無いからじゃないの?
日本人って基本は「助け合い」精神が根付いている民族。
そりゃ日本人全員がそうかと言われたら違うけど、でも全体的にはそういう傾向があって、LGBTQなんて言葉も世間に知られて無いころから存在していたそういう人達も、そうでは無い人達もお互い配慮しつつ地域に溶け込んで普通に生活できていたから法律なんて必要なかっただけじゃない?
今まさに差別に苦しみ、死にたいと思い詰めている人たちがいる。1秒でも早く法律をつくってほしい。それがスタート地点だということを強く言いたい。
そういう人がいるのも認めるよ。
でも、そうでは無い人もおるやん。
何で「こういう人ばっかり」みたいに書いてるん?
別にLGBTQやなくても差別に苦しみ死にたいと思い詰めてる人もおるだろうよ。
だったらそういう人も助けてやれよって思うけど。
法律で差別を禁止することに、反対する政治家がいるのはなぜか。「父親が頂点に立ち、“女・子ども”はそこに付き従っていくという家父長制をベースにした家族観が根強く、それに反するものは排除したい。そのため夫婦別姓や同性婚に反対しているのだと思います」
何時代の話しとんねん
今の時代はむしろ家の中ではお父さんは肩身の狭い思いをしてる人の方が多いんじゃないのか?
普段はお父さんをATMとしか思ってないくせに、こういう時だけ家父長制とか持ち出し、LGBTと何の関係があるんだ?としか思えないのに無理やり差別と結びつける。
一体どんな思考回路してたらこうなるん?
反対する政治家はむしろ「今までは女性だけの空間に、自称女性の男性が入り込むことで女性の権利が侵害される可能性がある」から反対してんじゃないの?
この法案通ったら女風呂、女性用トイレ、女子更衣室なんかに「私は自認する性は女性ですよ」と言えば男性でも入れるようになるんやで!?
ほら、最近出来た歌舞伎町タワーにあるジェンダーレストイレ。
あそこ、一部の男性は女性が入って来るまでわざとトイレから出てこないって話も聞いたで。
あと、パパ活(要は売春)に都合の良い場所と化しているとも聞いたで。
多様性と言えば聞こえがいいが、「区別」を無くすと結局こういう事に使われるんですよ。
差別はアカン。区別は必要。
何度も言ってるけど差別と区別をごっちゃにしたらアカンねんて。
だから反対!とまでは言わないまでも絶対に身体も心も女性の権利が侵害されることへの配慮は必要でしょ。
自民党支持者の間でも、「成立させるべきだ」は46.6%にのぼり、「成立させるべきだと思わない」と答えた21.1%の2倍以上だった。
それホンマ?
まあ自民党支持者の話ではそうかも知れないけれど、先日行われた内閣部会、性的マイノリティ特命委員会の合同会議では反対・慎重18名に対して賛成10名と、なんか記事とは逆の結果になっているんですけど?
要は自分たちに都合の良い部分だけ言ってるんじゃないのか?
…とは言っても結局反対の方が多いのに「部会長一任」で散開になったとか。
じゃあ部会長が賛成だったら法案が通ってしまうってこと?
仮に全員が反対でも部会長が賛成だったら法律が出来てしまうってこれが本当に民主主義?
LGBTQへの差別よりもこっちの方が大問題やん。
アメリカのエマニュエル駐日大使もメディアのインタビューに対し、差別禁止を定めた法律がなく、同性婚を認めていない日本に対して「早期に法律を制定すべきだ」と語っている。
これ、内政干渉だと怒っている議員さんが多々いるとネットで見たぞ。
普段は何でもアメリカの言いなりになるな!とか言うてるくせに、自分たちに都合が良い時だけ「アメリカの駐日大使も言ってるぞ!」なんて、どんだけご都合主義なんだと思う。
さらに、オレはどっちか言うたら保守的思想やからたまたまそういう記事がヒットするのか、オレがネットで見る限りではLGBTQの張本人の方々も「こういう法案いらん!」言うてるって見たぞ。
何で張本人で反対してる人もおるのに「ほどんどが賛成だ!」みたいになってるの?
結局当事者に意見を聞かず、ごくごく一部の意見のみで進めているんじゃね?
そう進めるのは結局広島サミットで「ええ顔したい」だけでは無いのか?
LGBT法案 超党派議連の岩屋毅会長 訴訟活用リスク「ない」
↑これよこれ。
超党派の「LGBTに関する課題を考える議員連盟」の会長を務める自民党の岩屋毅元防衛相は産経新聞のインタビューに応じ、19日開幕の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を巡り「議長国として、取り組みが進まないわけにはいかない」と述べ、法制化を進める必要性を強調した。
ほら、もう言っちゃってるやん。
広島サミットにまでに何とかせなアカンと。
さらに記事では…
──トランス女性が女性専用スペースに入る可能性は、法制定の前後で変わらないと
「まったく変わらない。当然、入場を断ることになる。日本の法令に従い、建造物侵入ならびに公然わいせつ罪などに問われることになる」
──トランス女性が女性浴場への入浴を拒否され、訴訟を起こしても理解増進法は使われないと
「根拠にはならない。裁判に活用されることはないと思う」
…ん?
じゃあなんで急いで法整備する必要あるん?
今までどおり、いや最悪でもじっくり議論するでええやんかって思うのはオレだけか?
結局広島サミットありきの法案なんやんか。
これ、ごくごく一部のフェミニスト(活動家)のせいで当の本人たちの意見を無視し成立した「AV新法」と同じ図式やん。
大勢が反対してる(とオレは認識している)のに少数派の声のみが大きく取り上げられて多数決という民主主義の基本が無視され成立しようとしているこの法案。
LGBTQの問題の前に、民主主義がないがしろにされる前例が作られようとしてることに問題は無いのか?とオレは問いたい。