佐久創造館ブログ

佐久創造館での催し物、サークルの活動などを紹介します

能楽講座 6月7月の稽古

2016年07月16日 | スケッチ

能楽講座は年間通して仕舞・謡の練習をしています。 午後の女性の稽古は主に春日初江先生による仕舞と謡のけいこです。

6月の講座は、特別に能面をつけて稽古をしました。佐久創造館には能面師一條八郎氏が寄贈してくださった能面がたくさんあります。
能面には、いろいろな種類(尉系・女系・男系・怨霊系・鬼神系など)があるのですが、女性の仕舞なので今回は女系の面を付けました。
取り扱い方を習い、顔にあてて、目の位置を合わせて姿勢をよくして歩いてみました。なかなか難しくて緊張しましたが、
何回も繰り返して畳のヘリをまっすぐにすり足で歩きました。舞台の上の鏡に全身を映して練習しました。

 

  

7月の講座は、初めに「櫻川」の謡を習いました。 次に「立ち方」「手の位置」「顔の向き」「足の運び」を稽古しました。
5月にも稽古したのですが「今年は基本をもう一度、稽古しましょう」ということで、先生の教えを受けながら7月も真剣に稽古しています。
歩くというのとは違って「足の運び」は難しいけれど、稽古を続け、先生に直していただいているうちに形が決まってきました。
家でも毎日続けること、講座でも毎回稽古することとしました。毎回熱心に指導していただく春日先生に感謝しています。

 

10月18日には、能楽特別講座で宝生流能楽師金井雄資先生に一人ずつ仕舞・謡を指導していただきます。
自主練習でその稽古も続けています。講座はいつでも見学できますので興味のある方は創造館までお出かけください。

指導員  久保田

 

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