講師 倉澤昂雲先生
受講生 5名
初めにどんな言葉を作品にするか考えます。
文字数と板の大きさや配置を考えてから、
次にどんな書体にするか字典で調べ清書に入ります。
筆を使って何枚も書き、先生に添削してもらい、自分で納得できるまで書きます。
人によっては数十枚書いて一番良いものを選びます。
ここまでの作業が、作品の良し悪しを決める一番大切な学習になります。
続いて板に字を写し、彫ります。
字を浮かせるか、彫るか決めて、ノミで彫ります。
鎌倉彫では、薬研彫りをしますが、
刻字では線に対して垂直に近い舟底型にして彫るのが良いそうです。
彫りあがったら、色を付けます。
最後に印の位置を決め、彫って色を付け、仕上がりです。
作品が仕上がった時の喜びは大きいです。
お互いに、鑑賞し合って、ホールに展示しました。
受講生の感想
*久しぶりに作品を作り、新たに感動の日々でした。ありがとうございました。
*今回も倉澤先生の懇切丁寧なご指導により、素晴らしい作品が出来上がりました。本当にありがとうございました。
*先生のご指導が細かな点まで丁寧に指導していただけるのでありがたかった。
指導員 勝山