民主主義って何だ！？

憲法・アベノミクスに審判　参院選、未明にかけ大勢判明

今日は参議院議員選挙の投票日ですな。
皆様、投票にはもう行かれましたでしょうか？
オレはこのブログを書き終えたら行ってまいります

さて今回の選挙。
一体争点は何だったの？

今回冒頭にリンクを貼った天下の朝日新聞様は憲法・アベノミクスに審判なんて書いているけども、それが争点だったとして野党はどんな公約を掲げていたんでしょ？
まったく分かりません

オレもそんなに一生懸命新聞を読むタイプでは無いし、ましてや我が家は朝日新聞と並ぶ左側通行の毎●新聞を購読です。
そんな左側新聞をさらっと読むだけですので、目に入った内容を要約すれば

アベノミクスは失敗
消費増税延期で社会保障を置き去り＆負担を先送り
自民が議席を2/3獲れば憲法が変わって戦争になるぞ！

…的なことが日々言葉を替えて、時には読者の声として、時には有識者の声として書かれていたような気がする。
すなわち、野党候補も似たような主張を全国各地で繰り広げていたんでしょうよ。

で。
オレは言いたい。

左側新聞及び野党候補の方々。
安倍政権を批判するのは構わない。
いわば「それが仕事」みたいなもんだから。
でも、限りなくウソに近いようなことを言って印象操作を行うのはいかがなものかと思う。

いちおう今回の争点の一つと言われている憲法改正。
左側の方々は「憲法が変わって戦争になるぞ！」なんて。

ならないっつーの。

与党が議席を2/3獲って即憲法が変わるほど日本国憲法は簡単に改憲できません。
中学校の公民の授業で習っただろうが。
議員の2/3の賛成で出来るようになるのは簡単に言えば国民に「憲法を変えてもいいですか？」と問う権利を得るだけ。
その問いかけを受けて、憲法改正に賛成か反対かの国民投票が行われ、有効投票数の過半数以上の賛成でようやく改正するんですよ。
自民党支持者にも憲法改正に反対派は数多くいるだろう。
半分の賛成を得るなんてなかなか簡単な話では無い。
それをすぐにでも憲法が変わって戦争になるぞ！的な論調、いい加減にしなさいって話ですよ。

それに。
「国民のために」「戦争反対！」と声高に言うだけで、国防に真剣に向き合わない政党なんで本当に国民のことを考えているのか！？とオレは言いたい。
最近の東シナ海での中国の傍若無人な行い、すなわち日本の国防に関わる重要な問題はまったくの無視なんですかい？
憲法改正＝即戦争。安保法案＝戦争法。
某政党の議員さんは防衛費を殺人予算と思わず本音を言って失言してましたけども、そんな無茶苦茶な理屈を言うて国防を甘く見ているような政党なんで誰が信じますかいな。

アベノミクス失敗？
オレにも成功か失敗かは分からない。
少なくとも景気が良くなっている実感は無いよ。

「だから野党候補に投票しましょう」

…には結びつきますか？
ならんでしょ。
だって、野党側の対案が見えないんだもの。

いや、対案らしきものを言うてる政党はあるよ。
最低賃金を1,500円にします！とか。
農家の個別補償をします！とか。
言うのはええわいな。
結局聞きたいのは「で、財源は？」てコトなんですよ。

数年前に某政党が政権を獲ったころ。
事業仕分けで埋蔵金を出す！
公共事業を減らして税金の無駄使いを減らす！
高速道路を無料にして、ガソリンの暫定税率廃止します！
我々が政権与党の間は消費税増税の議論すらしません！

…なーんて言うてた記憶がございますけれども、オレもその言葉に騙されましたけれども、結局はどうだった？って話ですよ。
埋蔵金なんて出てきやしない。
公共事業に頼らないと内需の拡大もできない。
高速道路はごくごくごくごく一部を除いて無料なんてなりゃしない。
最後は消費税上げます言うて政権崩壊。
そんな政党にアベノミクス失敗！だから我々にやらせろ！なんて言われても「おもしろい冗談ですね？フフン」と鼻で笑っちゃいますよ。

何が言いたいのかっつーと。
結局今回の選挙で左側の方々から聞こえて来たのは安倍政権の悪口だけ。
もうね、いい加減にしなさいって。
民意？
安倍政権は選挙という民主主義の象徴とも言える方法で誕生した政権。
それをバカにすると言うことは、すなわち「国民はバカだ」と言ってるに等しい。

そんな連中に「我々は国民のことを考えてます！」なんて言われても信用できますか？
オレ、他人の悪口しか言わない人間とは、いくら親しげな口調で寄ってこられても絶対に友達にはなりませんので。
選挙でも同じ。
基本、公約だの政策だの以前に信頼に値しない人にはオレは投票しません。

オレは自民党支持者では無い。
自民党は100点とも言わない。
けれど、口先だけの人には入れたくないとなると、最終的に入れるのは…これ以上は申しますまい。
今夜20時以降には各地の結果も分かることだから。

今回の選挙でオレの一番の感心はこれまで選挙権の無かった18歳、19歳の若者たちがどれだけ選挙に行ってどの政党を一番支持したのか。
左側マスコミなんかが国会前とかで「民主主義って何だ！？コレだ！？」なんて大騒ぎしてた自称「若者代表」の連中をやたら持ち上げておりましたけども、本当に若者の声は国会前で安倍さんの悪口を言ってる連中と同じなんだろうか？

オレの予想。
今夜20時以降にまた大騒ぎしだすだろう。
「選挙結果だけが民意だとは限らない」「多数決は民主主義ではない」
とか意味不明な理論を振りかざして。


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