第43回大朴会書作展

  
  

9月26日（土）・27日（日）の2日間、佐久創造館の体育館で、第43回大朴会書作展が開催されています。
時間は、午前9時～午後5時（27日は午後3時）までです。

＜大朴会の紹介＞
　大朴会は昭和46年に大森万里先生の提唱で創設され、現在は
会員数約80余名です。大朴の名は天来先生の名号の一つです。
　天来先生の書論・書法をふまえて、天来精神を継承し、無限
に生々発展させ、いささか書道文化の進展に寄与したいと考え
ています。
　大朴会は、比田井天来・小琴・田代秋鶴・桑原翠邦の諸先生
の流れを汲む書道団体で古法帖主義の旗を掲げ純正書道の道を
進め、全日本書芸文化院と密接な関係を有しています。

＜比田井天来の書論＞
一、書芸の妙は筆力沈着にして飛動の意あり。
　　気象雄大にして変化極まりなく、而も一家の体貌ありて、
　　古法に違わざるを尊ぶ。　　　　　　　　　（書道春秋）

二、総ての芸術の進境順序は博覧と自得に始まり、発見となり、
　　悟入となり、考察工夫となり、然る後に創作となって現る
　　る者である。　　　　　　　　　　　　　　（書道提要）

事務担当　荻原