講師 小林清軒先生 受講生12名(新規受講生 8名)
6月17日、24日、7月1日、15日 午前午後 8単位
今年度は例年より多い12名の受講者がありました。
初めての方が多かったので、段階を踏んで丁寧に指導していただきました。
最初は石印材の印面を平らに磨き、
どんな言葉(文字)(姓・名)を彫るか決め、篆書字典で調べ、墨で書きました。
次に石材に言葉(文字)を裏返して写し取り、彫りに入りました。
篆刻用の印刀は普段使わないものですので慣れるのが大変だったようですが、
先生や先輩の方々に丁寧に教えていただき、
なごやかな雰囲気の中、講座が続きました。
でも、仕上がりは思っていた以上の出来栄えで
みんな満足していました。
作品は色紙に捺して、事務室前に展示してありますのでご覧ください。
指導員 勝山
講師 荻原翰水先生 特別講師 呉一騏先生 受講生 13名(新規受講生 13名)
5月6日から月2回の講座を6回実施して
7月8日に終了しました。
ほとんどの方が佐久創造館主催の講座には初参加です。
水墨画に初めて挑戦する受講生も多く、
用具の準備も先生に指導していただきました。
各回ともその日の題材について荻原先生に示範をしていただきながら
個別指導も丁寧にしていただきました。
講座の回が進むごとに、
筆の使い方や墨と水の含ませ具合などの表現技法を習得し、
墨の濃淡が創る奥深さなど水墨画への魅力も増しました。
最終の第6回講座では、特別講師の呉先生に
水墨画の本質に触れた指導もしていただきました。
<受講生の感想より>
*技法など難しく考えさせず、自由な雰囲気で楽しい3カ月でした。
ますます水墨画が好きになりました。
*初チャレンジで墨の濃淡の世界の奥深さを少し知り、
面白さも感じ、濃淡と水で表現することは素晴らしい世界と思いました。
*思った以上に難しかった。後期も参加してがんばりたい。
水墨画体験講座「花シリーズ」後期は、9月2日、16日、10月7日、21日、11月4日、11日(いずれも土曜日)の6回です。
後期のみの参加者も募集しております。体験してみてはいかがですか?
指導員 山嵜
平成29年度第1回の能楽特別講座「能の謡と舞」を開催しました。
宝生流能楽師金井雄資先生(重要無形文化財保持者)に東京から来ていただき、午後2時から始めました。
受講生は、仕舞9人(女性)、謡2人(男性)が1人ずつ稽古をつけていただきました。
今年の受講生が習う仕舞は、羽衣・草紙洗・山姥・鞍馬天狗、謡は、経政です。
仕舞については、扇の扱い方、しかけ、視線の方向、場に立つこと、
体の角度、回り方、ピタッと止まるところ、進む方向、すみとりなど
一つずつを 丁寧に行うことを教えていただきました。
謡については、強吟のつきあげ、はねあげ、まわしなどを何度も謡って教えてくださいました。
また、仕舞でも謡がきれいに謡えるようにしなさいと指導されました。
一人一人に対しての部分的なご指摘がありましたが
全体として、気持ちを表現することの大切さ、
上品であることを強調されました。
終了後、先生のお言葉一つ一つをかみしめ、
早速これから稽古に励んでいこうと受講生一同話し合いました。
次回の能楽特別講座は、10月27日です。
この時は一般公開いたしますので、多くの方々に見ていただきたいと思っています。
指導員 久保田
7月2日佐久創造館で公益社団法人佐久青年会議所主催のチャイルドワークスがおこなわれました。
これは、佐久地域の企業がこの事業を通じて、子どもたちが未来への夢や希望を抱ける様な出店をし、
子ども達は様々な仕事内容について知り、実際に職業体験をしてみます。
そして将来の自分の目指す職業についての選択肢を増やし、いずれ自分が就くことになる職業に対しての夢を抱きやすくするための催しです。
当日は、午前、午後各200名の子供、保護者合わせて1000名の参加で、29の仕事に、真剣に取り組んでいました。
事務員 畠山